goo blog サービス終了のお知らせ 
不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

季刊「銀花」・・・いい本がまたひとつ消えていきます・・・

2010-03-13 | 読書ナリー

2010年3月13日(土曜日)
明日はいいお天気になるそうな・・・
ホワイト・デーのお返しは、孫ひとりという健さん。

その健さんのお誕生日(3月8日だった)のお祝いを
明日、娘と孫がしてくれるんだと言う。

あいにく、わたしは確定申告の仕上げでいそがしい。
3人で、楽しんできてね・・・

わたしからのプレゼントは、春の号で廃刊となる
季刊「銀花」161号。
季刊だから春夏秋冬の年4回・・・40年も続いてきた本が
おしまいなるのは、ほんとうに惜しい。

ナオゾウさんも創刊号からずっとそろえていたけれど、
ナオゾウさんが亡くなり、
ひとり暮らしになったタミヨさんは、もう買っていないという。

趣味と読書にあけくれるタミヨさんにも
「銀花」をプレゼント。

本に目のないわたしでも、議会中はじっと我慢・我慢・・・

さあて、がんばって、青色申告にとりかからなくっちゃ・・・
一番やっかいな減価償却の計算だけがまだできていないし。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

授業ノートのとりかたを講義しなければならない大学・・・

2010-02-08 | 読書ナリー

2010年2月8日(月曜日)
タミヨさんは月曜日のクイズ番組・Qさま(?)とかいうのが
大のお気に入り・・・
後半は茂木さんが出てくるというので、
そりゃもう、楽しそうに画面に食い入るように観ております。

漢字検定の問題で「欣喜雀躍」っていう四文字熟語が
出題されたのですが・・・いまだかって使ったことがないな~
それがなんと! 友人のブログでこの熟語をみつけ、
ほ~、こんな風に使うんだと感心してしまいました。
さすが幸子さん・・・
さちの夢空間
http://blog.goo.ne.jp/sachi1941

右顧左眄(うこさべん)読み方は知っていたけれど、
左眄の眄という漢字は書けなかった・・・わたし・・・

タミヨさんが
「Qさま!!プレッシャーSTUDY大人の漢字ドリル」を
欲しそうにしていたので、さっそくAmazonで注文しました。

     
勉強しようという意欲があるうちは、
タミヨさんの頭はまだまだ大丈夫でしょう。

おもしろい記事も見つけました・・・
笑っていられない現実・・・なんですが・・・
そういえば先週の週刊現代にも
「『日本人はバカになった』は本当か」なんていう特集も
組まれていましたね。

昨年の文化庁「国語に関する世論調査」では
「1ヶ月に大体、何冊ぐらい本を読んでいるか」との問いに
「読まない」と答えた人が46.1%だそうです。
(16歳以上対象)

雀三郎さんの落語にありましたよ・・・
体育会系の学生が、文系の学生に言うんです。
「懸垂してみろ」
で、文系の学生が返します。
「けんすいって漢字で書いてみろ」

いまや、大学で小学生並みの基礎学力を教えなければならない
ご時世みたいです。
レポートなどはパソコンで検索し、コピペして提出できるけれど
試験では、ぜんぶひらがなで書いている学生もいるとか・・・

少子化のあおりで、無名の短大や大学では
各地の高校をまわり、ぜひお宅の学生さんをわが大学へと
お願いに上がり、
学生さまに来ていただかなければならないんですから・・・

わたくしも、パソコンを使うようになってきてからというもの
漢字をかけなくなってきました・・・
茂木さんもいってました・・・脳は使わないと退化すると・・・

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100208-00000009-maip-soci

山形大 「文章のいろは」必修科目に

「やばい」「微妙に」といった話し言葉を文章でも使う学生が
目立つことから、山形大は「話し言葉を書かない」など
新入生が大学で学ぶうえでのいろはを教える
「スタートアップセミナー」を4月から新入生の必修科目とする。
専用テキストを作った立松潔教授(経済学)は
「文章能力の衰えを感じる。
必修にしないと、基礎的なことができない学生が受講しない」
と話している。

立松教授によると、山形大では最近5~6年で、
答案やリポートに話し言葉を使ってしまう学生が目立つようになった。
立松教授は「早急に学生のレベルを底上げする必要を感じた。
できる学生とそうでない学生に開きがある」と危機感を抱いている。

セミナーは週1回90分にわたって
「主語と述語、修飾語と被修飾語は近づける」
「話し言葉を持ち込まない」など初歩的な作文方法などを解説。
リポートやディベート、情報収集の方法についても図で説明する。
今までも似た講座はあったが選択科目だったため、
興味のない学生は受講しなかったという。

専用テキストのタイトルは、
米沢藩第九代藩主上杉鷹山の名言を借りて「なせば成る!」。
840円で新入生全員に購入してもらう。
「作文力を高めよう!」「文の書き方の原則」
「授業ノートのとり方」など26項目を説明。
「文の長さは30~40字くらいを目安とする」
などと記している。
文部科学省大学振興課の担当者は
「大学生に対し、これほど基礎的なことをテキストまで作って
教える例は聞いたことがない」と話している。【細田元彰】

