今日の考え事〈applemint1104〉

自分の体験やニュース、テレビドラマや映画などについて感じた事を素直に書いて行きます。

「半沢直樹」2話の感想

2020-07-27 16:11:39 | ドラマ

先週の第1話を録画して見たのですが、途中で寝落ちしてしまい、更に巻き戻して見てもまた寝、結局最後まで見られませんでした。
これは私が舞台の銀行に拒否反応があるためかもしれません。
どうも複雑すぎるドラマが苦手です。今は気楽に見られるのがいい…
まぁしかし、2話目はけっこう面白く見られました。

ついでに、ここで1話目も見ました。
長かった~!けれどこれで全体が掴めました。

半沢直樹は元いた東京中央銀行から頭取に命じられて子会社の東京セントラル証券へ出向しました。
しかし小さい仕事ばかりで士気は下がるばかり。
さらに不良債権など冴えない仕事を押しつけられています。
1話では電脳雑技集団という、およそ日本と思えない名前の会社が買収を企てます。そのアドバイスをセントラル証券に求めました。
買収先はスパイラルという検索サイトの会社で電脳がこれを買収すればアジア3位内の大会社になれるだろうと期待を膨らませます。

買収資金は1500億というのですが(わりと少ない)これはチャンスと捕らえて半沢の推しで引き受けることになりました。
まぁしかし、東京中央銀行内部の醜い内部抗争が露わになります。
東京中央銀行の証券部長の伊佐山や役員の大和田が半沢を目の敵にしていて、仕事をするんじゃなくて仕事を方便にして半沢つぶしをしているという状況です。
伊佐山は半沢を子会社に降ろしただけでは満足せず、更に僻地のホテルへ飛ばそうと考えています。(やれやれ)

しかし半月ほど電脳雑技に連絡をしなかったと言うだけで、セントラルは一方的に切られました。
なんと、裏で電脳は東京中央銀行と繋がっていたのです。
またスパイラルの社長瀬名と森山は高校の同級生、しかも親友でした。

どうも東京中央銀行は子会社のセントラルの仕事を奪ったらしいのです。
1話目はいろんな憎しみと陰謀が東京中央銀行の中で渦巻きます。いったい何のために仕事してるんだか分かりません。
セントラルの半沢たちと東京中央銀行証券部の間で戦いが始まります。
時間外取引でスパイラルの30%の株を東京中央銀行が大株主から手に入れ900億で買い付けました。
個人的恨みと社員を潰したいという執念で900億使うんですね。

これは敵対的買収と言っていいんでしょうか。
しかしスパイラルは手も足も出ず、社長は自暴自棄になるばかりでした。

2話目は追いつめられたスパイラルに救世主が現れました。フォックスという会社です。
スパイラルが新株を発行して電脳に買い占められた比率を少なくする。
新株をその会社が買い取ってくれるというのです。資金は1000億です。
しかしななんと、フォックスの裏にはまたもや東京中央銀行がいました。
1000億をフォックスに融資して、スパイラルを完全に支配し、電脳に売り渡そうとしたのです。
いやー汚いですねー。

さてスパイラルとフォックスの契約が朝8時に迫る中、半沢の必死の画策が始まります。
誰もが動揺し感情的になる中、半沢の冷静さと人情味ある判断が一つ一つ解決へと導きます。
新株引き受け契約5分前に、半沢は同期の渡真利から真相を聞きます。
さらに出向からバンクに戻った三木が部長のデスクから証拠書類を盗みました。

最後に電脳、太洋証券、東京中央、フォックスすべてがグルでスパイラルは身ぐるみ剥がされようとしていた事が皆の前で明るみにされます。

いやー怖いですね~!
(おまけにこの陰に伊佐山という黒幕がいたのでした)

私も身内から時々、親会社と子会社の関係や双方の社員たちの意識というものがどんなものか、聞かされていました。
親会社と子会社は格があったりプライドがあったり、私たちの想像に及ばないビミョーな関係のようです。
男は外に出たら7人の敵がいると言われますね。半沢は7人どころじゃないですね。

何か高嶋弟さんの築いた怪演がここでも受け継がれていて歌舞伎出身者たちが頑張っています。
半ば歌舞伎の型のよう。
かなり疲れましたが、お陰で筋が把握出来ました。来週はもっと楽に見れるでしょう。