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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

さらなるチャレンジ

2025年06月09日 | 環境システム科
フルーツの里「南部町」のニューフェイスを探しているFLORA。
東北や北海道では馴染みのないイチジクの栽培に取り組んでいます。
しかし案ずるより産むが易し、問題なく元気に育っています。
そこで、さらなるチャレンジが始まりました。
それが地中海の代名詞でもあるオリーブ。
日本でも小豆島など温暖な地域で栽培されています。
でも調べてみると雪の降る山梨県でも栽培されているとのこと。
氷点下10℃でも耐えられる品種もあるようです。
だったら試してみたくなるのがFLORAの悪い癖。
そこで1本だけ耐寒性のある苗木を見つけてきました。
現在、温暖化で世界的に収量が減少しているオリーブ。
オリーブオイルがなかったら欧米はどうなるのでしょう。
イチジクの次はオリーブ。地球規模の環境問題に
食の視点から取り組んでいるFLORAです。
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データロガーにお願い

2025年06月08日 | 環境システム科
横着者のFLORAは、結成当時から
温度の計測と記録はデータロガーにお願いしてきました。
ところがいつも使っているアメリカ製のものは
数年前になぜか代理店がなくなり、手に入らなくなってしまいました。
現在は以前購入したものの中から、まだ記録できるものを細々と使っています。
しかし今年の1〜2年生は、そんなデータロガーを6個も使うとのこと。
そこで春から探していたところ、3,000円というお安いロガーを発見しました。
ちょっと不安でしたが、使ってみると意外と簡単。
PCに接続するとデータを回収でき、グラフも作れます。
さらに1日1時間に1回、計24回測定したとすると、なんと3年半も記録可能。
実際はもっと短い間隔で測定しますが、充分です。
調べてみるとやはりアメリカ製。しかしイギリスや中国にも
会社があるらしく、このお安い価格は中国生産だからかもしれません。
なにはともあれ、スタートに間に合いました。
Jr.が取り付けたのはなんと葉の裏。
気温ではなく葉面温度を測定しようというのです。まるで体温計です。
使い方は自由。このように今年もFLORAはデータロガー頼みです。
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表情が硬い

2025年06月08日 | 環境システム科
これは大阪万博行きを一足早く決めた2年3年の混合チーム。
名付けてFLORA SELECTです。
一昨日、地元新聞社さんが7月のファイナル進出を決めた彼らの
取材にやってきました。混合チームはお互い刺激しあえるので
今まで以上の力を発揮していますが、取材は面倒。
なぜならクラスが違うので、全員集まれるのは放課後しかないからです。
今年初めての取材対応。慣れっこのはずの3年生もちょっと表情は硬いようです。
3年生がこれだから2年生なんかもっと緊張。
笑顔どころかカメラを睨んでいます。
記者さんも「笑顔で!」と注文していますが、最後までこんな顔でした。
大阪でのファイナルでは、間違いなく笑顔は最大の武器になるはず。
もっともっとリラックスして楽しんでもらいたいものです。
今週は別の新聞社やテレビ局の取材を受けるFLORA SELECT。
笑顔を見せましょう!
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2年草を育てる2年生

2025年06月07日 | 環境システム科
土肥実験室のスポンジから野菜が芽を出しました。
これはセリ科の2年生植物(2年草)のミニニンジンです。
ところで2年草とはどんな植物なのでしょう。
面白いことに播種した年には花が咲かず、
翌年にやっと開花結実して一生を終える植物をいいます。
2年かかるので1年草や多年草とは分けて扱いますが
どんな植物があるのでしょう。
実はお馴染みのゴボウ、パセリ、キャベツ、レタスなどが入ります。
とはいってもこれらの花などあまりお目にかかりません。
なぜならどれも実ではなく葉や根を食べる野菜なので
花の咲く前の1年目で収穫してしまうからです。
そんな2年草のニンジンを育てているのはFLORAの2年生。
どちらも同じ2年生です。しかしFLORAはこのニンジンを
なんとお得意のミストで栽培しようとしています。
果たして根菜類は育つのか。苗がミスト装置にセットされました。
ミスト育ちの根菜、初めて目撃するかもしれません。
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いじめ、カッコ悪い

2025年06月07日 | 環境システム科
こちらは女子のJr.。
生物工学実験室の定温器内で野菜を栽培しています。
野菜は二十日大根と小かぶ。
いずれも冷涼な気候を好む根菜類で適温は25℃以下。
30℃を超えると生育が悪くなります。
それなのに彼女は定温器の温度をなんと33℃に設定。
これはいけません。いじめです。
でも彼女は野菜に何やら吹きかけています。
これは大量の泡沫。どうやら泡で野菜を覆っているようです。
4月に行った予備試験で泡が野菜を熱から守ることを知った彼女。
そこで今回は実際に栽培してみることになったのです。
しかし葉菜類だとちょっと泡が気になる人もいると思い
可食部が地下にあり、泡が直接付着しない根菜類を選んでいるのです。
イメージでは野菜の上にノズルをつけ、
気温が上がったら一斉に噴霧することになりますが、今回は手動。
あと数週間、地道な噴霧作業が続きます。
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