今回ウチの教室で名を売った?のはグンジ君。中学生の部で2連勝スタートの7人(/30人中)の中に入って、未知なる強豪?っぽいイメージを周りにw
上位入賞(あわよくば…)を目指しての三戦目。戦型は横歩取りなのだけど、最新形では無く相手の子が「ちょっと前の将棋世界の載っていたので、将世はスゴく役に立つんです(x3)」と熱く語ってくれたノーガード戦法では無い△8八角成~△3三角と再度打つ形。
グンジ君には初めて見る形だと思うけれど、▲7七桂から無難な立ち上がり?(グンジ君あとで精査してたけどね)だと思う。(エライなぁ… こういう選択権が後手ばっかあるのがねー 横歩の難しいところ)
中盤戦、お互いに飛車角が中段ですぐに死にそうな感じで、お互いに神経を使いながら、細かい遣り取り(このへんも感心…)のあと、グンジ君の角が死にそうだったところから、うまく刺し違え?角の取り合い+金桂交換で、と金も残るという局面が下図。
大戦果
2二と、と3二に出来たと金(2四歩~2三歩成から)で角を取ったのだけれど、先に▲4二金と王手で金を打っておくのもあったかな?でも優勢だよねコレ。次に飛車も取れそうだし…イケそう?(フラグを立ててしまった)と思ってワクテクしながら見てたんだけどねぇ、ここで勝利を焦ってしまったのかしら?
△2六歩、同銀、1四桂、3七銀、2四飛、2七歩、2二飛、7五飛と進み、2二のと金を取られたのは少しイタイ?けど、まだまだ大優勢のハズ… ところが△2六歩に▲7三金と打ち込んでいったのが痛恨の?勇み足。
ヒエェェ!?
後ろで見ててナンデナンデ?と悲鳴を上げそうになったですよ。フツーに▲2六同歩、同桂、同銀、同飛、2七歩、2二飛と大人しく収めておいて何か悪いことが… △2七歩成~3八と、は殆ど詰めろクラスにしかみえないんだけど。
▲6三金~7三歩成が早いと見たのかしら? しかし金を先に渡しているので△5九金の強手が飛んできたですよ。
7五飛の時イヤな予感がw
取っても、6八に逃げても王手飛車。4八玉は3八と、で寄り形。 結局、▲同玉と取り△8六角、7七飛に△4一玉の早逃げが好手(たぶんw)6三と、3八と、で敗局に。
局後、相手の子の研究と読みの量(と早口w)に圧倒されて、二回負かされた感じwのまま、次局も連敗してサヨウナラ~になってしまったが、この将棋の内容を見れば決して力負けしていないと思う。(感心…)教室に来るようになって2年弱でここまでほぼ自力(ホントによく勉強してるのよ…)で強くなったのは立派だと。
もう少し経験値と何か勲章が付く機会があれば、大化けしそうな感じもするし、このままでも大成しそうな感じでもある。 中高生の中で彼は将棋に注力できるので、あと一年、優勝戦線に食い込めるところまで言ってほしい。(←これは欲張りw フツーに強くなってくれれば十分です。)
珍しい名前だったのでツイ… (ちょっとブレててスミマセン)