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2014年10月に読んだ本

2014年11月03日 22時47分24秒 | 本と雑誌
2014年10月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1158ページ
ナイス数:50ナイス

明日の子供たち明日の子供たち感想
スラスラ読めるし、一気に読んでしまうほどおもしろい。ただ有川浩の場合それは当たり前になってしまっている。その上で、全体にぼやけた感じがした。キャラクターを分散させて焦点を合わせないのは意図的なのだろう。ただそれが成功しているようには思えなかった。有川浩だからこそ、もう少し「何か」を期待してしまう。期待しすぎだとは分かっていても。(☆☆☆☆☆☆)
読了日:10月3日 著者:有川浩
ネットのバカ (新潮新書)ネットのバカ (新潮新書)感想
著者の本を読むのは『ウェブはバカと暇人のもの』以来。ウェブによって世の中が変わるという期待は打ち砕かれ、ネットは大衆化されてより「バカ」の際立つ世界となった。基本的に著者の意見に同意するが、それだけにわざわざ本で読むこともないかと思った。でもネットは特別と思っている、思いたい人が多数いるのかもしれない。別にそれが悪いわけでもないし、そういう人は読まないか。(☆☆☆☆)
読了日:10月16日 著者:中川淳一郎
カレイドスコープの箱庭カレイドスコープの箱庭感想
もうラストとかいう言葉は信用しないことにする(笑)。田口、白鳥、高階のやりとりは相変わらずいいね。著者の作品を数多く読んでいるけど、この掛け合いは絶品。それ以外はアレだけど、まあいつものことだから。もういいやと思いつつ、手を出しちゃうんだよね。(☆☆☆☆☆)
読了日:10月25日 著者:海堂尊
サッカーの新しい教科書 戦術とは問題を解決する行為であるサッカーの新しい教科書 戦術とは問題を解決する行為である感想
誰に向けて書かれたか、ちょっとぼやけた感じ。用語の説明などもう少し整理して欲しかった。日本は経験不足とよく指摘されるが、戦術メモリーが足りてないとよく分かる。日本人はチームスポーツが苦手と感じている(野球はちょっと独特だから)。選手は他のプレーヤーに自分の考えを伝え、理解させる必要がある。伝えることまでできても、ちゃんと伝わったかの確認が不十分に見える。戦術も指導者の一方的な教えではなく、確認作業というフィードバックが十分に機能しているかどうかが大事だしね。(☆☆☆)
読了日:10月26日 著者:坪井健太郎

読書メーター

4冊。少ない。しかし、コミックはもっと少なく、ゼロ。時間はあるはずなのに、どこに消えているのだろう……。




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