【アントニオ】神戸戦展望

このゲームは、完全に消化試合の雰囲気になってしまいました。
チケットの販売枚数は、現在、16,182枚です。
昨季のリーグ戦の最終戦ですら、25,000人の入場者でした。

チャンピオンシップへの出場と順位まで決まっている状態になると、こうなってしまうということなんでしょう。
3連敗してチームの状態が悪いことも、当然、影響していますし、柴崎のケガで女性の集客にも影響が出ているのかもしれません！？

神戸戦ですが、川崎戦をケガで欠場した柴崎と土居は、まだ練習に合流していないようです。
大事を取る意味もありますし、ベンチ入りはしないでしょう。
まあ、柴崎のケガがどれくらいのものなのか、全く情報がありませんけれど。

その点、川崎は素晴らしいです。
ケガをしてしまった小林選手には申し訳ないのですが、公式サイトで、きっちりと発表されています。
なぜ、鹿島が、主力選手のケガの状態を公表しないのか、さっぱり分かりません。
隠すのなら、練習も非公開にすべきでしょう。
公開しておいて自主規制だなんて、鹿島番の記者だって、どこまで記事にして良いのか、迷ってしまうのではないでしょうか。

神戸戦は、守備に問題のあったファブリシオは、先発を外れるでしょう。
2列目の左は、中村か杉本、どちらかになりそうです。

CBの昌子の相棒は、どうするんでしょうか。
川崎戦くらいドン引きにするのなら、植田でもファン・ソッコでもあまり変わらないかもしれませんね。
この先を見据えるのなら、ここで植田を使っておくべきでしょう。
ゲームに出なければ、ドンドン、コンディションが、落ちてしまうと思います。

鹿島、神戸、ともに出場停止は、ありません。
神戸は、リーグ戦優勝の可能性はありませんので、天皇杯に照準を合わせているかもしれません。
鹿島は、その先のチャンピオンシップも考える必要がありますし、どうにも難しい状態になっています。

冒頭に消化試合と書きましたが、この神戸戦に負けて良いという話ではないと思います。
ここまでひどい状態なのに、そこに目をつぶって、偉そうに目標はチャンピオンシップなんて言えるんでしょうか。
大一番に向けて調整した方が良いとは思いますが、ここまで状態が悪くなってしまえば話は別です。
改善する兆しがないものが、何もせずにいきなり良くなるとは、到底思えません。
川崎戦のドン引きで、兆しは見えましたが、それを続けていかなければなりません。

仮にリーグ戦を4連敗で終わってしまったとして、急に、次の天皇杯までに調子を上げて、勝てるものなのでしょうか。
敗因がはっきりしていて、そこを改善出来る見込みがあるのなら別ですが、そういう状態とも思えません。
消化試合であることに間違いありませんが、目の前のゲームで、何が何でも勝つというプレーをしなければダメだと思います。


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