今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「俺の話は長い」1話の感想

2019-10-13 16:37:14 | ドラマ

昨日と一昨日は台風の準備に追われていました。
台風が通過するまでは落ち着かず、テレビの情報とネット情報、道路の様子をひっきりなしに見ていました。
テレビを見る余裕はまったくなかったです。
ちょっとだけこのドラマをつけていましたが、外で台風が猛威をふるってるのに牛肉がどうのこうのダラダラ話が馬鹿馬鹿しくて見てられませんでした。

何日か前から備蓄品の買い出しをし昨日は庭のものを全部家の中に運び、運べない物は紐でくくりつけて、フェンスも補強しました。
準備は出来たと思っていたのに、雨が激しくなるにつれ不安は高まるばかりです。
防災ラジオが避難勧告しても高をくくっていたら次第に雨が激しくなり、道路に水が溢れ川のようになってきました。流れがとにかく速い。
側溝も溢れそうです。 避難指示が何度も防災ラジオから流れますが、とても外には出られません。 雨の勢いが激しく、浸水を覚悟して見ていました。
とうとう午前1時過ぎになってしまいました。やや雨音が弱まったので寝ることにしました。
朝起きてみると快晴です。台風一過とはこのこと。道路はカラリとして側溝も浅さ10㎝くらい、普段に戻っていました。
テレビをつけると長野や東京、神奈川、茨城、栃木、福島、宮城と大きな川が決壊し甚大な被害が出ていました。しかしまだ詳細が分かっていません。
被害がこれ以上大きくならないように祈るばかりです。

庭の大量の落ち葉を掃き集め家の中のものを庭に戻し一息ついた後でこのドラマを見てみました。
落ち着いてテレビが見れる幸せに感謝です。

…ところで、感想です。
主人公は6年前からニートの岸部満。母親が経営する喫茶店を支えているかのように装って寄生している31歳の男性です。
やはり前半の「いい牛肉をどうしてすき焼きにするのか」の言い合いがクドくて、また「こういう細かい事に拘る話って面白いだろう?」 という自慢げなところがたまりません。
まぁでもこれだけはっきり自分の思った事を言える家族関係は清々しいです。
いいたい事を我慢してゴニョゴニョといつまでも根に持ち、こじらせてしまった自分からしたら「すごいわ!」と感心してなりません。
ニートの兄弟に「働きなさいよ!」とポンポンいう。ああ、これがどうして自分は言えなかったのか。

後半は次第に家族の関係が明らかになって来ます。 家を建て替える間だけ実家に移ることにした姉一家。
秋葉綾子は二度目の結婚らしいのです。娘は中学生ですが不登校になっています。夫はメジャーデビューしたことのあるベーシスト(でいいの?)です。
でも綾子は大切にしていた夫の楽器を処分してしまいました。 そして弟が大事にしている「以前開いた喫茶店の品々」をまた捨てようとしているのでした。

後半で、何でも直球で喋りすぎることから家族の関係が分かり、それぞれの弱みと性格がはっきりしてきました。
主人公の満は口が達者ですが、なかなか狡いところもありそれでいて小心者でもあるようです。

綾子の娘さんも、いいたい事をはっきり言う(この家の血筋が皆、そうです)タイプで叔父とはいいコンビになりそうです。
日常のことを面白く切り取ってここから大胆に展開していくのか、ズルズルと小咄を続けて終わるのか、どっちになるのでしょう。
出来たら中盤辺りから大きく変わっていくと面白そうな気がします。



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