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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

妙丹柿

2010年12月01日 | 学校
南部柿ともいわれ妙丹柿(みょうたんがき)です。
「まるごと青森」(http://marugoto.exblog.jp/)では次のように紹介しています。

1948年に発行された『果樹園芸学上巻(菊池秋雄著)』のなかに
「三戸郡の妙丹は200年前後の老木は少なくない」と記述されているそうです。
つまり250年以上前から栽培されていることは間違いありません。
一説では、当時の南部藩主が、参勤交代の折、福島から大根に挿して
持ち帰ったいくつかの枝のひとつが妙丹柿の先祖だと伝えられているそうです。

写真のこの木は南部町から五戸町に向かう国道沿いの大木です。
しかし残念ながら妙丹柿は渋柿。お湯やアルコールで渋抜きするか
皮を剥いて干し柿にするしかありません!
現在、チーム・フローラ・フォトニクスではまったく新しい方法で
渋抜きに挑戦しています。すでにデータは分析にまわっていますが
なかなかの手ごたえです。もちろん担当は食いしん坊の女子たち。
食べたいが研究もモチベーションを高めています。

先週のデーリー東北日曜版の教えて先生のコーナーでも
名農の教員が妙丹柿について取り上げています。
ご覧下さい!
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