今日の考え事〈applemint1104〉

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「スペシャリスト」9話の感想

2016-03-14 11:24:05 | ドラマ
見てもさっぱりわからなかったので意地で読み解きました(笑)
今週が一つの山場でしたね。
前回まで次々に殺人事件が起き人ほど殺されていました。
それらの繋がりが裏サイトの(またかよー)存在で分かり、連鎖した犯罪が起こり続けていました。
殺人トーナメントゲームの女王に君臨したのが宅間の元妻だったのです。何と言う唐突な。
しかし、元妻はあやうく毒殺される所でした(今も重篤)
今週はその核心に迫ります。
 
ドタバタドタバタとあっちこっちで事件が起こります。
これらの総元締めの犯罪のシナリオを書いた人が現れます。それは佐神という男(上川)。
佐神は宅間をおびき出して、これらの犯罪の解説をします。
それは壮大なものでした。
 
15年前に非公式に作った組織がありました。
警察、諜報、公安関係の大物が集まって勉強会を作ったのだそうです。
それは犯罪やテロを防ぐのが目的でしたが、次第にエスカレートし、犯罪者を集め始めました。
「犯罪は犯罪者をもって犯罪を制することができる」そして、そういう「根っからの選りすぐりの犯罪者」を集めて研究を始めたのです。
 
その管理者がXという者でした。
彼は徹底的な調査をして彼らのプロファイリングや手口、情報収集をしたのです。
しかし犯罪者たちはデータを持って逃走した、というのです。
この管理者というのが、どうも公安調査長らしいのです。つまり真里亜(夏菜)の行方不明(死亡?)の父親でした。
 
この「野に放った犯罪者」とこれらのお偉方組織「我々」の存在を抹殺しようと、動いている力があるわけです。
もう図式化しないとチンプンカンプンです。
 
「我々」に関わったものすべてをなき物にしようと動き出していた誰か。
「我々」に集められた犯罪者は裏サイトで今までの犯罪をさらされました。殺し合いをしないと生き延びられないぞと脅されます。
そして連鎖的な殺人が起きたのでした。
殺人トーナメントの一員、小池という男はずる賢くて、ホームレスを殺して自分が殺されたように見せかけました。
そして彼は宅間と対峙し、結局ビルから落ちて死んでしまうのです。
 
宅間の元妻が狙われたのは、宅間が刑務所にいたころに書いた広報の記事。
それは元妻が書いた小説から引用したものだったのです。が、それが「我々」の基本理念になっているという。何というこじつけ…
だから「我々」に関わった全てが消されるということで、元妻までが狙われたのでした。
どうやら宅間の冤罪もそれと関連があるのではないかと暗示しています。
 
我妻という夏菜ちゃんの父は戸籍まで失くして逃走しているのですよ。
荒唐無稽もいいとこ。
これだけ複雑な話を作り上げた執念もすごい、さすがはベテラン脚本家です。
でも見ている方は何が何だか解らない。「はーっ?自分ってバカなの?」と不安になる。
 
もっと単純化して欲しいです。
佐神の存在は必要なの?
非公式の集まりなのに、それに関わった者すべてを抹殺しようという考えはあり得るの?
「おら知~らねー」で済むんじゃないの?
しょせん、頭の中で作った話ですよね。生まれつきの犯罪人をいくら調べたって体系化できることなんか見つからないでしょうに。
 
でも全貌が見えました。
来週は宅間が逃走するらしいです。それをゲームのように追いかけるんだって。
ふーん、どこまでも今風の筋書きだなぁ。でもねぇ、関係ない人まで殺されちゃって…
最終回の宅間の活躍に期待しましょう。
 
 


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