花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

中秋の名月って?

2015年09月23日 | 学校
「中秋」とは文字通り旧暦でいう秋の真ん中。
旧暦で秋は7~9月なので、中秋とは旧暦の8月、
つまり新暦でいう9月頃となります。
この時期の満月を「中秋の名月」といいます。
ではそれは何月何日でしょうか?
旧暦で答えるのであれば簡単。
毎年「8月15日」と答えれば正解です。
なぜなら旧暦は月の満ち欠けで出来ているので
満月である十五夜はその月の15日と決まってるからです。
しかし新暦で答えなさいといわれたら
ちょっと換算表をみないと即答できません。
調べてみると今年は9月27日。
なんと名農ファーマーズマーケットが開催される日ではありませんか!
中秋の名月といえばお団子とススキ。
ススキは魔除け、丸いお団子は豊作のお礼もありますが
月に見立てて物事がうまくいくようにという願いをあらわしたもの。
そんな願いをこめて神様にお供えされました。
お彼岸の彼岸団子は仏様、月見団子は神様へ。
ちなみに月見団子は十五夜になぞらえれ十五個お供えするようです。
いよいよ秋真っただ中。
名農のもみじも少しですが色づきはじめました。
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トマトなのに桃太郎!

2015年09月23日 | 環境システム科
環境システム科の2年生が学んでいるマーケティング。
教科書だけではなかなか理解しにくいので
少し体験をいれながら具体的に学んでいます。
題材となるのがこのトマト。
オレンジ色をしていますがミニトマトではありません。
名前はご存知の方もいると思いますが、桃太郎ゴールドといいます。
桃太郎といえばタキイ種苗が育種した日本を代表するトマト。
このトマトを使ってトマトピューレを作りながら
マーケティングに必要な知識と技術を学んでいます。
この桃太郎は見ての通り、保存のため凍らせています!
さて凍らせても上手にピューレができるか楽しみです。
では現在、桃太郎ブランドにはいくつ品種があるかご存知ですか。
実は25品種もあるそうです。
桃太郎を開発する際、タキイが目指したのは硬い果肉。
硬い果肉を持たせ、熟した状態で収穫しても
すぐ柔らかくならないようにするというものでした。
当時のトマトは柔らかくなりやすかったので
出荷する際は青い状態で収穫していました。
これでは美味しくありません。
そこで長い年月をかけて誕生したのがこの桃太郎。
今までにない美味しいトマトなので
わざと野菜らしくない名前をつけたといいます。
消費者と生産者の双方のニーズに応えた桃太郎。
そのおかげで今や日本のトマトのかなりのシェアを占めています。
みなさんが食べているトマトは何ですか?
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秋晴れ、それとも小春日和?

2015年09月23日 | 学校
澄んだ青空に麗峰名久井岳。
9月になると「いかにも秋」というさわやかな風景が増えてきました。
さてこれを「秋晴れ」と表現すべきでしょうか?
はたまた「小春日和」と表現するのが正しいのでしょうか。
ちょっと調べてみると秋晴れは、とにかく秋の晴れた日の意味。
したがってこの場合、秋晴れは問題ないようです。
では小春日和はどうでしょう?
これはだめ。小春日和は晩秋から冬にかけて
春のようにぽかぽかと暖かい晴れた日をいいます。
俳句では冬の季語になっているぐらいです。
つまり9月ではまだ使うのが早いようです。
さて今度の日曜日は八戸市のポータルミュージアム「はっち」で
名農ファーマーズマーケットが開催されます。
はっちの方がいうには開催2年目なのに
すでに人気イベントに位置づけられているようで
市民から問い合わせがあるといいます!
農産物販売はもちろん目玉コーナーですが
寄せ植えや植物工場紹介など各科の生徒が行う
体験型ワークショップが子供や大人にとても人気で
嬉しいことに来場された方の多くが
「名農ってこんな勉強しているんだ」と感心されます。
名農生の半分は八戸市の子供たち。
しかし名農は八戸市にないので
中学時代は文化祭に来たこともなかったとみんないいます。
それだけにファーマーズマーケットは名農を知ってもらうよい機会なのです。


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