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おサルのダイアリー

棋力はサル並み?のウッキーが将棋に向かう日記
ナゴヤの青いチームを見守ってます…

心配なのは…

2019年05月23日 | 将棋(居飛車)

 山王小の二枚看板?のもう片方、アカバ君の棋風は、ホントに外連(けれん)味のない正統派の将棋を指す。まだ未熟な面もあるけれど、筋の良さにはウッキーも良く感心。 しかも結構粘り強く最後までベストを尽くそうとしているのもまた良い…

 と、ベタ褒めしておいてなんだけれども、逆に優勢の時の決め方がオカシイというか、棋歴が浅いからか、それとも気が緩むのか(なんといっても小学生だもの。)…

 3回戦、早々に棒銀が成功して、なおかつ馬まで作った局面は間違いなく先手良し。 ただウッキーは(もしかしてやるんじゃないか…?)と秘かに心配していたのだけど、その通りの手順に進むんですねぇ…(溜息

 

 銀を持ったのでイヤ~な予感がw ▲5三銀△4三金引に、やってくれました▲4四歩…

 

 5三の銀がタダなんだけどなー(苦笑 相手の子も気がつかず△4二金引とかしたもんだから、アッという間に先手勝勢⇒ほどなく勝利なんだけど、う~ん、こういうところ厳しく指導した方がいいんだろか?(悩

 決勝戦、アカバ君の相手は嬉野流使いのお兄さんの方。実は前回の王将戦予選で当たっており、その時は普通の将棋?から、アカバ君が馬をただ取りするという大優勢の局面に。しかし、懐深く粘られている(ミレニアムっぽく△1二玉のルートまで見せられて)うちに逆転されてしまったが、県代表相手を土俵際まで追い込む将棋を見せてくれたのでチョット期待してたのだけど…

 ノトダイ君のテンションが移ったのか、「嬉野流だったら棒銀で行くぞ~!」「お~!!」というノリで対局に入ったのを見るとまたイヤな予感が… 当たるんですよねぇこういうの(溜息

 ▲2四歩の交換を入れずに一直線に棒銀に行くのが、チームの作戦?だったと思われるが、それに対して後手の△5三銀~4四銀から△4五銀と浮いたのが、用意の受けというか指し慣れてるというか。

 

 中高生だと、初見でこの手を見れば数分は考えるところ。 明らかに相手の土俵なので、そこに突っ込んでいくのには躊躇するのだけれど、小学生だとそういう変な気遣いはせず?一気に行こうとするのね… 

 ▲2四歩同歩同銀2二歩に▲2三歩と合わせたときに、△3四銀と引くのが用意の手だろうし、研究・経験のある手だと思う。 ▲2二歩成△同金まではこう進むところ。ここでじっくり考えてほしかったのだが…

    

 ここで手ありと見て、▲3五銀!(敗着級)△同銀に▲2四歩と垂らした手に期待したのだけど、△3四銀と手厚く(当然)受けられて、早くも劣勢。開始5分も経ってないんですけどね…

 

 う~ん、決勝戦とか優勝と言った言葉に、気持ちが止まんなかったのかな… (でも、ここから一応はノトダイ君より時間は使って負けたw) 来年優勝するだけのモノはあると思うし、また鍛えていこうと思うけれども、ぶっちゃけ棋力よりも精神面がメチャクチャ不安…w

 前の花里小の時は、コータ君は6年で県代表も数回の経験豊富、イツキ君はキャリア半年ほどでふあんだったけれど、やはり6年生の落ち着きが。 ヒロ君は4年生だけど、軽口一つ言わない安心感が。 …勢いと才気という面では今の山王小チームの方がもしかするとあるかも。(今年準優勝するとは正直思ってなかった、どこかでやらかすwと思ってました>汗)

 さて残り一年、チーム意識を育てながら、個々の棋力も伸ばしながら… あとは、もう少し大人になってくれい!と祈りながら、ボチボチ気長に行きますかね… 


それなりに見えてくる…

2019年04月23日 | 将棋(居飛車)

 ここんとこ観る将専門で特に将棋メシヲタなので、今回の名人戦でもまずは昼食チェック(午前のおやつも)から棋譜再生(苦笑

  

 両者ともに、ご当地名物の豚丼かぁ。イマイチ面白くないなぁ(タメ息 うん………宮嶋三段? え、…ケンタ君?! 慌てて速報サイトの写真を探してると、おお、確かにそうだ。 何か大人になった(当たり前かw)というか、関東の若手プロと言ってもしっくり来る感じがするのは…… 

 日曜日に県連の人と「このごろ関東によく行ってるって。」 ウ)「関西だとN川君(ムスコさんの方)毎日控え室に居るってアッキーが言ってたから相手して貰えばいいのに」とか話したばかりなので、何か不思議な感じ。 慣れぬ着物と前後4日の行程は大変だったと思います。でも、ポジティブ思考で『いまに対局者として来る予行練習だ…』くらいに思ってくれてるといいなとも思うです。

