ながいこと私の膝を暖め、話し相手となり、
喜怒哀楽をわかちあってきた黒猫デボンが先週、永眠した。
13歳と7ヶ月。消化器型リンパ腫だった。
最期まで毛艶よく、目もきれいで、
やせ細ってはいたけれど穏やかな表情だった。
亡くなる3時間前の画像。
このあと連れていった病院で息を引き取った。
いつかはこの日が来ると、わかってはいたけれど呆然とし、
動揺し、噴き上げてくる感情に分厚い鉄板で蓋をして
パニックを起こさないようにするだけで
精一杯のうちに一週間が過ぎた。
人間が好きで、いつのまにやら人語も習得していたデボンは
話しかければ返事をし、膝にのせてほしいときは
ニャッニャッとつぶやきながら鼻で私の膝をつつき、
膝の間に陣取ると盛大にのどを鳴らして目を細めていた。
オットの帰宅はいつも日付を過ぎる頃なので、
食事の用意をして片付けたあと、私は先に寝ることにしている。
寝室にひきあげる私をオットとデボンが
寝室の入り口まで見送ってくれるのだけれど、
私が夜更かししているとデボンは「まだ寝ないの?」とうるさい。
根負けした私が「じゃあ寝るよ~」と声をかけると
飛び出してきて、しっぽをピンと立てて寝室まで先導してくれる。
そして、横になって布団を鼻までひきあげた私を見届けたあとは、
オットと連れ立ってリビングに戻り、途中で脇にそれて
洗濯機に飛び込み、そこで朝まで眠るのが彼の習慣だった。
病気になってからはそれもできなくなってしまったけれど
あれはもしかして、私の面倒をみてくれていたのかもしれないな。
もっと長く一緒に過ごせると思っていたので
今もまだ、とてもさびしく、悲しい。
少し前にニュースになっていたこちらを読んだとき、
「天国で遊んであげて」愛犬の死を悲しむ少女の手紙に“神様”から返事。
こういう大人になりたいと思ったものだった。
ポケットのくだりでちょっと笑ってしまったけれど、
デボンも無事についたかな。
黒猫はどれも同じに見えるので、写真を入れても
見分けがつかなさそうだけれど…。
見分けがつかないといえばこれもだ。
猫パワーで離島おこし
この黒猫率の高さ!
デボンがたくさんいるよ。
いつかこの島にも行ってみたい。
喜怒哀楽をわかちあってきた黒猫デボンが先週、永眠した。
13歳と7ヶ月。消化器型リンパ腫だった。
最期まで毛艶よく、目もきれいで、
やせ細ってはいたけれど穏やかな表情だった。
亡くなる3時間前の画像。
このあと連れていった病院で息を引き取った。
いつかはこの日が来ると、わかってはいたけれど呆然とし、
動揺し、噴き上げてくる感情に分厚い鉄板で蓋をして
パニックを起こさないようにするだけで
精一杯のうちに一週間が過ぎた。
人間が好きで、いつのまにやら人語も習得していたデボンは
話しかければ返事をし、膝にのせてほしいときは
ニャッニャッとつぶやきながら鼻で私の膝をつつき、
膝の間に陣取ると盛大にのどを鳴らして目を細めていた。
オットの帰宅はいつも日付を過ぎる頃なので、
食事の用意をして片付けたあと、私は先に寝ることにしている。
寝室にひきあげる私をオットとデボンが
寝室の入り口まで見送ってくれるのだけれど、
私が夜更かししているとデボンは「まだ寝ないの?」とうるさい。
根負けした私が「じゃあ寝るよ~」と声をかけると
飛び出してきて、しっぽをピンと立てて寝室まで先導してくれる。
そして、横になって布団を鼻までひきあげた私を見届けたあとは、
オットと連れ立ってリビングに戻り、途中で脇にそれて
洗濯機に飛び込み、そこで朝まで眠るのが彼の習慣だった。
病気になってからはそれもできなくなってしまったけれど
あれはもしかして、私の面倒をみてくれていたのかもしれないな。
もっと長く一緒に過ごせると思っていたので
今もまだ、とてもさびしく、悲しい。
少し前にニュースになっていたこちらを読んだとき、
「天国で遊んであげて」愛犬の死を悲しむ少女の手紙に“神様”から返事。
こういう大人になりたいと思ったものだった。
ポケットのくだりでちょっと笑ってしまったけれど、
デボンも無事についたかな。
黒猫はどれも同じに見えるので、写真を入れても
見分けがつかなさそうだけれど…。
見分けがつかないといえばこれもだ。
猫パワーで離島おこし
この黒猫率の高さ!
