外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

今日の軽井沢(8/11)

2012-08-11 19:39:38 | 大学野球
予定どおり、午前8時半から練習が始まりました。

グラウンドには、岡村監督、OBの徳武さん、安田さん、八木さんが朝一番からおみえになりました。

そして、ネット裏も、京都のOさん、RMさんとお父上、そして杉並稲門会の方、杉山選手の高校の先輩等々、なかなか賑やかな顔ぶれになりました。
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午前中、野手陣は、ボール回し、内外野のシートノック、投内連携、打撃練習が行われました。

かたや投手陣は、ブルペンで投げ込みを行いました。
冒頭の写真は、三塁側ブルペンで、安田コーチの指導を受けながら投げ込む投手陣です。
安田さんは、変化球の握り、腕の振り方、プレートの使い方など、きめ細かい指導を平易な表現でアドバイスされていました。

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多くの部員が昼食休憩に入った時間帯を利用して、特打が行われました。

ゲージに入ったのは、大野大くん、小野田くん、吉澤くんの右打者3人。
ピッチング・マシン一台、荒谷、冨永の両学生コーチが打撃投手を務めました。

大野くんと小野田くんが左右にライナーを綺麗に打ち分けるのに感心しました。
そして、吉澤くんの長打連発には改めて驚きました。

徳武さんの熱血指導が実って、今日の吉澤くんは絶好調。
このグラウンドは両翼95メートル、センター120メートルの大きさなのですが、吉澤くんの打球は面白いように外野フェンスを飛び越えていきます。
時には、左翼の遥か後方にある宿舎を直撃しそうな打球もありました。

この写真の一番手前が吉澤くんなのですが、脇の締まった鋭いスイング、そしてヘッドの走って前の大きいスイングには凄味がありました。

昨春の入学当時の彼のスイングは、いかにも金属バット打法だったのですが、その頃と比べると、別人のようです。

今日の打撃を、反復練習で自分のものにしてもらいたいです。

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八木さんは、今日も野手陣にノックの雨を降らせました。

捕球までの足の運び、グラブの使い方と体勢、そしてスローイング、
もし八木さんのアドバイスを文字にしたならば、そのまま「守備の極意」というタイトルの教本になります。

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午後からは、アウトカウント、イニング、点差を設定した打撃・走塁・守備の練習が行われました。

例えば、3点差で8回裏。
そして一死・一三塁という状況を設定します。
打者も、走者も、バッテリーも、守備陣も、その状況を考えて最善と思われるプレーを実践します。

例えば、一塁ランナーが俊足ならば、盗塁するぞ・するぞという仕草で投手を揺さぶり、ボールカウントを有利に持っていき、できれば四球で同点のランナーを出すような工夫です。

このようなケースごとの判断ができない選手がいた場合には、岡村監督から容赦のない叱責が跳びます。
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グラウンドで、そんな濃密な練習が続いている時、投手陣は、グラウンド脇の坂道を使って激しい走り込みが行われていました。

かなりの勾配の坂道なので、相当にキツいメニューだと思います。
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今日の天気予報は、午後三時ごろから雷雨というものでした。
その予報に反して、午前中は晴天。
しかし、予報どおり午後三時ちょうどから、ゴロゴロと雷鳴が響き始め、すぐに雨が降ってきました。

その雷雨をおして、早大野球部・伝統の練習メニューである「捕り込み」が、内野と外野の二ヶ所で行われました。

頭の先からスパイクまで泥だらけになった選手たちは、まるでラグビー部員のような外観となってしまいました。
(;^_^A

技術面に限っていえば、必ずしも特別な効果はない練習メニューなのかも知れません。
しかし、伝統の練習メニューを終えた時の部員たちの表情には、今まで以上の連帯感と信頼感が確かに生まれていました。

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