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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

緊急速報「やっちまったな」

2025年07月23日 | 学校
昨日、大阪万博会場で開催されたQ1研究発表大会の決勝戦。
全国290余チームの中から何度もある予選を勝ち抜いたTOP3が
頂点を競ってプレゼンを披露しました。
名農以外はSSHの進学校の理科部や科学部。
なんと部員が100名以上いるというから驚きです。
かたや全校でも100余名の超がつく小規模高の名農。
どう考えても力の差は歴然です。
ところがご覧ください。優勝のQ1トロフィーを手にしているのは
その名農ではありませんか。
これには会場に詰めかけたたくさんのオーディエンスも拍手喝采。
でもビギナーズラックでもまぐれでもありません。
みなさん納得の拍手だったはずです。
なぜ名農がこの栄誉に輝いたのでしょう。
名農は今日終業式で明日から夏休み。
大会を紹介しながらその辺りを探ってみたいと思います。
まずは応援してくださった皆さんに朗報を伝えたくて
急いでアップロードしました。
FLORAは今日の夕方、三沢空港に着く予定です!
なお今日の地方紙新聞一面がFLORAとの噂?
帰ったらぜひ読みたいと思います!
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巻き返しに期待

2025年07月22日 | 学校
これは校長室前の掲示板。
名久井農業高校のその年に受賞した文化的活動の記録を貼り出しています。
まだ1学期なのにすごい数と思われるかもしれませんが、これは昨年受賞したもの。
実は、その年の受賞第1号が出るまでは前年度のものを掲示しておくという
勝手に決めたルールがあります。つまりこの状況を見ると、
今年は、残念ながらまだ受賞がないということがわかります。
FLORAは2年生3年生とも、まもなく大きな大会に出場しますが
勝ち抜いているのは予選。まだ結果が出ていないので掲示されないのです。
確か昨年の今頃は、すでに新しいものに貼り替えられていました。
では、いつもの年より出遅れているのでしょうか。
そんなことはありません。そもそも多くのコンクールは秋から冬が多く
この時期は多くないのです。昨年は、柿や野菜の研究班が大活躍し
1学期の受賞がありましたが、いつもはこんな感じです。
さて先日ポスター発表会に出場したFLORAは
嬉しいことに今年初受賞となりました。また今日のお昼には
大きなEXPOホールに立ち、パフォーマンスを披露します。
体験入学が終わったら掲示板を一新する予定。頑張りましょう!
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シャインハット

2025年07月21日 | 学校
大阪万博のシンボルのひとつであるEXPOホール。
通称「シャインハット」の見取り図です。
座席の色は真っ白。こんな素敵な会場、そうあるもんじゃありません。
ステージのサイズは18m。スクリーンはとんでもないサイズです。
4月12日の開会式ではこのステージでコブクロがテーマソングを歌いました。
そんな演台もないこの大きなステージにFLORAは登壇し
10分間のプレゼンテーションを披露するのです。
さらに質疑応答は20分間。ホームページに紹介されている
その道の専門家との意見をやりとりが待っています。
スポットライトを浴びながらのプレゼンテーションを
人生最高の舞台として捉え、いかに楽しめるかが成功のポイントです。
さてFLORAは本日11時に三沢空港から伊丹空港を目指します。
そして夕方には会場入りし、下見する予定。
名農はまもなく長い夏休みに入ります。
大会の様子は、また皆さんに徐々にご紹介したいと思います。
どうぞお楽しみに!
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地球環境防衛軍

2025年07月16日 | 学校
近年、気候変動や生物多様性の危機などから
大学で地球の環境問題について学び、研究者や技術者になろうという
高校生が増えているといいます。ではどこの学部で学ぶのでしょう?
環境問題はあまりに範囲が広く、
さらにいろいろな要素が絡んでいるので複雑。
すぐ思い出せる学部はありません。
そんな彼らが目指すのが農学部。
地球は生き物。実験や現地の活動を通して生命、自然、地球などを
学び研究できるからです。農業イコール農家しか結びつかない地方と
ずいぶんイメージが違うものです。これは高校とて同じ。
つまり農業高校は農業後継者だけの学校ではないのです。
FLORAの正式名称は環境研究班。
得意なのは気候変動などに対応できる技術開発。
まさに地球環境防衛軍青森支部です。
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不確実性の時代だから

2025年07月11日 | 学校
先日のニュースで農業を学べる小学校が紹介されていました。
今でも小学校では野菜や花を育てる体験学習はありますが
この学校は農家体験などもっと深く体験して学べるのが特徴。
とんでもない倍率だそうです。
そういえば東京など都会にも農業高校はありますが
こちらはいつも高倍率。コンクリートジャングルの都市だから
緑や動物に癒されたいのだろうと一見思いましたが
実は違うところに人気の理由があるようです。
ご存知のとおり、現代は不確実性の時代。
目まぐるしく社会は変化し、数年前に学んだ机上の知識が
あっという間に時代遅れになってしまうことも日常です。
そんな時代を乗り越えるに必要なのは、自ら考え行動する力。
この力を育てるには経験しかありません。いつまでも親はいません。
子供たちに変化し続ける社会を自らの力で進んでいってもらいたいと願う
親御さんが、今大切なのはさまざまな経験と考え
それができる農業を勧めているようなのです。
農業高校のイメージは相変わらず栽培飼育。しかし実際は環境や食、健康福祉、
商品開発、地域活性、ITなど広範囲。取材で来られた方は皆さん目から鱗。
知らなかったとびっくりされます。
もっともっと農業高校の学びを正しく伝えたいものです。
写真は南部町の名刹法光寺に500年ぶりにハスを咲かせようと
取り組んでいる2017年のFLORA。地域の文化を守る。これも農業の使命です!
体験入学は8月。イメージが覆る体験をしてください!
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