デボンがたくさんいるよ。
いつかこの島にも行ってみたい。
綴ってくださりありがとうございました。
ワノちゃんの姿や仕草が、まるで私もよく知っているネコさんかのように、
鮮明に脳裏に浮かんできました。
しんしんと降る雪の夜中にお庭で一緒に遊ぶ姿など、
まるで一幅の絵のようで幻想的ですね。
デボンは雪の日にベランダにだっこで連れ出したら
寒いから早く戻ろうよ、とやけに冷静だったのを思い出しました。
ワノちゃん5歳のまだまだ元気盛りの頃に、
まるで事情を察したかのようにいなくなってしまったとはせつないですね。
賢い猫ちゃんだけに、どこかでまた新しい暮らしをみつけたのかな。
ずっとずっと、忘れられないですね…。
こちらのブログにはレダラッハでお越しいただいたのですね。
見た目も可愛く、素直な味のチョコレートが気に入りまして、
ちょっとおもいきってチョコかっちゃえ!というときに選んでしまいます。
あのピアノ型の陶器などもそそったなあ。
私は食い意地がはっているので、我ながらどうかと思うことも
ままあるのですが、楽しんでいただけてうれしいです。
内田百軒のノラや、実はまだ読んでいないのですが
まさに今、読むべきときが来たように思います。
ご紹介、どうもありがとうございました。
一緒に暮らした思い出は永遠ですね。
プルコさんの素敵な言葉でお返事を頂けて、すごく嬉しいです。
ありがとうございます。
プルコさんのブログへは、レダラッハを調べてたら、運良く出逢いました。
楽しくて、可愛くて、絶妙な面白さ、センスの良い写真と文が素晴らしくて、プルコさんのブログが本として出版されたら良いのに☆と願う、ファンの気持ちでいる私は、お返事頂けてドキドキしてます。。
ファンであるので、同じ場に書かせて頂く事に気が引けるのですが。。
デボンちゃんのお話しや写真から、飼っていた『ワノ』の仕草や、体のあちこち…25年前にいなくなったとは思えない程、しっかり思い出せたので。。書かせて頂きました。
ワノは、とても気立てが良い猫で、夜中に降る雪の中をこっそり一緒に遊んでくれたり、私の我が儘をいつも我慢して許してくれました。
ワノが5歳の時に、母が突然ひどい喘息になり、猫の毛は良くない、一緒には住めない…と両親や姉が話し合ってる時、静かに耳を傾けていました。
そして翌日、姿を消してしまいました。
内田百軒が本にした『ノラ』への気持ちと、プルコさんのデボンちゃんへの想いが、自分とも重なり、とても切ないです。。
プルコさん、お体を大切にお過ごし下さいね。
。
プルコさんの素晴らしい表現、これからも楽しみにさせて頂きます。゜+。*。+゜。
ありがとうございました。
このブログをお読みくださっていたとのこと、うれしいです。
クレオさんも雄の黒猫と暮らしてらした時期がおありだったのですね。
特別な猫…ほんとうに、私にとってもデボンは特別な猫だなあと思います。
黒猫は外見だけではなく、気質も似るのかなあと思うと面白いですね。
ある日姿を消したクレオさんの猫ちゃんのこと、
25年経った今も忘れられないお気持ちが胸にせまってきます。
天国に黒猫集団がいたら楽しいのにな。
みんなと仲良くやれてるといいなと思いつつ
なつかしさと寂しさで涙が出てきます。
夢の中にでも、出てきておくれ。
プルコさんのまたたびダイアリー、いつも楽しく拝見させて頂いてます☆今日は初めて書かせて頂きました。在りし日のデボンちゃんの様子が、昔飼っていた雄の黒猫と重なり、涙が出ました。
家族が喘息になった25年前に、自分から姿を消した猫でしたが、特別な猫でした。黒猫はおりこうで本当にみんな似てますね。
優しいデボンちゃんが、天国で幸せな時を過ごせますように。。
そしてプルコさんの寂しいお気持ちが、和らぐ日々でありますように。。
この13年のことが走馬灯のように巡っていますが、
長かったような、短かったような…。
いつかは、いつかはと覚悟しつつ、
その日が来るのが怖くてたまらなかったです。
こう寒い日はことさらに恋しいですね。
一緒に映画をみたり、音楽を聴きながら
エアギターならぬネコギターにもつきあってくれたりして。
もう会えないことがとてもさびしいです。
今のこのつらい気持ちは、やがて時が癒してくれるのかもしれませんが
デボンとの楽しかったことは忘れません。
どうされたのかなと思っていましたが
こんな大変なことになっていたとは・・
知りませんでした。
本当に言葉は ありません
辛いですね
日常にいつもいつもそこにいたデボンちゃん
デボンちゃんと一緒に過ごした13年、プルコさんには たくさんの幸せを届けてくれましたよね。たくさんの笑いも届けてくれたことでしょう。
