明日の土曜日にオール早慶戦が行なわれる松山。
松山といえば、ベースボールを「野球」と訳した正岡子規、そして数多くの野球殿堂入り選手を生んだ、日本野球の歴史を語る上で欠かせない街。
そして、松山といわれて、私がもう一つ思い浮かべるのが、ちばてつやさんの漫画「紫電改のタカ」。
昭和38年から40年にかけて、少年マガジンに連載されていました。
電子書籍「紫電改のタカ」
主人公は、松山出身の海軍飛行兵で、新鋭戦闘機・紫電と、その改良型である紫電改(写真)を自在に操る少年撃墜王・滝城太郎。
ストーリーは、滝城太郎が台湾、孤島の秘密基地、松山などを舞台に大活躍するも、最後は、終戦を目前にして特攻隊員として散るという悲しいエンディングでした。
なお、史実においても、昭和19年に、松山に343空という紫電改の戦闘機部隊が配置されています。
司令官は、真珠湾攻撃の航空参謀であった源田実さん。
「紫電改のタカ」で、記憶に残る数々の名場面の中でも、幼なじみの女の子と語らいながら、松山城から松山の街並みを眺めて束の間の穏やかな時間を過ごす場面があって、それが特に印象的でありました。
確か、その場面では、空に月が昇っていたように思います。
恐らく主人公の名前のヒントとなっている早逝した天才作曲家の瀧廉太郎、そして彼の代表作である「荒城の月」が描く情景。
そんな様々なイメージが重なりあって、読んでから40年経過した今も、松山城の石垣に腰掛ける滝城太郎の姿を、思い浮かべます。
そして、滝が特攻隊として出撃したことを知らずに、彼の大好物おはぎを抱えて汽車で基地に面会に向かう、幼なじみの信子の明るい笑顔で終わる最終回。
小学三年生の子供だった私でさえ感情移入してしまい、ひどく悲しい気持ちになったことも忘れられません。
明日のオール早慶戦は、午後6時開始のナイトゲーム。
松山の月とお城に見守られながら、早慶戦を応援してまいります。
松山といえば、ベースボールを「野球」と訳した正岡子規、そして数多くの野球殿堂入り選手を生んだ、日本野球の歴史を語る上で欠かせない街。
そして、松山といわれて、私がもう一つ思い浮かべるのが、ちばてつやさんの漫画「紫電改のタカ」。
昭和38年から40年にかけて、少年マガジンに連載されていました。
電子書籍「紫電改のタカ」
主人公は、松山出身の海軍飛行兵で、新鋭戦闘機・紫電と、その改良型である紫電改(写真)を自在に操る少年撃墜王・滝城太郎。
ストーリーは、滝城太郎が台湾、孤島の秘密基地、松山などを舞台に大活躍するも、最後は、終戦を目前にして特攻隊員として散るという悲しいエンディングでした。
なお、史実においても、昭和19年に、松山に343空という紫電改の戦闘機部隊が配置されています。
司令官は、真珠湾攻撃の航空参謀であった源田実さん。
「紫電改のタカ」で、記憶に残る数々の名場面の中でも、幼なじみの女の子と語らいながら、松山城から松山の街並みを眺めて束の間の穏やかな時間を過ごす場面があって、それが特に印象的でありました。
確か、その場面では、空に月が昇っていたように思います。
恐らく主人公の名前のヒントとなっている早逝した天才作曲家の瀧廉太郎、そして彼の代表作である「荒城の月」が描く情景。
そんな様々なイメージが重なりあって、読んでから40年経過した今も、松山城の石垣に腰掛ける滝城太郎の姿を、思い浮かべます。
そして、滝が特攻隊として出撃したことを知らずに、彼の大好物おはぎを抱えて汽車で基地に面会に向かう、幼なじみの信子の明るい笑顔で終わる最終回。
小学三年生の子供だった私でさえ感情移入してしまい、ひどく悲しい気持ちになったことも忘れられません。
明日のオール早慶戦は、午後6時開始のナイトゲーム。
松山の月とお城に見守られながら、早慶戦を応援してまいります。