環境問題スペシャリスト 小澤徳太郎のブログ

「経済」 「社会」(福祉) 「環境」、不安の根っこは同じだ!

「将来不安」の解消こそ、政治の最大のターゲットだ

2011年3月のブログ掲載記事

2011-03-31 22:54:32 | 自然災害
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1.2011年3月のブログ掲載記事(2011-03-31)

2.東日本大震災:東電会長 廃炉認める(朝日新聞 朝刊)、 放射能封じ 長期戦(朝日新聞 夕刊)(2011-03-31)

3.東日本大震災:建屋 特殊布で覆う案(朝日新聞 朝刊)、 注水の調節 神経戦(朝日新聞 夕刊)(2011-03-30)

4.東日本大震災:汚染水、建屋外に(朝日新聞 朝刊)、 汚染水 移動作戦(朝日新聞 夕刊)(2011-03-29
 
5.東日本大震災:汚染水1〇〇〇ミリシーベルト超(朝日新聞 朝刊)、 圧力容器損傷に言及(朝日新聞 夕刊)(2011-03-28)

6.東日本大震災:汚染水の排出難航 福島第一(朝日新聞 朝刊)(2011-03-27)

7.東日本大震災:原子炉から漏出か(朝日新聞 朝刊)、 東電、作業員に汚染伝えず(朝日新聞 夕刊)(2011-03-26)

8.東日本大震災:福島第一、レベル6相当(朝日新聞 朝刊)、 被曝汚水濃度1万倍(朝日新聞 夕刊)(2011-03-25)

9.東日本大震災:取り残された2万人(朝日新聞 朝刊)、 うちの水は(朝日新聞 夕刊)(2011-03-24)

10. 東日本大震災:全号機で通電確認(朝日新聞 朝刊)、 首相、摂取制限を指示(朝日新聞 夕刊)(2011-03-23)

11.東日本大震災:首相、出荷停止を指示(朝日新聞 朝刊)、 電源復旧作業を再開(朝日新聞 夕刊)(2011-03-22)

12. 東日本大震災:80歳と16歳孫、救出、 福島第一 2号機通電(朝日新聞 朝刊)(2011-03-21)

13.東日本大震災:福島原発 通電へ(朝日新聞 朝刊)(2011-03-20)

14.東日本大震災:死者「阪神」超す(朝日新聞 朝刊)、 事故原発冷却の命脈(朝日新聞 夕刊)(2011-03-19)

15.東日本大震災:陸自が30トン放水(朝日新聞 朝刊)、 円高阻止へ 日米欧介入(朝日新聞 夕刊)(2011-03-18)

16.東日本大震災:原発 警視庁出動へ(朝日新聞 朝刊)、 3号機 注水作戦開始(朝日新聞 夕刊)(2011-03-17)

17.東日本大震災:福島第一 制御困難(朝日新聞 朝刊)、 3号機 格納容器損壊か(朝日新聞 夕刊)(2011-03-16)

18.東日本大震災:2号機も炉心溶融(朝日新聞 朝刊)、 圧力抑制室 損壊か(朝日新聞 夕刊) (2011-03-15)

19.東日本大震災:「死者は万単位」(朝日新聞 朝刊)、 計画停電大混乱(朝日新聞 夕刊)(2011-03-14)

20.東日本大震災:福島原発で爆発(朝日新聞 朝刊)、 3号機も冷却不全(朝日新聞 東日本大震災 特別号外)(2011-03-13)

21.東日本大震災:東日本大震災(朝日新聞朝刊)、 東北沿岸 壊滅的(朝日新聞夕刊)(2011-03-12)..

22.東北地方で大地震発生(2011-03-11)

東日本大震災:東電会長 廃炉認める(朝日新聞 朝刊)、  放射能封じ 長期戦(朝日新聞 夕刊)

2011-03-31 10:26:33 | 自然災害
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                              第6章の目次


原発の設備利用率  

 スウェーデンの原子炉メーカーABBアトム社製の沸騰水型原子炉(BWR)は11基(スウェーデンに9基、フィンランドに2基)あり、1988年の総発電電力量は63.4TWhで、その設備利用率(Capacity Factor)は82.4%でした。設備利用率(%)というのは総発電電力量×100/(認可出力×暦時間数)であらわされます。

 1979年および1980年に運転開始したフィンランドのOlkiluoto 原子力発電所のTVO1号機、2号機の設備利用率はそれぞれ92.9%、99.1%でした。


 原子炉の安全性

 1979年のスリーマイル島原発事故を教訓に原子炉の安全性をいっそう高めるために、デンマークに近いバルセベック原発の2基の原子炉に「フィルトラ・システム」を新たに設置しました。この装置は1985年より稼働し始め、1989年には同種の装置が残りの10基の原子炉に設置され、現在では、12基すべての原子炉で稼働しています。

 このシステムはわが国でも一部で検討されましたが、まだ設置には至っていません。 わが国流に言えば、いっそうの安全性を高めるために「原子炉の多重防護(具体的には五重の防護)」に、さらにもう一重の、つまり6重の防護が施されたことになります。