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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

多様性の確保

2014年02月03日 | 研究
お店でプリムラを盛んに販売しています。
室内で育てると、ちょうど今が開花期だからです。
よく見ると花の真ん中から雌しべ(柱花)が飛び出ています。
つまりこれは長花柱花です!
隣のピンクのプリムラは短花柱花でした。
この2つのタイプ間で授粉することで
遺伝子の多様性を図るサクラソウ類の戦略です。
しかし雄しべと雌しべが同じくらいの高さの
等花柱花というタイプが増えているといいます。
この花は自家受粉できるのでクローンが生まれてしまいます。
クローン集団は環境の変化に対応できない危険な集団。
実は種差海岸のサクラソウもクローン群落でした。
何とかして多様性を確保したい。
チームフローラフォトニクス5年目の挑戦が始まります。



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