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳩山由紀夫は草食系? we164号より

2010-02-02 | 読書ナリー

2010年2月2日(火曜日)
明日は節分。
4日は立春・・・暦の上では春を告げる日だけれど
雪国の春はまだまだ遠い。

さて、今年のAPEC(アジア太平洋経済協力)は日本が議長国。
エネルギー大臣会議は6月19~20日に福井県で開催される。
今日は敦賀市で行われるAPECのイベント関連事業に
1200万円の予算を計上するという報告があった。

お国の事業なんだし、国と県で予算を持つもんだとばかり思っていたのに
なんで敦賀市が1200万円も出さなきゃならないの?

しかも敦賀市へ各国の大臣が来たら、ご接待する費用なんだそうな・・・
会議の主会場は福井市だから、来るのか来ないかは未定なんだって・・・

たぶん、ニューサンピアがレセプションの会場になるんだろうけど
来ても来なくても予約を入れたら、取り消せない・・・

なんで市の一般会計から支出するのかしら・・・
(しかも嶺南では敦賀市だけらしい)
エネルギー供給してるのは、敦賀市だけじゃなくて
嶺南全体なんだし、嶺南広域行政組合から出すとか
福井県におまかせするとかがなんでできなかったのだろう・・・

さて留守中に届いていた「we」164号
沼崎一郎さんの「同時代の男性学」今回のお題は
「鳩山由紀夫は草食系?」

・・・総理大臣に決断力とカリスマ性を求めるのは、
市民に依存心があるからだ。
おまかせで幸せにしてほしいのである。・・・

な~るほどね・・・うまいこというわ。
そういう市民ほど、おまかせしておきながら、不幸になったとたん
あんたのせいで不幸になっちまった・・・と相手をせめる。

明日はちょっと寝不足になるかもしれない、
weのおかげで・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男おひとりさま道は人生の道標

2009-11-05 | 読書ナリー

2009年11月5日(木曜日)
昨日、議会で寒かったせいか、朝からくしゃみを連発。
まだくしゃみをするたび、傷跡が痛む。

熱はないし、頭痛もひどくない。

出歩くのはやめて、家でおとなしく読書。

     

「男おひとりさま道 」
出版した「法研」のホームページから
http://www.sociohealth.co.jp/book/db1/data.cfm?code=5890753
「男はどうすればいいか、ですって?
そんなこと、知ったこっちゃない」とは言ったものの……
在宅ひとり死はこわくない!
「おひとりさまの老後」著者、上野千鶴子の第二弾、いよいよ完成!

男おひとりさまが増えている。
65歳以上の女おひとりさまは292万人、
対して男おひとりさまは113万人と半数に近い(2005年)。
この人数はこれからますます増える一方であろう。(中略)
男がおひとりさまになるなり方には、3種類ある。
死別シングル・離別シングル・非婚シングル……離別シングル、
非婚シングルの女性が同世代の「男おひとりさま」を選び
「おふたりさま」になる可能性は低い。
男おひとりさまの老後に生きる道はあるか!?
(本書 「はじめに」より)

はじめに

第1章 男がひとりになるとき
 増えている男おひとりさま
 死別シングル
 離別シングル
 非婚シングル
 タイプ別に老後をシュミレーション etc

第2章 下り坂を降りるスキル
 人生のピークを過ぎたとき
 男の定年、女の定年
 老いを拒否する思想
 弱さの情報公開
 定年後にソフトランディングする etc

第3章 よい介護はカネで買えるか
 男おひとりさまのふところ事情
 いくらあれば施設に入れるか
 個室か、雑居部屋か
 ケア付き住宅はおすすめか
 在宅単身介護は可能か

第4章 ひとりで暮らせるか
 男は自立しているか
 「食」のライフラインを確保する
 カネ持ちより、人持ち
 友人は人間関係の上級編
 選択縁タブー集「男の七戒」 etc

第5章 ひとりで死ねるか
 生の延長線上にある死
 在宅看とりを支えるひとたち
 家族という‘抵抗勢力‘
 介護保険を「おひとりさま仕様」に
 和解のススメ

あとがき

なんと! この「男おひとりさま道」今週号の「週刊現代」でも」
けっこう大きくとりあげられているではないか!

ここ数日来、世間やマスコミを騒がしている結婚詐欺事件をみても
男の結婚願望がいかに強いかが、うかがい知れる。

「おひとりさまの老後」「男おひとりさま道」
たんに老後の指南書ではなく、生きていくための道標になる本だ。

そっと、つれあいの目にふれるところに置いておこう!

