アントニオのサッカー食べ放題

鹿島サポのダンナのつぶやきを浦和サポの妻がつづるブログです。

【アントニオ】柏×鹿島

2023年04月11日 | サッカー観戦
速報版では、岩政についてしか書きませんでしたので、ゲームの内容について付け足します。

このゲームは、4-4-1-1の形で、前線は土居をトップ下気味にした、鈴木との2トップでした。
藤井は右サイドに固定して、鈴木、土居、知念は、各自の判断で流動的にポジションを変更していました。

右サイドの藤井は、封じ込められてしまいましたね。
今の鹿島の状態を見れば、右サイドの藤井にはスペースを与えないように対策をされてしまいます。

岩政は、柏の3バックに対して、前線を流動的な2トップにして、サイドのスペースを使おうとしたのでしょう。
3バックに対して前に4人なら、サイドにスペースが出来ます。

それに対して、ネルシーニョは4バックで臨んで来ました。
これが岩政にとっては誤算となって、結局、4バックを崩せませんでした。

そもそも、今の鹿島の攻撃は、ゴールに向かう迫力がありません。
形にこだわり過ぎているのではないでしょうか。
YBCルヴァンカップでは、荒木が形にこだわらずに得点しました。
個の仕掛けと組織のバランスが大切なのだと思います。

パス交換自体も、いわゆる各駅停車になっていました。
相手に対応されてスペースを消されてしまうと、それ以上、打つ手がないのでしょう。
これは、監督の引き出しの少なさから来ていると思います。

失点シーンは、おそまつそのものですね。
不用意にラインを上げて、ショートカウンターに対応出来ませんでした。
CBの2人の間に入られて失点するのは、問題外ですよ。

これまでやっていたアンカーを置く形ではなく、ダブルボランチにしたことで、中にスペースが生まれてしまいました。
そのスペースを使って、ゲームメーカーのマテウス・サヴィオに時間を作られて、2トップの細谷とフロートに走られました。
仮にパスが、中の細谷ではなく右のフロートに出ていても、失点していたと思います。

とにかく、ここに来て迷走して、シーズン前から作り上げた物を、攻守に渡って中途半端に崩してしまっているように見えます。
岩政はずっと同じことを続けていると主張していますが、その軸はどこにあるのでしょうか。

昨季の開幕前から思わぬ形で監督代行となり、シーズン中には監督になりました。
その後、しっかりと準備期間を取った上で今季に入りましたが、もうJ1リーグ戦では7ゲーム、YBCルヴァンカップでは3ゲームを消化しました。
さすがに、時間がかかり過ぎていませんかね…。

ここまでの状況を見ると、降格して行ったクラブそのものです。
低調だった前のシーズンから巻き返すことが出来ないと、ドンドン落ちて行きますよ。
成績が悪くても応援は続けますが、そういうサポーターばかりではありませんからね…。

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