2話目も順調です。
28歳の相原メイはMRという製薬会社の営業のような専門職(初めて知りました)。日々勉強と営業のことで一杯一杯です。
生活を顧みる余裕もなく、部屋は散らかり放題。そんな姉を見かねて妹の唯が誕生日プレゼントとしてスーパー家政婦のナギサさんを派遣してくれました。
今週メイは突然訪れた母に大慌てでナギサさんを隣室に押し込め、更にクロゼットに閉じ込めて這々の体で母と部屋を後にします。
実はメイはナギサさんを横に寝入ってしまい「行かないでー」と言いながらナギサさんの手を握っていたのです。
おじさんがいることに妙な温かさと安心感を抱いてしまうのでした。
仕事では上手く行かないメイでした。
リーダーになったのに皆を率いることも出来ない、売り込んでいた薬もライバル会社アーノルド製薬の薬に取られてしまう有様です。
そんな中で、教育を任された新人はちゃっかりアーノルドの田所になつき、色んな情報を仕入れてきます。
彼が「医師が講師になり自分たちが主催するネット講演会を開いてみてはどうか」という提案を出します。皆が賛成し、やってみることになりました。
何もかも思うように運ばないメイに焦りが生じます。
メイは上司の提案で昇進試験を受けることにしました。毎日の勉強が益々大変になりました。
勉強する傍らでボタン付けをするナギサさんにメイがふと仕事の悩みを漏らすと、彼は「地域の満たされていないニーズがあるはずです」とアドバイスをくれました。
その言葉を励みにメイはアプローチを変えてクリニックに新薬を売り込みました。
すると医師は耳を貸してくれました。
既に勝ち取っていた田所の薬と棲み分けをして受注してくれました。
田所が医師に了解してくれたのでした。彼の返答はこうです。
「全く問題ないです。患者さんに合う薬をこれからも探していきましょう」と言うのです。
なんと大人な…。メイは「情けを掛けられたような気がしないでもない」と思うのですが…
ドラマによくある話として、今回も色んな所が偶然です。
田所とメイの住まいが隣同士。つい最近も佐藤健さんの「恋はつづくよ」のドラマでありましたね。滅多にないというか、普通はあり得ないですけどね。
また部屋に入ってくる母親のタイミングが絶妙です。まぁこれは仕方ないですね。
メイ役の多部さんが実にこの役にはまっています。
可愛くておっちょこちょいで自分の駄目さにイラついている所などが。
こういう性格って割と一般的な、どこにでもいる女性の性格なんじゃないでしょうか。
でも、ナギサ役がイマイチどこか違う気がします。
メイの可愛いさと対照的にくたびれすぎてるんですよね。二人の落差がすごい。
どうもナギサさんは過去に何かあって家政婦になったらしいのです。「私は小さい頃お母さんになりたかったんです」と言っていました。
有能な家政婦にしてはテキパキした所がないのが…、役作りかも知れませんがミスキャストだった気がします。他に適役がいるはずです。
田所さんは苦労人の大人で余裕があるし、部下も抜け目がないし、同僚は手強い。
メイの環境はなかなか大変です。
周りがいい人と優れた人ばかりというのも何か嫌ですよね。
これからのメイは仕事上の知恵を田所に教わり、プライベートではナギサさんに癒やしと安心感を与えて貰い、部下や同僚に揉まれながら更に大人になって行くのでしょう。
私の気持ちを言っておくと、ナギサさんに心を許しても、恋愛感情は持たないで欲しい。
絶対にそれは違う気がします。
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