ところで、夕飯後、ひどい吐き気と下痢に襲われた。
すわ! インフルエンザ? それとも胃腸風邪?
いっこうに熱はあがらないし、お腹がからっぽになったころ
元気を取り戻した・・・
明日も続くようなら、病院へ直行・・・と思ったが、
このぶんだと、心配はなさそうだ。

白湯をそろそろと飲みながら、ブログを書いているわたし・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウッ、ウッ、ウー

2009-10-08 | 読書ナリー
11時前から、必死になってピコピコ…投稿をクリックしてもエラーばっかり…きのうは1回で投稿できたのに、なんで今日はできんのやろ? サッパリ訳わからん!? 仕方がないので、メールに直接書き込む方法で、やり直し…とうとう12時をまわってしまった… さて、コメントをお寄せくださったみなさま!!いつもありがとうございます。読んでいただくだけでも、ありがたいのに、コメントまで!! ホントに感謝〓感激〓 これからもごひいきに〓
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花降り…道浦母都子著

2009-10-08 | 読書ナリー
台風一色の日本列島。縦断するのか、日本海に抜けるのか!? ニュースでは、そろそろ紀伊半島に上陸か! 福井はまだ、風も雨もひどくはない。 ニュースはつけっぱなしにしといたほうがいいかも… さて、昨晩から読み始めた小説「花降り」は、道浦母都子さんの初の長編小説! 「無援の抒情」で心を揺さぶられ、涙したその時から、道浦母都子さんの大ファンになったわたし…だからこそ思い入れもことさら! しかし… 桜の花のもとでの逢瀬と思い出を手紙に綴るヒロイン・佐紀にとうとう、最後まで感情移入できなかったわたし…う~ん…な読後感… わたしのなかでは、今でも「無援の抒情」の歌と藤原伊織の「テロリストのパラソル」が同じ渦のなかで、ひとつに溶け合っているのだ…あまりにも思い入れが強いとあかんわ~と反省しきりのわたしです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Weが届きました

2009-10-06 | 読書ナリー
We162号が届いていた。夕方には、東京の知人からも「朝日キーワード」が送られてきた。 封筒の表書きを見て思わず笑いがこみあげてきた。 福井厚生病院御中 入院者の今大地晴美様となっていたのだ。 今夜は退屈しなくてすみそうだ。さて、今日は北陸3県で初めてとなる、裁判員裁判が開廷。審理が始まったというニュースが流れました。60席の傍聴席に380人ほどの希望者が殺到したそうです。 裁判所に入っていく呼び出しを受けた裁判員の足下が映し出されたけれど、女性があまり、いないように思った。インタビューには女性もひとり、応じていたけれど…
事件そのものは敦賀のまちで起こったことでもあり、市民の関心もたかいと思う。明日もニュースから目がはなせない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新参者 東野圭吾

2009-10-01 | 読書ナリー
あ~穴があったら入りたい…真夜中のハプニング!事件のせいで、わたしゃ腹がよじれるぐらい、笑いこけて朝方までねむれまへん…グッスリ眠るために、頼んだ坐薬があぁあっ!!!穴があったから入ったんだった…まっ人類のほぼ半分の方には、体験したくとも出来ないんですけどね…多分…

そんなこんなで午前中は、ついウトウト…午後はおとなしく、読書…あ~本も久しぶりだぁあ!! 健さんが持ってきてくれた、東野圭吾の新刊「新参者」…主人公の加賀恭一郎、ちょっといい男過ぎ! でも好き! いつもあくまでも裏方のような存在で登場してくるのに、いつの間にかしっかり読者のハートに入り込んでいるんだから… さて、血液検査の結果、まだ少し炎症が残っている…抗生物質の点滴は続きます。でも、明日の昼食から食べ物が口に入る…米粒も浮いていない重湯らしいんですけどね…な、なんでもいい!! 明日のお昼が待ち遠しい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

環境について考えるための本

2009-08-14 | 読書ナリー

2009年8月14日(金曜日)
この涼しさはもう秋の気配・・・
むき出しの腕がひんやりしている。

お盆の14日は、お精進とおはぎ。
早朝から、健さんが
高野豆腐と小芋、干しシイタケの煮物
麩の辛子和えなどを準備している。
乳がん発病以降、お盆の料理もすべて
健さん担当になり、
わたしは極楽・極楽・・・
お寺のお坊さんがくるまで、朝寝をきめこむ

さて、きょうは書籍のご案内を・・・

風力発電とゴミ問題・・・どちらも
敦賀市に深く関連している事柄です。

いま、敦賀に建設されようとしている風力発電で
なにが起きようとしているのか・・・
119万㎥のゴミの山がわたしたちに残した
大きなツケはどうなっていくのか・・・
市民として知っておくべき問題にせまる
2冊の本を、ぜひあなたも読んでみてください。

