おサルのダイアリー

棋力はサル並み?のウッキーが将棋に向かう日記

子どもの六枚落ち

2007年11月28日 | 将棋(駒落ち)

 前回の木下先生の指導対局では、六枚落ちで8人中勝てたのが1人。今回は7人中5人が勝ち。 (メンバーは多少変動したのだけれど)

 六枚落ちは子どもが将棋を覚えて最初の関門というか、これでプロに勝てるというと、立派に初級者卒業という感じがする。

 今回、子どもたちが六枚落ちで勝った将棋を見ると、ただ定跡を覚えて、平凡に指していく、という感じではダメなのではないか…と思う

 確かに、前回の反省から駒落ちの勉強は増やしたのだが、やはりそれだけでなく、詰め将棋や次の一手とかを考えていく中で、全体的な力をつけないと、例え六枚落ちでも、子どもたちがプロに勝つのは大変かもしれない… 残念ながら負けた子の将棋と比べてみるとそう感じるわけで。

 年少組はパッとひらめいて、上級生の子はよく考えて、ぞれぞれが、いい手・ハッとする手・思い切った手・決断する手…を、中終盤で何手か指せた、そういう力がついてきたことが、今回の結果に繋がったかな?と。

 間違ってない、間違ってないぞ~私らがやってきたことは! と、オジサンは世間の片隅で小さく叫ぶのでありました。

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子どもたちは…冴えすぎてる!

2007年11月28日 | 将棋(駒落ち)

 六枚落ちの締めは、五年生のO崎君。 彼も前項のようへい君と似て、落ち着いた雰囲気を持つ子(その分弟くんがやんちゃ?ではあるのだがw)。 剣道と掛け持ちで2~3ヶ月に一度教室に来てくれるかどうか、というところが何とも惜しい!が、しっかりした指し手で、見事な勝利を収めてくれたのは実に嬉しい。

 まずは、順調に端を破り、ようへい君が間違えた成香の活用も上手く、下図から

 6vs535

 ここで、強く▲5六歩!△同銀に、▲4三成香とした手順が見事。是非無い△同金に▲4四歩!(下図)が好手。

6vs540

 先に成香を捨てるので、もったいなく考えにくい順だと思うのだが、よく指したなぁと。 △4二歩と受けるしか無いところに、▲4三歩成△同歩▲3三竜が狙いを秘めた手で、△7六歩の取り込みに、▲4四角!!という派手な手が出た。

6vs546

 う~ん、カッコイイとしかいいようがない。さらに、△6四玉▲4三竜△6二銀に▲6六角と、一度出た角を引いた手がまた狙いがあって… △6七銀成と角取りに成られて損かと思ったが▲7五金と上から押さえるのが手堅い好手。

6vs552

 ホント冴えてるなぁ~ と思って見ていると、数手進んで大詰めの局面に。あとはどう仕上げるかというトコロ。▲5五馬と引きつけて王手をした手に、△6四桂と受けたところ。

6vs563

 構わず▲6四同竜と取り、△同歩▲同馬までで、鮮やかに終了。(△8二玉と逃げるのは▲6七竜) 畠山先生も「カッコイイ手の連発やったね~」と大きな声をかけてくれたので、O崎君も本当に嬉しそうだった。(おサルも嬉しい)

 教室に毎回来てドンドン進む子もいれば、たまにしか来られないけれど、気持ちを持ち続けてくれる子も、将棋界全体から見れば絶対に必要なわけで。 そういう意味で、勉強も剣道も将棋もバランス良く、将棋は一生の趣味というか楽しみにしていってほしいなぁ…と思うのであります。<ケロロ軍曹ふうに>

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子どもたちは怖がらない(4)

2007年11月27日 | 将棋(駒落ち)

 おまちどおさまでした。ということで、上級生の部の棋譜を。低学年の部は六枚落ちで9筋攻めをメインにしていたが、高学年は1筋攻めがメイン。 これは教えたのがM川先生ということで、手堅く勝たせて自信を持ってもらおうという意図からだと思う。

