おサルのダイアリー

棋力はサル並み?のウッキーが将棋に向かう日記

気分はポロロッカ星人(笑)その1

2009年06月30日 | 将棋(その他)

 日曜の教室で、横歩取り△2三歩型のお勉強をちょっとだけ。 88年のNHK杯、この期は羽生五段(当時)が、加藤(あの▲5二銀の将棋)・大山・谷川・中原と名人経験者を全部倒して優勝した年。 なんだけど、ウチの子どもたちが生まれるはるか前というか、お父さんとお母さんが出会っていたのか?というくらい前…と思うとまたも鬱。

 とにかく、その年の▲羽生ー谷川戦は、▲3六飛という手の鮮烈なデビュー(結果も含めて)でもあり、この戦型が殆ど見られなくなった歴史的な一番。

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 ここから、△同角▲同歩△2七飛▲3八銀△2五飛成▲7七銀△6二銀に▲2七角!

  1987100525

 リュウ君にして、この図を見るのは初めて、ということで、「ここからどうするん?」と聞いてきたが、私も良く覚えていなかったので、家に帰って並べてみた。 

 記憶では、後手は竜を右(6~8筋)に持っていったんだけど、どんどん圧迫されてヒドイことになったようなことは覚えていた。 事実調べてみると、これがまた悲しいくらいヒドイ負け方。

 19871005110

 7一の竜は2五から、流れ流れて最果てに追いやられてしまった…と思うと涙が出てきそう。 先手の2枚の角を使った全面圧迫が見事に成功した将棋。 

 こういう将棋を知識として知ってるということは、無いよりは有った方がいいとおもうのだけれど、他の戦型も含めてどの程度知ってるほうがいいのかが分かんないトコロ。 

 横歩取りなら△8五飛のみとか、角換わりなら後手番一手損とか、矢倉なら▲3七銀のみ… それらが生まれてきた経緯を知らなくても、指せるといえば指せるんだろうけどね。 元ネタしらなくても、それはそれで楽しめるように…

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気分はポロロッカ星人(笑)その0

2009年06月29日 | 日記・エッセイ・コラム

 某巨大掲示板(2ち○んねる)の将棋板には良く行くのだが、振り飛車の勉強をしようと、某凹棋王の応援スレに行くと、なぜかそこにはAA(アスキーアート)の山。

Kubo_2

  最初このキャラ??という感じだったのだが、慣れればカワイイので、プリント等に使っている。(使い勝手がいいのか、主人公よりAAの種類が多い。ちなみに一番最初に見たのは、実況板のD専【中日応援専用スレ】だったりする。 笑)

 元キャラは『涼宮ハルヒの憂鬱』に、ホンのチョット出てくる「鶴屋さん」なのだが、もはや別物。 ウッキーは最近のライトノベル?に抵抗感(さすがに歳を取ったので)から、書店に積まれてるのもスルーしていたのだが、気がつくと、AAちゅるや→ちゅるや(同人)→鶴屋さん→涼宮ハルヒ(アニメ)→小説(原作)と逆流しながらどっぷり浸かってしまった。(笑) 

 こないだ深夜にコレの放送を見ながら、『これって、劇場版うる星やつら(ATOKは普通に一発変換w)だよなぁ』とか、『でも、あれ(2作目)も元ネタは、クリスティだよなぁ…』と思いながら見てると、自分が急に年寄りに思えてくるので、かなり悲しい。(笑

 【ここまでが、前振り(笑)で、将棋の話は次のエントリから… 】

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知識は必要なのだが…

2009年06月26日 | 将棋(その他)

 前エントリに寄せられたコメントで

「開始から30手どういう手順でこの局面になるのかまったく想像がつかない(笑)」

 というありがたい(笑)ご意見が寄せられたので、喜んでお蔵入りになりかけてた図面を貼ることとする。(いや一度に何枚も図面貼ると見づらいのじゃないかと思って…)

 発端は、両者合意?(というか何を思ってか?と言いたくなる)の横歩取りのスタート。 △8五飛とかメジャーな形ではなく、絶滅した△2三歩型にしたときは目まいが、次に▲3二飛成でも▲3六飛でもなく、▲3五飛としたところで、頭痛が…

 09jun21_yudukikouta17

 ウッキーは、学生時分に性格の良い先輩や同級生に恵まれたので、大学卒業までにずい分と口が悪くなってしまったが(笑 こういう立ち上がりをもし、大会や部内で指したとしたら、考え得るありとあらゆるバリゾーゴンを浴びせられたことだろう… 