フリーライターの鶴田由紀さんが自費出版した
「ストップ! 風力発電
    巨大風車が環境を破壊する」

アットワークスからの発行です。
    

http://www.atworx.co.jp/works/pub/56.html

「地球環境にやさしいクリーンエネルギー・
風力発電」として、伊豆(静岡県)
・青山高原(三重県)・大平山(和歌山県)など
各地で建設が続く巨大風車。
その実態は、建設地域の森林伐採や野鳥の衝突死などの
自然破壊、地域住民の同意のない建設工事、
低周波・超低周波音による健康被害の拡大、
不安定な電力供給と多発する事故。
そして今、EUをはじめ、風力発電の問題に気づいた
世界の人たちは、「反風力発電」「反風車」の
ネットワークづくりをすすめ、
「ストップ! 風力発電」の
声が広がっている……。

第1章 東伊豆(静岡県)で起きていること
 
目を見張る自然破壊/天然記念物の湿原にも風車が/
住民不在の計画/アセスもいいかげん/
隣町に移動した計画/地元に支払われる承諾金
 
第2章 南伊豆(静岡県)で起きていること
 
ストロボ効果の恐怖/頭上をヘリコプターが/
地権者の同意もなく/何の説明もなく工事が/
騒音予測値をごまかす業者
 
第3章 青山高原(三重県)で起きていること
 
風車の近くは鳥がいない/止まってばかりの風車/
アセスにも問題/自然公園なのに/保安林でもお構いなし
 
第4章 大平山(和歌山県)で起きていること
 
「作らんといたらよかった」/折れたブレード/
地元では騒音被害も/大平山で起きていること/
増える反対派/物言わぬ住民/現金が配られていた!/
反対されても再申請/「国際ターミナル」日高港/
自然破壊に警鐘
 
第5章 巨大風車がもたらすもの
 
とにかく大きい、現代の風車/事故の多い風力発電/
安全対策もおざなり/野鳥とコウモリへの脅威/
官僚と事業者の本音/
 
第6章 低周波・超低周波音による被害
 
イギリスでの調査/大反響を呼んだテレビ放送/
騒音は問題なし?/周波数帯のスーパーパワー/
ポルトガルでの研究/業界団体の反論/
地元説明会では捏造呼ばわり/
低周波・超低周波音はどのように発生するのか/
熱川の被害者/アメリカでの研究/
スウェーデンとニュージーランドでの調査
 
第7章 風力発電は温暖化防止の役に立たない
 
定格出力にだまされないで/
こんなに不安定な風力発電/
デンマークがうまくいっているというウソ/
CO2削減量のまやかし/非効率なバックアップ発電/
真実を報道するヨーロッパのマスコミ/ひとりごと/
蓄電池があれば安心?/将来有望なCCGT、そして省エネ!
 
第8章 世界が共闘しはじめた
 
EU諸国での動き/地方差別の中で
 
敦賀市へ何度も取材に来ていただいた
服部美佐子さんと
朝日新聞記者の杉本裕明さんの共著
「ゴミ分別の異常な世界-リサイクル社会の幻想」

幻冬舎新書(amazonからも購入できます)
         

(前書きより抜粋)
市町村の広報やチラシ、ホームページで
よく目にする標語に
「混ぜればごみ、分ければ資源」というのがある。
確かに、分別やリサイクルで、ごみが減り、
環境もよくなるなら、
多少の手間やお金をかけるのも、
がまんできるかもしれない。
しかし、本当に環境はよくなっているのか、
税金のムダ使いになっているだけではないか。
90年代から各市町村で始まったごみの分別が
どういう結果をもたらしたか、
そろそろしっかり見極める必要が
ありはしないだろうか。

目次
第一章 分別するとごみが減るって誰が言った!?
●全国最多34分別を誇る町は、お手本になるか
〈徳島県上勝町〉
●28分別してもごみが減らない不思議
〈愛知県碧南市〉
●分別数が少ない大都市とごみの量の関係とは
〈大阪市、福岡市ほか〉
●市民の分別努力も観光客で台無しに
〈静岡県熱海市〉
●何でも捨てられるダストボックスを再検証する
〈東京都府中市〉
●合併のおかげで分別ルールが大混乱
〈新潟市、さいたま市〉

第二章 焼却、埋め立て・・・
        知られざる分別後の世界
●焼却炉を造りすぎ、ごみが足りずに追い炊き!?
〈東京23区〉
●場当たり的な焼却炉の建て替え計画で総スカン
〈東京都小金井市〉
●分別いらずのRDF(固形燃料)製造機の哀しき結末
〈三重県桑名市ほか〉
●広大な埋め立て処分場に頼り続ける町
〈神戸市〉
●共同で処理施設を作ろうとしたが破談に
〈鎌倉市、逗子市〉

第三章 リサイクルにかかるムダ金の、これが実態
●「官製談合」で日本一高いごみ収集費用
〈東京23区〉
●「リサイクル貧乏」と嘆く自治体のあきれた政策
〈名古屋市〉
●プラスチックごみのリサイクル費用に涙
〈東京都港区、神奈川県小田原市、千葉県柏市〉
分別競争の裏で激化するごみ処理負担金問題
〈福井県敦賀市〉

