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おサルのダイアリー

棋力はサル並み?のウッキーが将棋に向かう日記
ナゴヤの青いチームを見守ってます…

相手は強かったが、君も強い。

2018年05月07日 | 将棋(居飛車)

 今回ウチの教室で名を売った?のはグンジ君。中学生の部で2連勝スタートの7人(/30人中)の中に入って、未知なる強豪?っぽいイメージを周りにw

 上位入賞(あわよくば…)を目指しての三戦目。戦型は横歩取りなのだけど、最新形では無く相手の子が「ちょっと前の将棋世界の載っていたので、将世はスゴく役に立つんです(x3)」と熱く語ってくれたノーガード戦法では無い△8八角成~△3三角と再度打つ形。

 グンジ君には初めて見る形だと思うけれど、▲7七桂から無難な立ち上がり?(グンジ君あとで精査してたけどね)だと思う。(エライなぁ… こういう選択権が後手ばっかあるのがねー 横歩の難しいところ)

   

 中盤戦、お互いに飛車角が中段ですぐに死にそうな感じで、お互いに神経を使いながら、細かい遣り取り(このへんも感心…)のあと、グンジ君の角が死にそうだったところから、うまく刺し違え?角の取り合い+金桂交換で、と金も残るという局面が下図。

  大戦果

 2二と、と3二に出来たと金(2四歩~2三歩成から)で角を取ったのだけれど、先に▲4二金と王手で金を打っておくのもあったかな?でも優勢だよねコレ。次に飛車も取れそうだし…イケそう?(フラグを立ててしまった)と思ってワクテクしながら見てたんだけどねぇ、ここで勝利を焦ってしまったのかしら?

 △2六歩、同銀、1四桂、3七銀、2四飛、2七歩、2二飛、7五飛と進み、2二のと金を取られたのは少しイタイ?けど、まだまだ大優勢のハズ… ところが△2六歩に▲7三金と打ち込んでいったのが痛恨の?勇み足。

  ヒエェェ!?

 後ろで見ててナンデナンデ?と悲鳴を上げそうになったですよ。フツーに▲2六同歩、同桂、同銀、同飛、2七歩、2二飛と大人しく収めておいて何か悪いことが… △2七歩成~3八と、は殆ど詰めろクラスにしかみえないんだけど。

 ▲6三金~7三歩成が早いと見たのかしら? しかし金を先に渡しているので△5九金の強手が飛んできたですよ。

  7五飛の時イヤな予感がw

 取っても、6八に逃げても王手飛車。4八玉は3八と、で寄り形。 結局、▲同玉と取り△8六角、7七飛に△4一玉の早逃げが好手(たぶんw)6三と、3八と、で敗局に。

 局後、相手の子の研究と読みの量(と早口w)に圧倒されて、二回負かされた感じwのまま、次局も連敗してサヨウナラ~になってしまったが、この将棋の内容を見れば決して力負けしていないと思う。(感心…)教室に来るようになって2年弱でここまでほぼ自力(ホントによく勉強してるのよ…)で強くなったのは立派だと。

 もう少し経験値と何か勲章が付く機会があれば、大化けしそうな感じもするし、このままでも大成しそうな感じでもある。 中高生の中で彼は将棋に注力できるので、あと一年、優勝戦線に食い込めるところまで言ってほしい。(←これは欲張りw フツーに強くなってくれれば十分です。)

  珍しい名前だったのでツイ… (ちょっとブレててスミマセン)


案外難しい、案外楽しい。

2018年04月02日 | 将棋(居飛車)

 ちょこっと横歩ノーガード戦法について。 大サバキをしたあとの▲7七角は例の一発(△8八飛~6九金を消す意味でも)手堅い手なのだけれど、交換せずに△8九馬▲1一角成△6七馬の進行はどうなんでしょうね?

   

 若干後手の攻めは切れてそう…な感じはするのだけれど、早指しとか疲労困憊してる時に先手が正しく受けられるか…?というと、心許ないような気もする。(実際24の30秒だと結構間違えてくれる…)やはり▲8二歩からの順が危険なようでも最善かつ最短かしら?