 M川先生の教え通り、堅実に2筋を押さえてから1筋を攻めていくと、上手としてはなすがまま、下手のミス待ちしかない。(9筋攻めだと角切りがある分、チョットは…)

 ただし、下手もただ平凡に指していては、芸が無いというか、なかなか勝てない感じである。 やはり最低一手は決断する好手がいるようである。

 それでは、K越兄弟の次兄、ようへいくんの六枚落ちから。順調に端を破ったものの、小ミスがあって銀を追っかけ回した分、上手からのと金攻めが来たが…

6vs449 

 ここから、▲4四角と出てるのが寄せの第一段。△2八歩成に落ち着いて▲6五銀と上から押さえて、△7三玉にジッと▲1三竜と入ったのが、大駒をよく使った確実な寄せ。 それでも△3八歩とされたところでは、相当イヤミかと思ったのだが、全然震えてないのね、彼はw

6vs456_2

 図の▲6四金が確実な仕上げ。ここまで読んでの▲4四角からの寄せの構想なら、コレは六枚落ちの手合いではないなぁ~と。畠山先生も頭金まで指されて投了したのはその辺りのこともあったのでは?と思う。

 ようへい君は、やんちゃな子の多いウチの教室の中では、一人特別に落ち着いている子で、普段は目立たないのだが、実は隠れた実力者(?)である…と書きかけたら、また長くなってしまったので、別エントリーで。

 

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『新駒落革命』

2007年11月26日 | 将棋(駒落ち)

 最近、子どもたちがプロとの指導対局で駒落ちの勉強をすることになり、ついでに自分も勉強しようと思って、おサルが購入したのが、真部八段の『新・駒落革命』(中古市場で手に入れた)。 これまでの定跡ではなく、もっと自由な考え方で駒落ちを指そうというもので、例えばメインの二枚落ちでは、右四間+腰掛け銀に左美濃という戦い方を研究している。

 Manabe2

 おサルは、二歩突っ切りのカニ囲いというのが大キライで、まだしも銀多伝と思うのだが、攻め味が遅い…とも思っていたので、この指し方に飛びついて、イロイロ考えているトコロ。

 二枚落ちと飛車香落ちとの間には大きな溝があって、二枚落ちの定跡で勝てるようになってなったから、さぁ次は飛香落ち…というよりも、二枚落ちで定跡を使わずに勝つ。という手合いが有っても言いように思う。そしてその時にこの戦法を、と思うのだけど。

 それと、これは飛香落ち~飛車落ち定跡のコンセプトに近い、というのも魅力的。二枚落ち(定跡)~二枚落ち(右四間)~飛香落ちも右四間、と連続性をもって学ぶことができるのではないか、とも思ったりもしてるわけだが。

 いつか使う機会をジッと待っている、そして勝って、この本に「お世話になりました」と言いたいのだが…

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追悼

2007年11月26日 | 日記・エッセイ・コラム

 朝刊に真部八段の訃報を見つける。 将棋を覚え始めた頃、NHK杯で準優勝したときは二十台で五段か六段くらい。和服姿が本当にカッコイイ、若くて超がつく有望な棋士だった。

 その後のことはゴニョゴニョ…として、もう10年以上将棋世界に将棋論考を連載していて、それが購読する楽しみでもあったわけだが。

 おサルは三間飛車持久戦の真部流(最近ではコーヤン流…)の4五の位を取って4六銀とする形が好きで、対左美濃にはコレと決めている

Manabe1

 ただ、これの良さは指し込んでみないと分からない…と思う。おサルは美しくて、柔軟に富む、「深い」陣形だと信じてる。(元々は大山先生の陣形だしw) 岐阜のこうき君あたりは、これで対穴を戦ってほしいと思うのだけれど。(実際は勝つの大変だけどね)

 <長くなったので、2回に分けます。 今日取り上げるハズだったO崎君とY平君はもうちょっと待ってね。>

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