●ごみ処理を受け入れ財政を潤す町もある
〈東京都日の出町〉

第四章 分別界の問題児、プラスチックを考える
●分別が徹底できていないと悲惨なことに
〈静岡県沼津市〉
●プラスチックの選別・保管施設の確保に右往左往
〈東京23区〉
●中間処理施設の安全性を住民に説明せずに大混乱
〈東京都町田市〉

第五章 エコPRは謎だらけ
●キャラクターは大流行だが、ごみは減るのか
〈仙台市、札幌市、横浜市ほか〉
●誰も知らない「3R検定」「3R推進マイスター」の怪
〈京都市、環境省〉
●レジ袋削減をスーパーが後押しした本当の理由
〈富山県、富山市〉
●リサイクル偽装を放任&ほおかむり
〈環境省〉

第六章 外国はどこまでお手本になるか
●分別はいい加減、使い捨て容器が氾濫〈ドイツ〉
●焼却中心でリサイクルはほどほど〈フランス〉
●アジア一の環境先進国に学ぶことは〈韓国〉

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「野中広務 差別と権力」魚住昭

2009-08-04 | 読書ナリー

2009年8月4日(火曜日)
湖西線の坂本駅付近で、人身事故があったとかで、
雷鳥やサンダーバードがのきなみ、
40~50分の遅れ・・・

13時発の特急に乗るつもりで駅へ行ったのに
29分発のしらさぎのほうが、先に到着。

金沢・富山方面に向かう乗客が急きょ、
しらさぎに殺到したけれど、
平日の午後ということもあって、
自由席でもなんとか座れた。

病院へは、タクシーで行ってぎりぎりに
まにあった。

検査の前に、動脈瘤のチタンのクリップが
入っているけれど、MRIを受けても大丈夫なのかと
尋ねたら、レントゲン科では、判断できないとのこと。

神経内科の医師に問い合わせてもらったが
連絡がつかず、今日のところは見合わせましょうという
結論になった。

先日の診察のとき、医師からはMRIをしましたかと
質問があり、わたしは「はい」と答えている。

たぶん、医師はクリッピングの手術後に
MRIの検査を受けたのかと聞いたのではないだろうか。
それを、ボ~としていたわたしは、
MRIの検査自体を受けたことがあると
勘違いしたものと思われる。
レントゲン科では、7日の診察日に合わせて
予約の時間をとっておいてくれているので
診察を受けてから、今度はちゃんと話を
聴かなくっちゃ・・・

検査がなくなって、すこし時間ができたので
美術館にいこうかと考えたが、
すでに、3時すぎ。

生活学習館からのバスは、3時24分なので
美術館に到着するのは4時前になってしまう。
楽しみにしている「ミロ展」を
駆け足で観たくなかったので、
駅に戻り、書店へ向かう。

欲しかった本が目の前にあると、つい手がのびる。

佐野洋子さんの最新エッセー集
「問題があります」
高村薫さんの「太陽を曳く馬」
松井今朝子さんの
「道絶えずば、また」を買ってしまった・・・

行き帰りの電車の中では、
魚住昭さんの
「野中広務 差別と権力」
を読む。

先日、野中広務さんと辛淑玉さんの対談集
「差別と日本人」
を読み、対談で語られなかった
野中さんのもう一つの顔を知りたいと思った。

「野中広務 差別と権力」は講談社の
ノンフィクション賞を受賞している。

対談集のなかではあまり、語られなかった
「お金」の話やゼネコンなど土建業者との
深い結びつきも、ノンフィクションのなかでは
赤裸々に記されている。

野中さんは日本人である前に民だったのだろうと
辛さんの言葉で結ばれた対談は
日本人であるとなんの疑いももたずに
生きているわたしたちの胸に熱い炎の刃を
突き立ててくる。

魚住さんは、野中さんのまわりの人たちへの
インタビューを淡々と繰り返すことで
差別と権力のなかで、生き抜いてきた
一人の政治家の姿を浮かび上がらせようと
している。

野中さんが議員を辞めるとき、最後の総務会で
自民党の政調会長だった麻生さんに向けた言葉は
特に胸を打つ。
「総務大臣に予定されておる麻生政調会長。
あなたは大勇会の会合で
『野中のような出身者を日本の総理には
できんわなあ』とおっしゃった。
そのことを、私は大勇会の三人のメンバーに
確認しました。
君のような人間がわが党の政策をやり、
これから大臣ポストについていく。
こんなことで人権啓発なんて
できようはずがないんだ。
わたしは絶対に許さん!」

小泉以降、麻生までの自民党政権のなか、
日本の社会は差別がいっそう、
拡大してきたように思う。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

買ったままつん読・・・

2009-07-17 | 読書ナリー

2009年7月17日(金曜日)
ちょっと息苦しいような、ヘンな様子で
目覚めた・・・

動悸・息切れとも違うし、
とにかく、じっとしていられない感覚だ。
ゆっくりと呼吸をしながら
お茶を少しず、これまたゆっくりと飲んで
静かにしていたら、
いや~な感覚もだんだんと、うすれてきた。

落ち着いたところで血圧を測る。
ギョッ! 