 というわけで、あとは結果見ればいいかな?と思って、高学年の部~中学生の部を見に行ったのでありました。

 ちなみに上の図以降、△4七角成▲3八銀△5七馬?に▲5五飛!△4六馬▲5三飛成△5二飛▲5四歩と進んで下図。

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 △5七馬では△7四馬くらいに、落ち着いて引いてれば馬得っぽい?というのはマターリ指したい振り飛車党のヌルい感想かな? ▲5三飛成からは最強の手の応酬だと思う。 ココで△6二銀?としたのが疑問手。△6二金が正しく、▲5二竜から▲8二飛で先手有利になるハズ。 …だったんだけれどなぁ。というのが前エントリに至る道のりな訳で。

 序盤の知識も足りない、急所での読み(3手の読みでいいんだけれど…)とか、正しい受けの力というか、自玉の安全度の感覚とか… 課題は山積のような。 う~ん、難しいことなんだけれどねぇ。

 

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イメチェン? それとも本性

2009年06月23日 | 大会結果

 優勝したコータ君の将棋なんだけれども、これが何というか。 一皮むけたというべきなのか、元々の彼の地(本性)が出てきたのか… 

 途中チラと見た将棋の最終盤。 持ち歩やコータ陣の方はよく覚えてないのだけれど、だいだいこんな感じの局面で、ココで力強く▲3四銀打!と叩き付けるように打ちつけたときは、ホントにビックリした…

 20090621kouta1

 △同金直▲4三飛成△3三金に▲3一角!(図)△同玉▲3三竜…とアッという間に終わらせてしまった。 ウッキーは▲4一竜でも十分と見てただけに、この強さには正直たじろいでしまった。

20090621kouta5

 局後、ウッキーが「▲3四銀に△同金右だと?」と聞くと即座に「▲4二飛成△3二合▲3一角以下詰みです!」と。相手の子に「6二の銀が(飛車の横利きを止めてて悪かったね!」 うむむ…

 ただただ力強い寄せというか、強引な幕引き、「一丁上がり」という感じで… この力感(?)は、何だかんだ言っても筋がベースのリュウ君やリョウ君とも、無理やり詰み上げるゆ~君とも異質な感じ。 3人が150kmで尚かつコースをねらって三振を取る感じに対して、140km後半真ん中近くでも球の威力で凡フライに打ち取る感じ? 相手を見切って(見下ろしてか?)ねじ伏せる怒濤流(誉め過ぎか 笑)というか。。。

 決勝戦の将棋。 厳密に言えば駒得確定のゆ~君がいいハズなのだが、ここでの△5八歩の叩きから△5六飛の詰めろが、なんとも力強い。

 09jun21_yudukikouta30

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 ウッキー的な感覚だと、苦戦を認めての勝負手に見えるのだけれど、コータ君は恐らく「これで勝てる!」と力を込めて指したと思う。 その感じに圧されたのか、数手後に▲3九玉(強く▲5八金と払うか、▲6九桂とするか、▲8一飛成△4二玉を入れたついでに▲7五角とでもするのか…)と間違えてしまい、無条件に△5九歩成とトンデモないところにと金ができては一気に後手優勢に。

 その後は一転して無理せず、確実にジワジワと先手玉を締め上げる寄せを見せたのも感心した。 剛と柔のバランスが絶妙というか… 序盤で▲5三飛成と玉頭に竜を作られる局面を乗り切った(?)コータ君と、チャンスを生かせずピンチを乗り切れなかったゆ~君。 この日はコータ君の日だった、と言うことだろうか。

 ハッキリ言って、この序盤を見ている限り、二人のどちらが全国大会に行くことになっても苦戦は免れない所だと思う。 ただし、大きく化けつつあるコータ君には良い障害かもしれない。 敗れたゆ~君には、雌伏の時かもしれない。

 それぞれが、この一局を機に、どうなっていくのか。 「興味は尽きない。」(対局日誌のパクリで締める 笑)

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雑事

2009年06月22日 | 将棋教室

 予め、全国大会へ出ることが決まった後のことを考えてはいたのだが、実際そうなってみると、後から後から想定外の事が出てくるもので。

 こうなるんだったら、もう少し事前に考えておけば良かった…と思うのは後のフェスティバルなわけで(ルー語)。 とりあえずやれることからやっていくしか。

 それにしても、天童の日にちを8月2~3日と思っていたのには我ながら呆れるしか(ホントは3~4日)ない。 いったいプリントのどこを見ていたのかと。(費用の補助のとこだけという)

 ウッキーのもともとあんまりないキャパはもう満杯に近い…。この上、7/5の大会のこととかバローのこととか、大阪のこととか、年末のこととか考えると、はうはう。

 一個イッコ片付けなくちゃ…

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