昨日お話しした「かつての『マンハッタンの外で最も高いビル』」スミスタワーが
建てられたのは
今からちょうど100年前の1914年。
日本での高層ビルの草分けともいうべき
東京の霞が関ビルができたのは
それより50年以上もたった1968年
しかもスミスタワーは42階
霞が関ビルは36階
こうして比較してみると
改めてアメリカの勢いがわかります。
タイプ王、L.C.Smith氏の出資によって
シアトルのダウンタウン「パイオニアスクエア」に建てられたスミスタワーは
ベネチアのサンマルコ広場にある鐘楼をイメージしてデザインされたのだそうです。
トップはまるでピラミッドのような
あるいは小人さんのお帽子のようです。
このピラミッド部分の一番下にあるのが
壁も床も深紅に染まる
35階の「Chinese Room」です。
まずはここからご紹介しましょうね。
部屋にはこんな説明書きがあります。
「この部屋の家具、天井などのインテリアは、スミス氏が貿易使節団の一員として中国に赴いた際にCixi皇后(西太后)から贈られたものである。330年の歴史がある椅子も見られる。」
さて、この椅子というのが、、、、、
「独身女性が座れば1年以内に結婚できる!」という言い伝えのある特別な椅子なのです。
スミス氏の娘さんも実証済だとか(笑)。
そして、この豪華絢爛な部屋は、実はレンタルもされているのです。
たとえば、パーティーに、宴会に、レセプションに、そしてウェディングに!
ただし99人までの集まりに限って。
かんじんのレンタル料がいくらかはわかりませんが
どうでしょう、いっそのこと
独身女性仲間でここを花嫁のためにお借りして
結婚式の間、順繰りにこの椅子に座るなんていうのは!!!!!
花嫁がウェディングブーケを投げる「ブーケ・トス」は
たった一人にしか幸運が回ってきませんけれど
これなら何十人だってOKですもの。
けれども
既婚女性の方は間違ってもお座りにならないように(笑)!!!!!
明日はいよいよ、「お高いのはお好き?」の最終編
この「Chinese Room」から見える風景についてです。
ご訪問をありがとうございました。
どちらでも一つ押してくださるととても嬉しいです。
どうぞ良い一日でありますように!
ライフスタイル ブログランキングへ
海外旅行 ブログランキングへ