 △3三角打(先手なら▲7七角打)に限らず、もうちょっとメイン(最前線)の戦いから外れて、手将棋っぽい戦いになる指し方がないかしら…コソーリ調べて準備しておこう。 (いつも対穴熊とかでは心が折れそうw)

  何かの唐揚げ…コリコリしてたのは覚えてるんだけど(呆


小学生の将棋ってこういうので…

2018年03月06日 | 将棋(居飛車)

 少し内容も図も多くなったので、『大局観とか、そういうのはいいんだよ、小学生は楽しまなくちゃ。』…という声もありそうなので、小学生らしい?元気イッパイの将棋を…といえば、ノト弟君。

  という将棋をw

 2月の小学生名人戦で代表権のないオープン戦(低学年の部)で、なんと準優勝。 昨夏のバローの初心者の部(ドラゴンキッズ)でも優勝しているので、どれどれどんな将棋をしてるんだろう?と見てみると、ハラハラドキドキの連続で、応援するには心臓にとても悪いw

 その日は、相懸かり(横歩っぽい?)のスタートというのは、それの方が速戦即決ぽくて気性に合うのか、これで手応えがあったのか。 4勝目をかけた一戦は、昭和(戦前?)の香りがする立ち上がり。先手の弟君は▲6六銀と角交換を拒否して、△7四銀に▲2四歩から3四~6四飛と横歩をかっさらう。でも、△8六歩同歩同飛に▲7五歩はひと目キケンに見えるのだけど、お互い殆どノータイムという潔さよ!w

  

 △7五同銀、同銀、8八角成、同金!?(ここらが独特な感じ)5六飛、5八歩に7六飛と先に銀を取ったが相手の子もうまく両取りをかけて取り返す。(ここらへんは流石勝ってる子同士?) ▲7七歩、7五飛と駒の損得なしで一段落?かというところから、▲8四飛、△7二銀(手堅い?)▲8二歩と弟君は飛成ではなく歩で桂馬を取りに行ったのも独特だなぁと。

  

 △8三歩に3四飛、3三歩に3六飛とした所で△2七角と飛車取りに打ち込まれたところで▲2六飛、△4五角成くらいかしら?と思っていたら、弟君は飛車角交換歓迎の▲3八銀(打)である。このへんも独(…以下略)w

  まあ桂得は確定してるので…

 でも初心者クラスだと2枚飛車>>>2枚角くらいだと思うので、流石にこれは後手の方が指しやすいかな?という進行になった(3六角成同歩6五飛7八銀5二金8一歩成同銀7六歩8五飛7七銀)後で、一回△7九飛の王手はよいものの続く6九飛成は一回休み。そこを逃さず(ホントノータイムでw)▲9六角の飛車竜両取り!

  

 仕方なく△8九竜(同金なら同飛成)としたけれど、構わず▲8五角△9九竜に▲7一飛△6一香▲8一飛成△6五桂に構わず▲7二銀として、アッという間に寄り形。 後ろで見てたウッキーもあまりの急変に呆然。ホント▲9六角からは手つきも元気よく力が入っていて微笑ましかったw

 カベ形にも程がある…

 その後、ちょっと反省必要の寄せでまたハラハラ(どっかで取り上げよう)… それでも何とか勝ち切り、決勝でも飛車角が動き回る将棋から、相手の落手を呼び?50手台の短手数で見事準優勝。パチパチ

 小学生低学年~教室とか通ってなくて、放課後教室とかで熱くなって指す将棋ってこんな感じじゃなかろまいか、と思うんだけど。 (バローの初心クラスもこの辺をイメージしてるんだけどなぁ…) 好手悪手入り乱れてるけど、買って嬉しげ・負けて悔しげ、喜怒哀楽が思いっきり出てていいなぁと。

 で、こんな弟君もウッキー相手に居飛穴をするw それは喜ぶべきことか悲しむべきことなのか、ちょっと???な感じで、今度から高学年の部の将棋を相手にするときどうなるか、期待半分不安半分~大化けするか、辞めちゃうかどっちか~ おそるおそる見守るしかないw

 


許される・許されない?ライン③~と金は厳禁

2018年01月18日 | 将棋(居飛車)

 将棋って、先生の言うことをマジメに聞く(聞いているような感じの)子の方が良くないのかもしれない… 最初の挨拶と駒落ちの説明の中で、中村先生は「8~10枚落ちは両方の桂香も銀も無いから、ハシが破りやすいね…」と言われたとき、ウッキー正直(シマッタ…)と思ったです。

 その予想は当たったというか… ウチの教室で一番マジメ?な子が、先生の言葉を信じて?普段やってる棒銀ではなく、香車でハシを破ったのだけど。。。

  う~ん

 早々に成香を作ったものの、棒銀は立ち遅れてる感が。(3六歩~3七銀ではなく、3八銀~2七銀の方が速いし、5三玉~4四歩で角が使いにくく。) 7六まで金が出てこられて、この手合いの棋力だとプレッシャーがキツイでしょう。(もうちょっと強いと、角金交換でもいいや、ってなるかも?)

