Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

すし 鮨 寿司 そして SUSHI !

2014-01-05 20:54:37 | グルメ
今日の朝日新聞「The GLOBE」は、「すし」についての6頁。
電車の中でじっくり読んで、たくさん勉強できました。

タイの首都バンコクから100キロ離れた町にも
「すし」の屋台があって
1個5バーツ(約15円)の「すし」を一日に500個も売るとか。

バンコクから南西に約50キロの地には
世界でも有数の巨大な「すし」ネタの加工工場があって
20か国以上から集まった魚を30か国以上に輸出しているとか。

「健康的で長生きできる」と
ケニア人の間でも「すし」が大人気だとか。

上海の「鮨 大山」のおまかせメニューは880元(約1万円)で
客の8割以上が中国人だとか。

パリでは有名シェフが生み出す変わり種の「すし」が続々登場
たとえば、フォアグラやキウイ、バナナだとか。

ニューヨーク市内の「すし」店はなんと千軒以上だとか。
ブラジルのサンパウロでは、「すし」レストランの数が伝統的肉料理の店を上回ったとか。
インドのムンバイでは、「すし」は富裕層が好むおしゃれな料理だとか。

「東京すしアカデミー」の約2千人の卒業生のうち
3割は東南アジアや欧米、南米などの海外で働いているとか。

たしかに今や「すし」は「SUSHI」となって
世界のあちこちで見られる人気者です。

シアトルの回転寿司店「The Blue C Sushi」については
以前書きましたけれど
http://blog.goo.ne.jp/aniwania/s/Blue+C+Sushi

レストランばかりではありません。
大きなスーパーマーケットなら
まず「すし」を売っているコーナーがあります。

昨年クリスマスに
大手スーパー「Whole Foods」のホリデーセールメニューは


ハム、七面鳥、ラム、サーモンなどと並んで


パーティー用の大皿「SUSHI」が堂々1ページを占めました。


たとえば握りと巻きの88ピース大皿ならば、112ドルから120ドル。
ベジタリアン用ならば、100ピースの大皿で74ドルから80ドルです。

最近は、アメリカの我が家の客人たちの間でも
手巻き「SUSHI」が大人気です。
もちろんそろえられる材料には限りがありますから
え~っと思うようなものまで巻いてもらったりもしますけれど(笑)
それでも皆さん、いくつものネタを組み合わせて
ニコニコと「MY SUSHI」を作ります。


調理人としては物足りないぐらいに
ほとんどが切って並べるだけの簡単作業。
自分で作る物といったら玉子焼きぐらい。
力余って、天ぷらまでお出ししちゃいます(笑)。
これまた、みなさん大喜びです。


江戸時代に花開いた「すし」文化が、今や世界に広がって
海外の「すし」店は現在5万店以上
2020年頃には今の2倍になるだろうと言われているそうです。

偉大なるかな「すし」文化!


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アンダーソン・ハウスの幸せの歌~ワシントンDC

2014-01-04 12:48:29 | ワシントンDC


たいしたこともせずに、まったりと三が日が終わってしまいました。
もっとも、たいしたことをしないでもいいのが三が日というものですから
これでいいのでしょう(笑)。

三が日開けの今日は土曜日ですから
まったり気分は明日まで続きそうですが
これもまた天の配剤、いえプレゼント。

とはいえ、少しはシャンと致しましょう。
年初に誓ったことも早速始めましょう。
あくせくせずに、さりとて怠けすぎないように
限られた時間を、良いことのためにだいじに使いましょう。
と、わが身に言い聞かせております。

さて話は昨年に戻りますが
12月7日、金曜日のお昼過ぎ、場所はワシントンDCの
大使館が居並ぶ「大使館街」とも呼ばれる瀟洒な一角に立つ
由緒ある建物「アンダーソン・ハウス」で
ピアノと男女二人のオペラ歌手による素敵なハウスコンサートが行われました。

今日はこの「アンダーソン・ハウス」について少しだけおしゃべりさせてくださいね。

このお屋敷は今から100年以上も前の1905年に、ラーズ・アンダーソン(Larz Anderson)とその妻、イザベル・ウェルド・パーキンス(Isabel Weld Perkins)の冬の住まいとして建てられました。ここは、夫妻が国内外の多くの来賓をもてなす場としても使われました。ラーズさんは外交官でしたし、イザベルさんは子供の本の作家であり、かつ旅行作家であり、赤十字の活動にも協力をしていました。

重厚で、洗練された古典的装飾様式のこの家は、夫妻亡き後も彼らの息づかいが感じられるほどに、隅々までが二人の趣向に沿って作られています。そして、まるで美術館のように、世界中から蒐集された装飾品や絵画、工芸品などが、歴史を経てきた本物だけが持つある種の雰囲気を広い空間に醸し出しています。

ラーズさんは日本にも大使として滞在していたことがあります。ですからこの家を飾る幾多の美術品の中には日本の屏風や仏像、絵画なども見られます。

夫妻には子供がいなかったため、夫が亡くなった1937年に、イザベルさんはシンシナティ協会に建物ごと寄贈することにしました。以来、この建物は歴史的建造物として協会が管理をしています。そしてミュージアムとして門戸を開放するかたわら、時として小さなコンサートなどを開催しています。

