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2010年に読んだ本【2月】

2011年01月04日 17時59分25秒 | 本と雑誌

ガンパレード・オーケストラ 緑の章 (電撃文庫)ガンパレード・オーケストラ 緑の章 (電撃文庫)
未プレイなのでキャラの名前を覚えるまでは一苦労。しかし、慣れてくると”芝村”らしいキャラ造形で厚みが感じられる。まあ5121小隊が安易に使われている気もするけれど、まとまった良い作品なのは間違いない。
読了日:02月01日 著者:榊 涼介
★★★★★

ガンパレード・オーケストラ 青の章 (電撃文庫)ガンパレード・オーケストラ 青の章 (電撃文庫)
ゲーム未プレイということで、設定などに不明な点が残った。キャラクターが多く、覚えるのに時間が掛かったのは緑の時と同様だが、緑に比べると各キャラの特徴が描き切れなかった感じも。それでも最後まで一気に読ませる面白さはあった。
読了日:02月02日 著者:榊 涼介
★★★★

戦後民主主義と少女漫画 (PHP新書)戦後民主主義と少女漫画 (PHP新書)
面白く読めた。個人的体験から出発した戦後民主主義的なものへの懐疑と、疎外からの救済の場として機能した少女マンガへのリアルタイムでの体験記としては貴重な証言だろう。積読してある少女マンガを読みたくなった。
読了日:02月02日 著者:飯沢 耕太郎
★★★★★感想の記事

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん〈7〉死後の影響は生前 (電撃文庫)嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん〈7〉死後の影響は生前 (電撃文庫)
今までで一番生活感ある「みーまー」。てか、「みーまー」は後半だけとも言えるが。それにしても、なぜこのシリーズがこんなに人気なのか謎。作品自体がヤンデレってことか……。
読了日:02月03日 著者:入間 人間
★★★★感想の記事

ガンパレード・マーチ 九州奪還〈1〉 (電撃文庫)ガンパレード・マーチ 九州奪還〈1〉 (電撃文庫)
まずは順調な滑り出し。敵も新種が現れたが、5121小隊の強さは相変わらず。しかし、森さんの心理面が心配だ。
読了日:02月04日 著者:榊 涼介
★★★★★★

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』―記憶の形成は作為 (電撃文庫)嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』―記憶の形成は作為 (電撃文庫)
一つのアイディアを文体で引き伸ばしている感はあるけど、入間人間ってアイディア勝負の作家だったと再認識できた。その意味でどの短編もなかなか印象深いものだった。
読了日:02月05日 著者:入間 人間
★★★★★★感想の記事

ガンパレード・マーチ 九州奪還〈2〉 (電撃文庫)ガンパレード・マーチ 九州奪還〈2〉 (電撃文庫)
幻獣による反撃開始。そして、苦境に陥る軍。お決まりのパターンではあるが、こうした泥沼は歴史上再三繰り返された事実でもある。それにしても、森の行方が気になるところ。
読了日:02月05日 著者:榊 涼介
★★★★★

ガンパレード・マーチ 九州奪還〈3〉 (電撃ゲーム文庫)ガンパレード・マーチ 九州奪還〈3〉 (電撃ゲーム文庫)
久しぶりに硬軟の幅が広い巻となった。それがガンパレの懐の大きさであり、最大の特長である。それにしても、榊ガンパレをゲーム化して欲しいなんて読みながら思ってしまう(笑)。
読了日:02月06日 著者:榊 涼介
★★★★★★

ガンパレード・マーチ 九州奪還〈4〉 (電撃文庫)ガンパレード・マーチ 九州奪還〈4〉 (電撃文庫)
巻末の登場人物一覧に掲載されているのは67人。いかに様々な視点から組み上げられた物語かをよく表している。「世界の謎」も語られ、いよいよクライマックスへ。
読了日:02月07日 著者:榊 涼介
★★★★★★

ガンパレード・マーチ 九州奪還〈5〉 (電撃文庫)ガンパレード・マーチ 九州奪還〈5〉 (電撃文庫)
ラストバトルそのものよりも、そこに至る様々な積み重ねを描くことが榊版ガンパレの真骨頂という感じ。ワールドクロスに関して具体的に書かれている点も興味深かった。
読了日:02月07日 著者:榊 涼介
★★★★★

ガンパレード・マーチ 九州奪還〈0〉萩 幽霊戦線 (電撃文庫)ガンパレード・マーチ 九州奪還〈0〉萩 幽霊戦線 (電撃文庫)
九州奪還前日譚というより、1巻より前に読むべき本。刊行順よりも書かれた順に読むべし、ってコト。これはこれで十分に面白くはあるけどね。
読了日:02月08日 著者:榊 涼介
★★★★★感想の記事

シアター! (メディアワークス文庫)シアター! (メディアワークス文庫)
191ページの創作論に激しく共感するが故にそこばかりに気持ちが捉われてしまったところもあるが、物語自体は楽しく読めた。ただ終わり方をスッキリさせてないので、続編がないと物足りない感じも。
読了日:02月10日 著者:有川 浩
★★★★★★★感想の記事

きのう何食べた?(1) (モーニングKC)きのう何食べた?(1) (モーニングKC)
読了日:02月10日 著者:よしなが ふみ

きのう何食べた?(2) (モーニングKC)きのう何食べた?(2) (モーニングKC)
読了日:02月10日 著者:よしなが ふみ

神の守り人<来訪編> (偕成社ワンダーランド)神の守り人<来訪編> (偕成社ワンダーランド)
読了日:02月11日 著者:上橋 菜穂子
★★★★★

神の守り人<帰還編> (偕成社ワンダーランド)神の守り人<帰還編> (偕成社ワンダーランド)
イーハンの矜持に救われた感じ。シハナはやや中途半端な印象になったのが残念。ストーリーテラーとしては優秀なシリーズだけれど、世界観は和製ファンタジーの枠内で物足りないのが玉にキズ。
読了日:02月11日 著者:上橋 菜穂子
★★★★★

這いよれ! ニャル子さん (GA文庫)這いよれ! ニャル子さん (GA文庫)
ラノベ的パロディ・擬人化の究極形とも言えるバカバカしさは見事。個人的には主人公はツッコミ役ではなく、振り回されキャラのが好みだが。ネタの水準が維持できれば楽しみなシリーズになりそうだ。
読了日:02月12日 著者:逢空 万太
★★★★

小説版 ガンパレード・マーチ ファンブック ビジュアル&ノベルズ小説版 ガンパレード・マーチ ファンブック ビジュアル&ノベルズ
電撃ガンパレほどの密度はなく、キャラや各巻紹介がメイン。収録された7編の短編はオリジナルキャラの後日譚的なものが多く、榊版ガンパレらしい出来だが、ちょっと甘さが鼻につくところも。それでも「逆襲の刻」に向けて読む価値は十分といったファンブック。ところで、表紙に判別できないキャラがちらほらと(苦笑。
読了日:02月13日 著者:榊 涼介,ソニーコンピュータエンタテインメント,SCE=

重力ピエロ重力ピエロ
ゼロ年代を代表する作家であることは間違いないと思う。けれども、『オーデュポンの祈り』に続いて読み終えた2作目(『ラッシュライフ』は挫折)だが、面白さが分からない。語られる内容やそれを説得力あるものにするための構成に違和感が残ってしまう。薄いとまでは言わないが厚みが感じられない。それが今風なのかもしれないが。
読了日:02月17日 著者:伊坂 幸太郎
★★★

見ての通り、ガンパレード・マーチ関連が多数を占めている。2月中旬以降に読書量が激減したのは冬季五輪の影響だった。


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