 昨日の続きで、今日はアカバ君その1。 何気に詰め将棋選手権でもユキナリ君に次いで2位に入ったり(教室に来始めて半年弱なんだけどね)、各種大会で好成績を挙げてるので期待する反面、まだ4年生なので高学年の部では厳しいかな…と思ってはいるのだけれど。

 アカリさんを粉砕した子との対局はこんな感じ

 

 …相手の玉形がヒドく(どうしてこうなった?)優勢なことは間違いないのだけれど、駒損で持ち駒も少なく、△7五歩~7六歩と桂を食いちぎられて玉頭に迫られるとカナーリ嫌な感じ。

 さてどうするのかしら? 筋の悪い子なら▲8三香、筋の良い子なら…でもちょっとコワイ。もっと安全に勝てる手は無いかしらん?…と思っていたら、アカバ君は堂々と▲9三香と放り込む。

 

 △同歩に▲9四歩と取り込んで寄り形… 当然と言えば当然だけど、居飛車ってこうやって一手勝ちを目指す指し手を続けなくては、という見本のような手を当たり前?に指せるというのは大したものだと思うのですよ。

 ウッキーも何回か相手してる(←の後半部分)のだけれど、何というか…これまで見てきた居飛車党の子(リュウ君、リョウセイ君、ヒロ君、今はユキナリ君…)と比べて、格段に鋭いという感じは余りしないのだけれど、本格的というか格調高いというか、難しい?見事な?技をかけるでもなく、自然に力まず無理なくスッ(?)と勝つなぁ、という印象をうけるんですよね。(本人はスッゴく、力一杯指してるんでしょうけどw)

 アカリさんと同じく将来楽しみ…と思ったけれど、同学年にはキヒラ君・ヤマグチ君(共に6年で県代表経験者)を倒して優勝したカンノ君(倉敷ベスト4の子)や、キヒラ君と同じ学校で文科杯ベスト4のオオツカ弟君も居るので、ナカナカ大変かな…

 アカバ君ーオオツカ弟君が4勝をかけての最終戦の内容は、また今度に。ちょっと褒めすぎ?(大げさ?)だったので、次は課題を…

 明日は誰にしましょう?(苦笑 ……青いチームがサヨナラ負けしたショックで寝ます… 


強くなっておる喃

2019年01月15日 | 将棋(居飛車)

 ipadのカメラより、コンパクト機とは言えフツーのデジカメの方がキレイに撮れている気がする…

 日曜の頑張ったで賞その2はアカリさん。 前回まで、団体戦に促成栽培⇒即投入した格好で、なんとか全敗を回避して良かったね、という感じだったので、今回も初戦負けから大丈夫かな…とカナーリ心配してました。

 二局目…なんか今流行の流れ矢倉?(アカリさん)vs居飛車左美濃?の対抗形っぽい将棋。 何かとりあえず最新形? にしてはチョット変… しかも局面が固まってるし…?

 

 これは時間かかるなぁ~と他の将棋を見に行ってたら、対局が終わってて、しかも勝ってる! 一体どうしたのかと聞くと、相手の二歩で勝ったという…

 

 慌ててipadの写真を見ると相手の子が上の局面から△4六歩と打って、泣いている(上の写真)のが分かった。 いやぁ、こういうラッキーが勢いに乗るかも?!と思っていたら、続く3局目も勝ち、4局目は同門のアカバ君に惜敗したものの、最後の5局目は相手の愚形をとがめて、自然な流れで優位を拡大していく…

 

 なんで自玉側の香が成り返っているのか?2三の角はどうして?…ということは置いといて \(^^\) 相手が変な駒の進め方をしたら、まず勝てそう…な所まで強くなってる(矢倉に入城してる安心感もある?)のに感動。 しっかり勝って3-2と勝ち越しに成功(パチパチ 今年の夏前からは想像以上に成長してるなぁと。 いささか自陣に手を入れすぎて、攻め手が遅くなるきらいはあるものの、終盤力のあるタイプ?っぽいので、さらなる伸びも期待できそう… と夢が広がりんぐw

 アカリさんーアカバ君の将棋はお互いの良さと課題が出まくった将棋なので、またUPしようかと。

 

 


女は度胸…って前にも使ったかも。

2018年12月04日 | 将棋(居飛車)

 愛知よりナナコさんパパからtelあり。お披露目会のご案内を受ける。 ……行きたいけど、向こうの役員の人には会いたくない(w いや、一宮まで来られるヒマと金があったら四段を買え、と言われそうで(そんな金はナイw) エライ人たちと会わずに、ナナコちゃんだけと会う方法はナイか思案中…(いいアイデア有りましたら是非…)


 アカリさんとの将棋から。師範に習ったとおり▲6八銀と引くのは良いのだけれど、それ以前に居玉棒銀というのは… そして顔面受け?の▲7七桂には驚いた(驚愕

  

 あっという間に△6六歩の取り込みから矢倉城は跡形も無くなってしまったが、アカリさんはそれほど気にする様子も無く、▲7三桂成~7四桂~8二桂成と飛車をとって満足そう。