 そのあとは角をと金で取られ、飛車先も止められ… これでは勝てないわな。 

   

 午前中のスキーと柔道で遅れてきた子たちの方が、先生の話を聞いていなくて、棒銀でいい結果を出していたのが何ともはや…


 六枚落ちから惜敗者1号の将棋を。 ハシ攻めから快調に攻めてるようだけれど、上手も△4四銀から金銀をみんな右辺に逃がしてるので実はかなり大変。 成香を5一まで寄せる前に、遅いようでも1四からと金を作って3枚の攻めを…と反省してくれてればいいんだけど。

 難しい…

 その後、角を切って上手玉に肉迫するものの、プロも角を好所に据えて上手く粘るもの。 逆に2六歩~2七歩成~2八歩~2九歩成と二枚のと金で下手玉も気味が悪くなってる…

  かなりアヤスイ…

 ここでも4八銀と銀を逃がしてたら。 その後ちょっと目を離してたら、と金で金銀を取られた上に4七も空いてる… この王手に5八玉と逃げてたら即詰みはなかったけれど、もう勝てるムード(許してくれるライン)ではなさそう。

 

 4九同玉、3八角成…イカ、なんと8二の銀まで使われて、キッチリ詰まされてしまった。 

  サービス?

 6~8枚落ちで負けるパターン、①と金を作られる②左右から挟まれる んですね。ウッキー覚えたw

   

 あれ?六枚落ちだと、2筋の歩をなかなか取らない方が良さげ? 勝った子、勝ち一歩手前の子は2筋にと金を作られないように守ってるし… 次回、ちょっと言ってみよう。

 ←2000年ですわ、コレ…

 

 


金曜日は見る人が少ないので…

2017年11月10日 | 将棋(居飛車)

 コソーリ居飛車って難しいけど楽しい。と言ってみるテストw この歳になってちょっとだけ分かったような(遅いよw 良く分かんない中で手探り感というか手作り感があるというか。ネットでお試し中の印象としては、振り飛車ー居飛車の対抗形より、相居飛車とかお互いにあんまり強くないなぁ…という感じ。

 腰掛け銀お試し期間中から、こちらはココから腰掛け銀にしたのだけれど、相手が6三銀のままで、そうなると、もうどうしてよいのか分からない(涙 悩んでるウチにコッチの4五歩より先に6五桂~8六歩と先攻された。(原因はこちらの▲1六歩に手抜きだったので、1五歩と伸ばした手がヌルかった?)

   

 一歩持っての3五歩~3六歩が見え見えだけど防ぐ良さげな手も無い。▲4七金は喜んで△3八角が有りそうだし… やっちまったか?と思いつつ、相手の言いなりどおりに進んだけれど、そんなに悪くない?ような。 (▲6六角に△4三金、4五歩と相手玉頭から迫ってるフリ?で)ただ、この△4六角と打ってきた手に…

 

 ▲4七金と上がった手がどうだったかなぁ? このまま3七歩成を許すわけにはいかないけれど先に4四歩と取り込む手の方が効いてるような? 上がってしまったために3五角、4四歩、同角とされ、角交換するとヤッパリ△3八角… 仕方がないので▲5五銀と角を殺して一瞬だけ角銀交換の駒得。 でもすぐに3八銀の飛車金両取り…

  泣きそう…

 こうなったら「両取り逃げるべからず」で1一角成と飛び込み、2九銀成にじっと8八玉、△4九飛に4四歩と打ってとりあえずイヤミイヤミと。4四歩に4七飛成、4三歩成に4三竜と竜を引き上げられるのを気にしたけれど。5四金と逃げてくれたのでチャンス到来。

 こっちも▲5六金と逃げ、△7五歩(たぶん緩手)に▲4六香△4五歩を利かし(ホントに利いてるのかな…?) ▲3三桂成が何で取っても1六角の王手飛車… 

  運が良かったのよ…

 たぶん、ハゲ指君かワザ巧君にかけるとダメだしのオンパレードだなぁ…と思いつつも、普段の対抗形よりオモシロイ(居飛穴ばかりだとウンザリなのよ…)なぁと。 新しい形なら、これまでの定跡も知らなくていいし(苦笑 もうちょこっと続けてみますかね。

 

 焼酎~チリワインで世界一周したのかな?