はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

きりこは、ぶすである。

2009-06-20 | 読書ナリー

2009年6月20日(土曜日)
今日はの予定では京都へ出かけるはずであった・・・

電車の中で読む本・・・よーし!
飲み物も薬も・・・よーし!
財布・・・よーし!
電車の冷房に備えて上着も・・・よーし!
ウィングス京都付近の地図・・・よーし!

と、張り切って昨晩のうちに用意万端整えて
寝ざめて見れば・・・
体調が悪い・・・

膝の関節は痛いし、からだはだるい・・・
予定していた電車の時間がせまってきても
いっこうに、よくなる気配がない。

電車の時間を1時間遅らせ様子を見ていたけれど
やっぱり治らない。

しかもこんなに蒸し暑い気候じゃ
京都でもっと具合が悪くなりそうだ。

気持ちをふるいたたせようとがんばってみたけれど
身体のほうがOKをだしてくれない。

残念だけど京都行きはあきらめることにした。

で、今日は電車の中で読むはずだった
『きりこについて』西加奈子・著を
部屋にこもって完読。

きりこは、ぶすである。と始まる物語は
おもろうて、せつのうて、
笑いながらちょっと涙ぐんで、
自分を大好きになれるお話しである。

6年生になるまで自分がぶすだと気付かなかった
女の子・きりこ・・・
きりこの物語は
外見も中身もひっくるめて、わたしはわたしなんだと
認めることがどんなに難しいことなのかが
ひしひしと伝わってくるのである。

外見だけで判断しないで・・・と言ったって
世間さまはみてくれがものをいう。
その世間のものさしに、
自分がふりまわされ、知らず知らずのうちに
自分自身もものさしで、人を計ってしまってることに
気付かないだけである。

そやけど、いっぺんでええから、
「はるみちゃん、べっぴんやね」と言われてみたかった
と真剣に思うわたしは、世間のものさしちゅうもんに
どっぷりつかっとるんやわ・・・
まっ、べっぴんさんといっぺんも
言われたことがなくっても生きてますけどね。
しかもなんとかは世にはばかると言われ続けながら・・・

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1 コメント

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Unknown (藍色)
2009-07-29 16:53:52
こんにちは。
トラックバックさせていただきました。
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