それが、先に挙げた12月7日のコンサートだったのです。休憩をはさんで前半がシューベルト、後半がヴォルフ、曲数にして14曲が、ソプラノとバリトンによって歌い上げられ、ハウスコンサートならではの居心地の良さを聴く者に与えます。

ドイツ語で歌われますが、一曲ずつに英訳がついていますので、どんな情景、どんな思いかがわかります。一番最初の曲は、「Schweitzerlied」(スイスの歌)という曲でした。年初めにご紹介するのにぴったりな、「幸せの歌」とでも呼びたくなるぐらいに素敵な歌です。メイの憧れの光景です。

私は丘の上に座って鳥たちを見ていた
鳥たちは歌い、飛び回っては、小さな巣を作っていた
私は庭に立って小さな蜂たちを見ていた
蜂たちはぶんぶんと飛び回っては、巣を作っていた
私は草原を歩いて蝶たちを見ていた
蝶たちは蜜を吸い、ひらひらと飛び回っていた

そしてハンセルがやってきた
私は彼に、鳥たちのことを話し、蜂たちのことを話し、蝶たちのことを話した
私たちは一緒に笑った




コンサートは無料です。


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Happy New Year~「今年は昨年、来年が今年」の年賀状

2014-01-02 23:45:28 | 日記


新年2日目、いかがお過ごしでしたか?

店々も閉まり
町は静まり返り

年末に祖母と母が時間をかけて作ったおせち料理の重が
お雑煮と一緒に毎朝食卓に運ばれて

福が逃げるから掃除をしてはだめと
家族みんなで炬燵を囲み

カルタや双六や坊主めくりをしては
よく笑い、蜜柑の皮を剥き

そのうちどこからか
コーンコーンと羽根つきの音が聞こえてくれば

そわそわと表に出て
近所の遊び仲間たちと独楽を回し、凧を揚げ

「三が日」とは、そんな特別な時間が流れる
魔法のような3日間でした。
思い出すたびに胸の奥がキュンとします。

今ではすぐに
馬車もカボチャに戻ってしまい
町はいつもの町になり
普通の時間がやってきて
魔法は三日も持ちません。

新年2日目、
年賀状を受け取った友がメールで知らせてきてくれて
とんでもない失敗に気づきました。
これって、新年最初のドジと言うべきでしょうか。
それとも昨年最後のドジと言うべきでしょうか(笑)。

いずれにしても
年賀状が届けられた○○○名の皆様
「メイさん、相変わらずだなあ」とばかりに
どうか笑ってお許しください。
だってほら、笑う門には福来る!

「太平洋、大西洋、地中海、南太平洋、、、、今年もまた移動の年となりました。」

これ、「昨年もまた」の間違いです(笑)。
だってほら、年賀状って、前の年に書くのに
「来年もどうぞよろしくお願い致します。」とか、
「今年は良い年でした。」などとは書けませんよね。

何日後かの自分になりきって
「来年も」が「今年も」に
「今年は」が「昨年は」にならねばいけないというのに
メイはちょっとなりそこねました(涙)。
ごめんなさい。

これって単なる迂闊者?
それとも正直者?


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Happy New Year~90%が幸せなんだから

2014-01-01 23:53:49 | メイの教訓


あけましておめでとうございます!
どうぞ皆様の2014年が希望の光あふれる年となりますように。

昨年、どうにもつらくてしょうがなかった時のこと
亡くなった母が夢に出てきました。
母はぴょんぴょんと飛ぶようにやってきて
元気だった頃と同じヒマワリのような笑顔で
こう言いました。

「メイ、あなた、何をそんなに苦しんでるのよ。
 あなたらしくないじゃないの。
 あなたはね、90%が幸せなんだからいいじゃない。
 感謝しなきゃ!」

その言葉を聞いて、すーっと目の前の霧が晴れて行きました。

「そう、たしかに私は90%幸せ。
 良い家族にも恵まれ、たくさんの友人たちにも恵まれ
 健康にも恵まれ
 仕事にも恵まれてきた。 
 それなのに
 大事な心を残り10%のためにこんな風に使うなんて
 何て申し訳ないことだろう!」

以来、落ち込みそうになる度に、「90%が幸せなんだから」という母の言葉を繰り返しては、顔を上げ、笑顔を浮かべ、歩き続けてきました。

たとえ90%が70%にも50%にも感じられる時だって、それをありがたく思って。

一生をとっても、一年をとっても、一日をとったって
100%の幸せなんて
誰にだってあるわけもありません。

新年最初の日の今日だってそうでした。
朝から家族全員が集まって賑やかに過ごす一日は幸せでした。

いつしか広がった家族の輪の中にいる幸せも
大切な人たちとお正月を祝う幸せも
笑顔と笑い声にあふれる幸せも
手作りのおせち料理を囲む幸せも
日本にいることの幸せも
共通の未来を語る幸せも、、、、、

けれども、最後の最後になって
ちょっとしたことから娘との間に
言葉の行き違いが起きてしまいました。
誤解をされたことに傷ついて
傷ついた自分の余裕のなさがまた情けなくて
帰り道で反省をしながら落ち込みました。

そして、また呟きました。
「90%が幸せなんだから感謝しなきゃ!」



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