ホワイトシェパード・アリエスの日々 ≪一雲日記≫

いつまでもどこまでも一緒に歩こう!

ちょっとずつ

2008-05-10 | 0~1歳
 アリエスのパワーは日々増している。遊んでいてソファの後ろのトンネルを走り抜ける時、3人掛けのソファを動かすほどになった。そして筒状のハウスに飛び込む。アジリティとか向いてるかも。それにしても力持ちだ。

 外出先で排泄を我慢する可能性があるし一緒に宿泊する時などを考え、トイレをちょっと変えてみる。今まで大型犬用の大きなトレイを使っていたが、半分くらいのMサイズに変更。これなら簡単に車で運べる。面積が小さいけど大丈夫かな・・・と思ったが上手にできた。すごいな、「これそのもの」ではなく「この形状でこの材質のもの、ここに置いてあるもの」が自分のトイレであるとシナプスがつながっているのだった。

 いつも洗面所でじっと待っているので、自分がお風呂に入りながら風呂場のドアを細く開けてみた。すると「なんでそんなとこ長くいるのー」とばかりに鼻でこじ開けてじっと観察。(目をつぶって鼻でフンフンッと隙間を広げる様子はめちゃくちゃかわいい。)お湯は大好きなようで、ビクつきながらもバスタブに入りそうになっている。大きめのプラスチックボックスをアリエス用のバスタブにしようと思っていたが、そうか、この大きなお風呂がいいのかもね。

 アリ子は小学生の頃から水泳選手だったが、スポーツクラブに入るまでは水に顔もつけられない子供だった。おまけに疑い深く理解できないと前進できない性質。どうして水中で目を開けて大丈夫なのか理解できず、当然それができなかった。アリ子母は一緒に服を脱いで水に浸かり、色とりどりの歯ブラシを沈めて自分が何度も潜って見せた。アリ子父があきれて果てるまで。そしてとうとう、私は泣きべそをかきながら、水中で緑色の歯ブラシを見分けることができた。意気揚々と風呂場を出る私に、みんな噴き出したそうだ。

 しつけられた先輩犬もいない彼は、家でひとりっ子だ。そして、好奇心はものすごく強いが私に似て理解や納得が前もって必要な性格に見える。初めて経験する事柄は、言い聞かせてもできるものではなかろう。それをしたらどうなるかが分からないのだ。私はかつてのアリ子母のように、身を持って示す必要があるのだろう。いずれ彼に体力と自信と勇気が備わった時、未知のものに独力でチャレンジすることができると信じる。・・・おおげさか。一緒に温泉に入りたいだけデス。

 あんなに嫌がって乗れなかった車には、もう自分からぴょんと飛び乗る。何かを楽しくクリアしていく姿は親として最高にうれしい。

 

 

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2 コメント

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こんばんは (アニーパパ)
2008-05-11 20:08:28
やっぱり、「楽しく」が人も犬も一緒かも!

誉め方や接し方も自分よりママさんの方がオーバーなんでやっぱりツナデもママっ子になっちゃいましたね
(全然違うんですよ~)グチ!

アニーも車に乗ると病院ってイメージから最近は色々なところに行くので車=楽しいに変わってきましたね。自然と吐かなくなったりする気が。

ピョンって乗りますよね~。まぁ、アニーは普段の散歩さえわざわざ車のドアの方に行っちゃいますからね。
散歩の基本は歩くことだぞ!車に乗るのはドライブだって。まぁ、二人はいつでも楽しいことが基本ですからね。
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ほんとですね (Ariko)
2008-05-11 21:09:10
 一瞬一瞬をためらわずに生きていく、そういう姿にはいつも学ばされます。彼らの楽しさが人間社会のルールにもかなうものであること、そこへ到達したいものですね!

 アニーパパさんのお家はママさんマジックでうまくいっちゃいそうですねー
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