ありがとうというプルコさんの言葉は きっと
分かって逝ったことでしょう。
子供の頃はネコを飼っていて 兄弟だと思って
いましたから、プルコさんの今のぽっかりと空いた心は よくわかります。
涙が 出てきます
デボンちゃん 安らかに・・
もとは里親探しコーナーで、震えながらおもちゃの陰に隠れていたコネコを
おっ、黒猫発見!といいながら
もらってきたのが始まりでした。
長いあいだ元気で、私の友達でいてくれたデボンが
こんなに早く召されるとは…。
今は本当に、心にぽっかり穴があいた状態です。
どうか今は安らかに…。
今まで本当にどうもありがとうと祈るばかりです。
最初は年齢のせいで行動が変わってきたのかな?と
思っていたのですが、ここ1~2ヶ月で急変しました。
この、猫のガンはもともとウイルス陽性の猫ちゃんがなりやすいようですが
デボンは成猫後の検査でも陰性だったので、正直不意打ちでした。
もにもにさんはたくさんの猫ちゃんと関わってこられたのですね。
私は初めて自分で責任を持って飼ったイキモノがこのデボンでして、
看取るのも今回が初めてでした。
だんだん、だんだん弱っていくのを見るのが辛かったです…。
あの重さと温かさ、すべすべの手触りなど
こうしてパソコンの前に座っているとき、
いつも膝にいただけにリアルに思い出します。
どうか安らかにと願わずにいられません。
ハマる人は本当にハマってしまうようで、
私もデボン亡きあと、つかれたように黒猫画像を漁っては
そこに面影をみて、微笑んだり泣いたりしています。
デボンの具合が悪くなってからなるべく家にいるようにして
ずっと一緒に過ごしてきましたが、症状が進んでいるわりに
元気そうに見えていたのが、今では逆につらいです。
奇跡の復活を遂げてくれるように勝手に思っていたのですが…。
抜け殻になってしまった、柔らかくてすべすべの毛並みをなでて
とても現実が信じられませんでした。
その後、何日も家で一人で過ごしていて、朝オットが出かけてから帰ってくるまで
自分がただの一言も発していなかったことに気づいて愕然としました。
口が動かず、言葉が出てこないのですね。
意識していませんでしたが、普段から色々デボンと
おしゃべりしていたんだな。
一緒に泣いてくださるというお言葉を読んで涙が出ました。
そらちゃんはじめ、猫さんみんな元気でお過ごしくださいますように。
ブログには、なるべく楽しかったこと、嬉しかったことをのせるように
しようと思っていたので、今回デボンについてのせるかどうか
迷ったのですけれども、いつかは書かないといけないと思いまして…。
そう、やせてしまってはいたものの、
外見は元気できれいなときのままでして
もしかしてそれはデボンが気力で頑張っていたのもあるのかなと。
誰に会っても、獣医さんに行っても、
シャー!と威嚇することのない穏やかで辛抱強い猫だったので、
逆にそれがストレスになっていたのではと後悔することばかりです。
さびしいな。
きついですね・・・
デボンちゃんは プルコさんに会うために
生まれてきたのです きっと
デボンちゃんも プルコさんの愛情をいっぱい受けて
幸せだったと思います
昔から黒猫は 人に幸せをもたらし
人の悪業 悪役を背負って 逝くと言われます
デボンちゃん 立派に使命を まっとうしました
辛くて 悲しくて 寂しいですが
プルコさん いっぱい 涙を流しちゃいましょう
優しいプルコさんが よりもっと どんどん
優しいプルコさんに なっていくような 気がします
デボンちゃんの 命を掛けた 最後の大仕事のように
思えてなりません
デボンちゃん まっとうしました
デボンちゃんに感謝 ゆっくりとお眠りください
覚悟があったとはいえ 本当の別れになると
気持の整理が なかなかつきませんよね。
何度も猫のお産に立ち会い 死産や子猫での死などを
経験しましたが やはり1匹1匹 辛いです。
猫の寿命は短いとわかっていながらもね。
沢山の思い出を宝物に いつまでも覚えていてあげましょうね。
デボンちゃん 安らかにお眠りください。
まさか
デボンちゃんが そんなことに
黒猫は いまでもわたしの 憧れです
美しいと ほんとうに思うのです。
デボンちゃん 綺麗ですね
幸せそうな お顔ですね
窓辺の 寝姿
ゆったりとして 幸せそう
でも どんな ことを 言われても
プルコさん 一人で 辛かったでしょう
一緒に 泣きます
なんとか
ブログをアップしようかなあ
っていう気分に
なったことだと言うことでしょうか
とっても綺麗な
毛並みですね・・・
3時間前とは思えない・・
美しいまま・・・逝ってしまったのですね