食用菊の海苔巻き

刺身を買うとよく小さな菊の花が入っているが、
あれは飾りなんだとばかり思っていた。

ところがスーパーで食用菊のパックを発見。
食べられるものだったんだ…。
こわごわカゴに入れてみる。

阿房宮という名らしい。胸につけてみたくなるな～。


花の大きさもいろいろ。
リンゴと同じくらいのものもある。


花の真ん中から外に向かってひねるようにすると
簡単にパラパラとほぐれる。

それまで微かに漂っていた菊の香りが鮮烈に鼻腔を刺激。
どうも食べ物というより花のイメージが拭えない。



よく沸騰した酢水に花弁を投下すると、
これがなかなか沈まないので焦った。

箸でせっせと押し込み、茹だったところで
ザルにあけ、冷水でしめる。

軽く水気をきって、そのまま味見してみると
シャキシャキした歯ごたえにわずかな苦味があり、
菊の香りが鼻に抜けていく。

これは初めて食べる味だ！

おすすめの食べ方に従ってこれをよく絞り、
海苔巻きにした。

そばつゆにつけて食べる。
パリッとした海苔の香りとキクのおひたしが美味しい！
そばつゆにも合うんだな～。

買ってみてよかった。

*

こちらはさつまいもとリンゴの煮たもの。


サツマイモは皮ごとよく洗ってレンジで４分。
柔らかくなったところで輪切りにして
リンゴと一緒に鍋に入れる。

ひたひたに水を入れて、バター、きび砂糖、レモン汁、
シナモンシュガーなどを適当に入れ、煮込んでできあがり。

作っている間から鍋からたまらなくいい香りがしていたが
味のほうも期待どおり。リンゴもサツマイモも美味しくできた。