月の晩にひらく「アンデルの手帖」

writer みつながかずみ が綴る、今日をもう一度愉しむショートショート!「きょうという奇蹟で一年はできている」

久しぶりに来た喜びの一日

2020-05-10 15:12:00 | コロナ禍日記 2020

4月15日(水)晴

 きょうは二度寝した。予定した時間に目覚めたのにも関わらず、目をつむり、再び、目を開けたらトータルで9時間も寝ていた。罪悪感で苦しい。(11時就寝)

 朝食のあと、9時半からぶっ通しで原稿、8時まで集中して書く。

 なぜ、気が散らさずにマラソン選手のように、休憩もそこそこ書き通すことができたのか。Word(ワード)の書体を変えてみたのだ。試してみたのは、「遊明朝」。

 細い文字で鉛筆書体のようだし、文字と文字のスペースや行間にゆとりがあるので、言葉の音(オン)ひとつひとつが、脳にスムーズにインプットされたように思う。

 文字への新鮮味もあって、集中力がとぎれなかったのかもしれない。手直しも含めるとトータル1万文字近く書けた。

 私が、ことりとも音をさせず、部屋からもでてこないので、パパさんが気を利かして高菜ラーメン(ちなみにマルタイラーメン使用)をつくってくれたのも集中力が切れなくて良かったのだろう。

 こんな風に、時には何日も寝食を忘れて没頭してみたい。

  夕方の散歩のあと、気分も軽く、食事をつくる。(ちょこちょこ机に向かう)

 

 今晩の夕食は、ささみのレモン風味フライ、新きゃべつのサラダ(ニンジン、クレソン入り)、湯豆腐と刻みしょうが、お伊勢のり。(冷蔵庫の残りもので)野菜スープ、水戸の天狗納豆

 

 夕飯のあとに、インド映画「あなたの名前を呼べたなら」を鑑賞(ムンバイ出身の女性監督ロヘナ・ゲラの長編デビュー作)。



 大都市ムーンバイを背景に、インドの格差社会の中で「優しさ」をテーマにしていた。人を信じること、夢を失わないこと。農村出身、夫を亡くしてメイドとして働くラトナと、建設会社の御曹司アシュヴィンとの関係は一体どうなる? というドキドキの作品。

 

 映画をみたので、お風呂はなし。11時に就寝。久しぶりに充実感のある喜びの一日に。

 

 



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