外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

早稲田連勝で2位を確保

2012-10-28 20:50:46 | 大学野球
早稲田が、慶応の細かなミスを突いて着実に得点を重ね、連勝でリーグ2位を確保。
優勝校・法政と並ぶ四つ目の勝ち点を宿敵・慶応から取りました。

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今日は、慶応が守備の乱れ(3失策、2暴投、1ボーク)から勢いを失い、早稲田に勝機が舞い込んでくるという試合展開でした。
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早稲田の先発・吉永くんは、球の勢いはあったように思えるのですが、たびたび慶応打線に捉まってしまいます。
昨日の有原くんにも当てはまりますが、慶応の周到なデータ分析により、主要な球種が読まれていたフシがあります。

来春に向けて、パワーアップはもちろん、投球術にも磨きをかけて欲しいと思います。

中継ぎの高梨くんを経て抑えを任された横山くんは、今日も、かなり良い出来だったと思います。
あの球のキレは、間違いなく一級品です。

時折、リリースポイントのばらつく部分を修正できれば、来春には先発組への昇格も期待できるでしょう。

来春は、横山、有原、吉永の3人の中から、いよいよ背番号11が登場するかも知れません。
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一方、軽井沢キャンプに帯同するもリーグ出場の機会に恵まれなかった阿久根くん(早実)が、今日はベンチ入りしていました。

東伏見グラウンドで右翼・左翼のポール間の走り込みを行う投手陣の中で、最も美しいフォームで走るのが阿久根くんでした。

彼は今日、ブルペンで肩を作り、最終回まで登板に備えていましたが、残念ながら、登板する試合展開になりませんでした。

きっと無念であったと思います。
しかし、試合終了間際にブルペンからベンチに戻る際、帽子を脱いで最敬礼する阿久根くん。
そんな、スポーツマンらしい彼のピュアな姿に、今年の四年生部員の素晴らしさを私は見たような気がします。
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秋の早慶戦は、野球部員、応援部員、そして一般学生にとって、人生の区切りをつける特別なイベントです。

早慶戦が終了し、閉会式も終わろうとする頃から雨足が強くなりました。

しかし、学生応援席では、四年生の応援部員と一般学生の皆さんが壇上に。
肩を組んで学生歌と応援歌を歌い、かけがえのない日々に別れを告げました。


続いて、岡村監督と野球部の四年生部員が登場。
佐々木主将、岡村監督、そして鎌田総長から挨拶がありました。



数多くの四年生部員のご家族が、昨日から神宮においでになっていました。
しかし、雨足が強くなってきたために、閉会式終了とともにお帰りになったようです。

秋の早慶戦で優勝パレードのない時には、学生席で応援部と野球部の四年生部員による引退セレモニーが行われる。
そのことを、このブログでお知らせしなかったことは、私の大失策です…

申し訳ありません。

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野球部員の諸君は、どんな夜を過ごしているのでしょうか。

とにもかくにも、昨秋からの一年間、表現しきれないほどの夢を彼らからもらいました。

今は、彼らに対する感謝の気持ちで一杯です。

早稲田、バンザイ!
野球部、バンザイ!
\(^O^)/
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3 Comments

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お疲れさまでした。 (早稲田愛)
2012-10-28 22:11:31
四年生お疲れさまでした。杉山選手交代する時悔しそうでしたね。肉離れは癖になりますから、しっかり治したいですね。
打って決めたかったと思いますが、正真正銘の三冠王です!プロでは豪快な打撃と捕手復帰に期待します。頑張れ杉山!!
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通過儀礼 (haru)
2012-10-29 03:35:12
三菱商事からローソンのCEOに抜擢された新浪剛史氏は、慶応義塾大学経済学部に入学しながらも外交官の夢を捨てきれずに予備校の手続きをしていました。
東京大学法学部を目指す仮面浪人でした。
5月に慶早戦に行ってみたら、その慶應義塾大学の
一体感の雰囲気に魅了され、慶應義塾大学に通う決意をしました。
春の早慶戦は慶応と早稲田の新入学生にとって通過儀礼です。

haruの学生時代の1950~60年代は早慶戦は超満員で学生席は抽選でした。
昨今は現役時代に一度も早慶戦の観戦をしたことがない卒業生に出逢います。
愛校心(早稲田愛)は、愛社心、愛国心に通じます。
橋下徹市長の国旗国歌尊重の哲学には、早稲田大学の早慶戦のDNAを感じます。
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セレモニー (寒椿)
2012-10-29 22:52:03
雨で一般の学生を上げて歌わせてくれるか心配しましたが、一般の4年生の学生の皆さんが肩を組んで歌っている姿を見ていて不覚にも涙が出そうになりました。雨の中のこの経験はずっと忘れられない思い出になるでしょう。もちろん卒業してからも神宮の応援席で学生時代の友達と応援することは出来ますが、(集まれば学生時代に戻ったようになるとはいえ)、やはりそれぞれの道を歩み始めて学生時代の今と違った感じになるものです。学生時代の気分は学生時代でなければ味わえない、宝箱のようなものです。でも神宮はいつでも変わらずにある、いつでも戻っていけるふるさとのようなもの。そしてこのセレモニーを経験した人は皆、大越キャスターがインタビューで言っていた「神宮同窓生」なのですよね。もちろん野球部の皆さんも。セレモニーに来てくれて本当に嬉しかったです。
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