186/124・・・

久々に見た数字に、ちょっとショック・・・

20日から22日までは東京なのに・・・

さて、第141回の芥川賞は磯崎憲一郎さんの
「終(つい)の住処(すみか)」
直木賞は北村薫さんの「鷺(さぎ)と雪」に決まった。

北村薫さんはたしか、デビュー当時
覆面作家として、話題になったと思うが
作品を読んだことはない。

磯崎さんの作品も読んでいない。

「終の住処」と同じ表題(字は違うが)で、
仙川環さんの「終の棲家」を、つい最近よんだところだ。

女性記者が高齢者問題に向き合いながら
成長していく姿を描いた作品である。

先日、友人のみどりさんのブログで紹介されていた
「差別と日本人」(野中広務・辛淑玉)を
さっそく買ってきたが、まだ手をつけられないでいる。

野中広務さんは、処分場問題に関与していたという
話がまことしやかに語られていた。
本当かウソか、敦賀のキンキ・クリーン社のオーナーの
迎賓館(ゴミ御殿のなかにあった)にも
出入りしていたとも聞いたことがある。

そんな憶測や噂をはらいのけた頭と心で
この本を読みたいと思っている。

同じ日に買ったもう1冊は
「シネマ狂躁曲」(梁石日)
大好きな映画のお話のようだしこれも楽しみ。

布団に入ってから読みだすときっと
最後のページを閉じるまで
ギンギン・ギラギラになって夜更かししそうなので
今日のところは、
おとなしくおねんねいたしましょう・・・

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きりこは、ぶすである。

2009-06-20 | 読書ナリー

2009年6月20日(土曜日)
今日はの予定では京都へ出かけるはずであった・・・

電車の中で読む本・・・よーし!
飲み物も薬も・・・よーし!
財布・・・よーし!
電車の冷房に備えて上着も・・・よーし!
ウィングス京都付近の地図・・・よーし!

と、張り切って昨晩のうちに用意万端整えて
寝ざめて見れば・・・
体調が悪い・・・

膝の関節は痛いし、からだはだるい・・・
予定していた電車の時間がせまってきても
いっこうに、よくなる気配がない。

電車の時間を1時間遅らせ様子を見ていたけれど
やっぱり治らない。

しかもこんなに蒸し暑い気候じゃ
京都でもっと具合が悪くなりそうだ。

気持ちをふるいたたせようとがんばってみたけれど
身体のほうがOKをだしてくれない。

残念だけど京都行きはあきらめることにした。

で、今日は電車の中で読むはずだった
『きりこについて』西加奈子・著を
部屋にこもって完読。

きりこは、ぶすである。と始まる物語は
おもろうて、せつのうて、
笑いながらちょっと涙ぐんで、
自分を大好きになれるお話しである。

6年生になるまで自分がぶすだと気付かなかった
女の子・きりこ・・・
きりこの物語は
外見も中身もひっくるめて、わたしはわたしなんだと
認めることがどんなに難しいことなのかが
ひしひしと伝わってくるのである。

外見だけで判断しないで・・・と言ったって
世間さまはみてくれがものをいう。
その世間のものさしに、
自分がふりまわされ、知らず知らずのうちに
自分自身もものさしで、人を計ってしまってることに
気付かないだけである。

そやけど、いっぺんでええから、
「はるみちゃん、べっぴんやね」と言われてみたかった
と真剣に思うわたしは、世間のものさしちゅうもんに
どっぷりつかっとるんやわ・・・
まっ、べっぴんさんといっぺんも
言われたことがなくっても生きてますけどね。
しかもなんとかは世にはばかると言われ続けながら・・・

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の読書は『極北クレイマー』海堂 尊

2009-05-12 | 読書ナリー

2009年5月12日(火曜日)
今日で脳底動脈瘤のクリッピング手術から丸1年・・・
そう! あしたは手術記念日なんです。

乳がんは2006年の8月30日に手術だったからおよそ3年・・・

3年前の今頃は抗がん剤治療で苦しんでいました・・・

よくぞ、ここまで・・・
胸がいっぱいで言葉になりません(グスン・・・)

この1年はとても長く感じられました。

身体のあちこちが不調を訴えて悲鳴をあげながらも
かろうじて、毎日ブログを綴ることができる日々を
過ごせるなんて、奇跡! かもしれません。

明日は福井の病院へ・・・の予定だったんですが
なんと、おばかなはるみちゃんは
診察の曜日をまちがえておりました。

診察は月・木・金曜日だったんですねぇ

病院についてから気づいた日にゃ
目も当てられなかったけれど
今日、わかってよかった~

さて今日はひさしぶりに小説を手にしました。
外は雨だし、肩は痛いしで
外出を見合わせたからです。

『極北クレイマー』海堂 尊・著
そう・・・海堂 尊の
『チーム・パチスタの栄光』
『ナイチンゲールの沈黙』
『ジェネラル・ルージュの凱旋』
『イノセント・ゲリラの祝祭』
『螺鈿迷宮』・・・ほんとにどれもこれも
おもしろい!