 

 △6八と、に▲同玉と取ったように、力強い感じはする(▲同飛なら6一の金に当たっていて好調子だった)のだが… 駒の損得とか玉形の差とか、ウッキー飛車の周りだけで無く、全体を見渡せる大局観を養ってほしいような。(そうなるとこの局面にはならないけどw)

 ただ、この勢いのままウッキー玉に迫ってきた手順は正解が多く、真田勢に追い立てられる家康さんのような心境にw この勇気?に大局観が加わったら…と、また生温く見守っていこう。

 

 やはり肉…

 


ぶっちゃけ品格の問題なのよ…

2018年11月26日 | 将棋(居飛車)

 この頃ノトダイ君が「ボク何級ですか?」x∞と聞いてくるのだけど、何か切っ掛けでもあったのかしら? 先週の大会(順位戦ファイナル、累積ポイントで出場)では級位者の部で3-1の敢闘賞、ケイト君(上級)にも勝ち越し、昨日はグンジ君(A級=有段の部で3-1の敢闘賞)にも指し分け(?!何番か入れているのは確か)なので、級位者にしても相当上の級で…と言うわけにはイカないのが難しいところ。

 将棋を見ていた久々登場のチノさんが「う~ん…乱暴というか、荒っぽいというか………」「ユヅキ君に似てるけれどそこまでは強くない感じ」と言っていたのが多分正解に近いかも。 ノトダイ君と言えば何と言っても去年一番驚かせてくれた「飛車取りを手抜いて、角を捨てる(▲7一角に△4六角!)」という、たぶん今後、これ以上驚くことはないだろうという手を指すタイプ?(苦笑

   

 基本大技を仕掛けに行きたい子で、一撃必殺のK.Oパンチが好きw このごろは経験値も増えてきて、それなりの形からソローリとチャンスを伺えるようになったので一潰ししてやろうというわけにもナカナカいかない。(というか、こちらが罠~端角中飛車とか一間穴熊とか~を仕掛けてくる気配には敏感wで、引っ掛かってくれないのには感心w)

 とはいえ、定跡とかを勉強とか理解とかしているわけではない(それでケイト君はおろかグンジ君やユキナリ君に入るのだから大したもの…)ので、カンタンに自分から転んでしまうことも多々あるし、たぶんプロ相手の駒落ちだと相手を本気にさせて負かされるタイプ(今年の中村亮介センセのがそうでしたね…) 

 

 自玉まで使って、駒余りなしとか…「あの子の(ノト君の)手つきも表情も『勝ったぞ!』って感じだったので、ちょっと本気で…w」って…これがプロの芸なんですねぇ(溜息 

 日曜日のウッキーとの将棋から…何だかんだウッキーも基本同じタイプw、コレ狙ってるな…というのがすぐわかるwので、ツボさえ間違わなければそんなに難しくない(手間はかかるんだけど…)と。 先手番で▲7六歩△3四歩に▲2二角成…で筋違い角かと思ったら、そのまま角換わり棒銀へ。一応仕掛ける前に▲6八玉が彼なりの工夫?でエッヘンという顔w ▲1五同香と銀香交換したところで「次△1六歩やろ?」と言ってきたのは、何か用意してあったのだろうか…?

 

 予定を外したわけではなく、ウッキーが大して考えもせず△1三歩と受けた(指してしまったw)ので、調子が狂った?ノト君も大して考えずに▲5五角… こういうところがまだまだ怖さを知らないというか、骨まで浸みてないというか… 

  

 △5四歩からフツーに角を殺して(実戦はちょっと間違えて(テヘ △4四銀w▲4六角△3五銀▲5五角△5四歩に▲2二角成△同金)大差の将棋に。

 こういう自分の読み(予想)にない手が来た時はピンチかチャンスかどちらかなので、腰を据えて考えてほしいし、他の子の将棋を気にしたり、賑やかな所へ見に行ったりするようではねぇ… 苦しくなってから真剣に考える(だいたいアマはそうなんだけどね)前に、集中ができない、落ち着きがないと思われている(だから大会参加も、保護者が付けない時は基本NG。それでも小1の時よりは本当に落ち着いたのだ…4つ上のシュウヘイ君が付きっきりで、最後は疲れて連れてこられなくなった… あの頃からシュウヘイ君が教室に続けて来てくれてたら今ごろ二人ともどうなっていたのだろうか…?)ようでは、本人の期待してるような級は認めてあげられないと…。

 お外に出して恥ずかしくない将棋や態度でいられるようになったら、級を上げてあげようと。 それまでは今のままの8級ということで据え置き~(下手に勝ち星の累積ポイントとか計算すると飛び級になってしまうw)~私語無し、おやつ催促無し、級の催促無し、プリント忘れ(記名も)無し、しっかり挨拶、教室内を走らない… 一回くらいそういう姿を見てみたいw  

 p.s. 師範、1月のプロ棋士決まりました。二度目の方です。