今日は、ブルックリンのコニーアイランドにあるMCUパーク球場に行きました。
メッツの1Aであるブルックリン・サイクロンズとボストン・スピナーズのデイ・ゲームが行われるからです。
マンハッタンの地下鉄34丁目駅から地下鉄Bトレインに乗ると、40分ぐらいで終点のコニーアイランド駅に着き、そこから徒歩5分で球場入口に着きます。
(冒頭の写真)
平日の正午に試合開始なので、ネット裏のチケットを17ドルで買って、一時間前の11時に入場しました。
一昨日のスタテン・アイランドの様子を考えれば、さすがに今日はガラガラだろうなと思っていたのですが、それが大間違い。
黄色のスクールバスが続々と球場前に乗り付けて、子供たちが列をなして観客席に入ってきて、ふと気が付くと、まず外野席が、子供たちで一杯になりました。
※写真からは判りにくいかも知れませんが、外野席の向こう側には、海が広がっています。
ちなみに、球場の隣には遊園地があります。
子供たちを引率するのは学校の先生ばかりでなく、地域の中高生たちも。
みんな汗だくになって、はしゃぎまくる子供たちを統制していました。
『中高生が地域の子供たちの面倒をみるっていうのは、ちょっと羨ましいなあ』などと眺めているうちに、内野席もほぼ満員となってしまいました。
もちろん、サイクロンズの帽子やユニフォームを着込んだ野球好きの大人もたくさん来ているのですが、『今日の主役は子供たちだよ』という感じで、遠巻きで観戦しています。
場内放送のエレクトーンの音色に合わせて、『レッツゴー!サイクロンズ!』と叫ぶ子供たちの笑顔を見ていると、地域に根ざしたアメリカの野球文化の裾野の広さが良く分かります。
ニューヨーク・メッツを例にとると、何とマイナー球団を7つも抱えています。
AAA:バッファロー・バイソンズ
AA:ビングハムトン・メッツ
A:セントルシア・メッツ
A:サバンナ・サンド・ナッツ
ショートシーズンA:ブルックリン・サイクロンズ
ルーキーリーグ:キングスポーツ・メッツ
ルーキーリーグ:ガルフコースト・メッツ
サイクロンズは、1Aとルーキーリーグの中間という位置付けで、大相撲でいえば序二段ぐらいの感じでしょうか。
サイクロンズ以外の各チームも、地域で認められ、必要とされるような活動を行なっているのでしょう。
未熟なレベルの力量の選手、まだプレーでお金を稼ぐことができない選手たちに這い上がるチャンスを与える一方で、地域に根ざした存在として認めてもらう工夫を凝らして、球団経営が成り立つビジネスモデルを作り上げていく。
大したものです。
歴史も風土も異なるので仕方ないのですが、日本における野球、そして他の競技種目についても、色々と考えさせられます。
試合の様子は、別の記事としてお知らせいたします。
メッツの1Aであるブルックリン・サイクロンズとボストン・スピナーズのデイ・ゲームが行われるからです。
マンハッタンの地下鉄34丁目駅から地下鉄Bトレインに乗ると、40分ぐらいで終点のコニーアイランド駅に着き、そこから徒歩5分で球場入口に着きます。
(冒頭の写真)
平日の正午に試合開始なので、ネット裏のチケットを17ドルで買って、一時間前の11時に入場しました。
一昨日のスタテン・アイランドの様子を考えれば、さすがに今日はガラガラだろうなと思っていたのですが、それが大間違い。
黄色のスクールバスが続々と球場前に乗り付けて、子供たちが列をなして観客席に入ってきて、ふと気が付くと、まず外野席が、子供たちで一杯になりました。
※写真からは判りにくいかも知れませんが、外野席の向こう側には、海が広がっています。
ちなみに、球場の隣には遊園地があります。
子供たちを引率するのは学校の先生ばかりでなく、地域の中高生たちも。
みんな汗だくになって、はしゃぎまくる子供たちを統制していました。
『中高生が地域の子供たちの面倒をみるっていうのは、ちょっと羨ましいなあ』などと眺めているうちに、内野席もほぼ満員となってしまいました。
もちろん、サイクロンズの帽子やユニフォームを着込んだ野球好きの大人もたくさん来ているのですが、『今日の主役は子供たちだよ』という感じで、遠巻きで観戦しています。
場内放送のエレクトーンの音色に合わせて、『レッツゴー!サイクロンズ!』と叫ぶ子供たちの笑顔を見ていると、地域に根ざしたアメリカの野球文化の裾野の広さが良く分かります。
ニューヨーク・メッツを例にとると、何とマイナー球団を7つも抱えています。
AAA:バッファロー・バイソンズ
AA:ビングハムトン・メッツ
A:セントルシア・メッツ
A:サバンナ・サンド・ナッツ
ショートシーズンA:ブルックリン・サイクロンズ
ルーキーリーグ:キングスポーツ・メッツ
ルーキーリーグ:ガルフコースト・メッツ
サイクロンズは、1Aとルーキーリーグの中間という位置付けで、大相撲でいえば序二段ぐらいの感じでしょうか。
サイクロンズ以外の各チームも、地域で認められ、必要とされるような活動を行なっているのでしょう。
未熟なレベルの力量の選手、まだプレーでお金を稼ぐことができない選手たちに這い上がるチャンスを与える一方で、地域に根ざした存在として認めてもらう工夫を凝らして、球団経営が成り立つビジネスモデルを作り上げていく。
大したものです。
歴史も風土も異なるので仕方ないのですが、日本における野球、そして他の競技種目についても、色々と考えさせられます。
試合の様子は、別の記事としてお知らせいたします。