『ジェネラル・ルージュの凱旋』の物語の最後で
ジェネラル・ルージュこと速水医師が物語の最後で
転勤になったさきが、極北市・・・

今回の物語は、その極北市民病院が舞台なんです。

財政が破たんしかかってる自治体とその市民病院、
産婦人科医師の逮捕など、
いま医療現場が抱えている大きな問題が
核となって話が進んでいきます。

かの速水医師も最後の最後にちょこっと登場!
映画では、堺 雅人が速水医師役でした・・・
堺 雅人、格好よかったな~

ただし、映画は原作とちがって
主人公の不定愁訴外来の田口医師は
女性に置き換えられ竹内結子だし
背が低くて太っててぶさいく?なはずの
厚生省のお役人・白鳥圭輔は阿部 寛・・・

そうそう、ジェネラル・ルージュの凱旋で
大惨事が発生して病院の救急センターにすべての患者が
運び込まれてくるシーンで、怪我の重症度に応じて
赤・黄・緑のカードを貼り付けるところは
「ER緊急救命室」にもそっくり同じ場面が
あるんですね~

これって、厚生省とかのマニュアルにあるんでしょうかね。

おやおや、何の話でしたっけ?
ドンドン、ずれまくってますね・・・

明日は電車の中で読む本を探してこなくっちゃ・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ゆりかごで眠れ』垣根 涼介を思い浮かべながらニュースを聞いた

2009-04-16 | 読書ナリー

2009年4月16日(木曜日)
テレビコマーシャルや新聞広告、
ダイレクトメールに電話での勧誘・・・と、
これでもか! というぐらい宣伝費をかけまくってる
大手保険会社から、
タミヨさんに電話がかかってきた。

はいはい・・・そうですけど・・・
(急に年寄りぶった声色になるタミヨさん)
パンフレットですか・・・
わたし、もう歳やから字、読めんのどすわ
目もものすごうわるいしね・・・
おたくの言うとるパンフレットって
点字やないんでしょ・・・

あ~そう・・・せっかく送ってもろても
点字やなかったら、読まれへんしね~
点字のパンフレットができたら、送ってちょうだいね・・・

一人暮らしのタミヨさんの楽しみのひとつに
さまざまな勧誘の電話の相手をやりこめる、
もしくはからかって、暇つぶしをするというのがある。

は~、サプリメントですか・・・
わたし、どっこも悪いとこないんですわ
医者にもかかったことないしね・・・

歳? もうすぐ90に手が届きます
そうそう、思い出しましたわ・・・
ひとつだけ、どんな薬のんでもぜったいこれだけは
治らんやろナ~と娘らに言われてる悪いとこ

えっ、ほんまに治りますか?
おたくのサプリなんじゃらって、どんなもんにも
効くんでっか、ほらすごいわ~
どこが悪いかって? 聞きたいんですか・・・
いやぁ~
わたしね、小さい頃から言われ続けてますねん

おまえはほんま、イジが悪いって・・・

点字のパンフレットを要求した後、
タミヨさんはすごく反省したそうです。
ほんまに目の悪い人に悪いことした・・・と。
心んなかで、ごめんんさい、もうちょっと考えて
しゃべるようにしますから、許してくださいって
あやまったそうです。

こんだは、もうちょっと、別の手考えなあかんな~
と、反省しながらも息巻いてました。

さて、CNNのニュース記事です。
コロンビアの麻薬密輸組織の「大物」首領が
逮捕されたそうです。

じつは、コロンビアを舞台に麻薬密輸組織で
のしあがってゆく、日系2世を主人公にした
小説を読んだばかり・・・
『ゆりかごで眠れ』垣根 涼介・著です。

以前読んだ『ワイルドソウル』も日系のブラジル移民が主役。
『ワイルドソウル』『ゆりかごで眠れ』はともに
過酷な移民たちの生活や、移民先の国が抱える問題に
翻弄されながらも生き抜く日系2世・3世たちの物語。

ストーリーはかなり過激ですが(フィクションだし)
コロンビアという国の歴史や繰り返される政情不安、
移民者の過酷な暮らしなどの描写は
さながらルポルタージュ・・・

ストリート・チルドレンを養女に迎えた主人公の
とやさしさとせつなさ、その反面であるかのように
非情さをにじませた麻薬密輸の仕事・・・
あとは読んでのお楽しみ・・・です。

しかしながら、今日のニュースでも言われているように
麻薬密輸が公然と行われてきたコロンビアの情勢が
これですこしは、変わるのでしょうか・・・

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200904160019.html

コロンビアの麻薬密輸組織の
      「大物」首領を逮捕、大統領発表

ボゴタ(CNN) 南米コロンビアのウリベ大統領は15日、
同国の元右派系民兵組織の指導者で麻薬密輸組織の
首領でもあるダニエル・レンドン・エレラ容疑者を
北西部地方の潜伏先で逮捕したと発表した。
指名手配し、賞金約210万米ドル
(約2億1000万円)をかけ、行方を追っていた。

米司法当局は、米国内への麻薬密輸で既に訴追しており、
同容疑者の身柄送還を求める見通し。
米麻薬取締局(DEA)によると、
エレラ容疑者はメキシコの麻薬カルテルと共謀、
米国への密輸に関与していた「大物」の首領。

コロンビアの地元メディアによると、
手下の30人も密林内の潜伏先で逮捕された。
2日間、隠れていたという。
容疑者が率いる組織の構成員は1000人以上ともされる。
コロンビア当局はDEAの情報提供などを受け、
過去数カ月間、同容疑者拘束の作戦を強化していた。

ウリベ政権は、米政府の支援も受け、
麻薬密輸を活動の資金源とする右派系民兵組織、
左派の反政府ゲリラ組織の掃討作戦を強化、
一定の成果を挙げている。
右派系民兵組織は政府軍による左派ゲリラ根絶に手を貸すことで
麻薬密輸の黙認を得ていたともされる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

康 玲子さんの『私には浅田先生がいた』とグレゴリ青山さんの『しぶちん京都』

2009-02-10 | 読書ナリー

2009年2月10日(火曜日)
最近、エコという言葉を聞くと、
立ち止まってしまいたくなる。

エコ=地球にやさしい・・・
って言われているけれど、
ほんとはエコノミーの略?

エコロジーとエコノミーはやはり語源が同じだった。

エコロジー本来の意味は生態学。
なのに、風力発電建設では
生態系を破壊する保安林の伐採や山肌の掘削が
平然と行われ、風力発電はCO₂が大幅に削減され
「環境にやさしい」とPRされている。

エコノミーの観点からしても、風力発電の
発電量にかかる単価はべらぼうに高い。

エコ・エコ・エコ・・・とそれこそ
エコーのようにゥワ~ン・ゥ~ワン・ゥ~ワンと
耳元で反響する・・・

エコーを漢字で書くと「木霊(こだま)」

別に漢字で書かなくてもいいと思うけれど、
健さんがどういうわけか、
(麻生ブームに便乗?)
『読めそうで読めない漢字』という本にご執心なのだ。

       

財団法人 日本漢字能力検定協会が多額の利益をあげ
文科省が立入検査・・・なんていう事件が
ニュースで流れるご時世、
クイズ番組でもやたら、漢字検定の問題が多い。

オーストラリアだのニューギニアだのって
無理して漢字で書くこともないのに・・・
と思ってしまうのです。

その『読めそうで読めない漢字』をパラパラと
見ていて、絶句・・・
読めないわ・・・わたし・・・
「そうそうたる」とか「ずさんな」なども
漢字で書かなくったって意味は通じるぜ!
とかなり反抗的なわたしです。

むずかしい言葉をやさしくやわらかな
いいまわしで、説明できる能力のほうが
よほど大切だと思うんですがね・・・

わたしはやさしい言葉で語られる物語や
エッセーのほうが好きなんです。
学術書にしたって、誰でもが理解できる言葉で
書かれるようになってきているのにね。

『We』の乱読大魔王さんのおすすめの本を
手に入れました。
http://we23randoku.blog77.fc2.com/

最新号の特集にあった
康 玲子さんの『私には浅田先生がいた』
グレゴリ青山さんの『しぶちん京都』
しぶちんのほうはマンガです。

        

浅田先生~はまだ途中・・・
映画「バッチギ!」より少しあとの世代になる
康さんの高校2年生にさしかかったところです。

         

グレゴリさんのしぶちんのなかに
関西地方の遊びとして「ゲタかくし」が
描かれていたのですが、その歌がなんと!
敦賀で歌われていたものとほとんど同じ・・・

敦賀編・・・
ゲタか~くし ちゅうれんぼう
は~しのし~たの 子ネズミが
ぞ~りをくわえて チュッチュクチュ
チュッチュクまんじゅは だれが食た~
だ~れも食わない わしが食た~
おもての看板 だいもんじや
うらからまわって お~はいり

京都編では・・・
ゲタか~くし ちゅうれんぼう
はしらのしぃたの ネ~ズミが~
ぞ~りをくわえて チュッチュクチュ
チュッチュクまんじゅは だれが食た~
だ~れも食わない わしが食た~
おもての看板 ばぁらばら
うらからまわって 三軒目
どぉ~ぞ一銭 めぐんでくださいな

お~お~ 敦賀はやっぱり関西やんにゃなぁ~
はやいとこ、関西にうつりまひょか・・・

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする