黄昏オーディオ

ちょっとだけオーディオ。

病みあけ?

2009-11-05 23:44:46 | オーディオ(全般)
ようやく音楽を聴ける!で、さてさて、何を聴くかなあ、とCDラックを見渡していて目に付いたディスクはKOICI KISHI CONDUCTS HIS WORKS Berlin Philharmonic Orchestra
以前聴こうと思って探したときには見つからなく、今日は目に止まるのは何かの縁。久しぶりに聴いてみよう。
このディスクに収録されている演奏が録音されたのは、第二次大戦前の1933年から翌4年にかけてのこと。なんと24,5歳の日本から来た青年が、自身の作曲を当時のベルリンフィルで演奏したという録音です。
16歳にしてスイスに留学し、フルトベングラーに指揮法を学びヒンデミットに作曲を学んだという日本の青年がいたというのはなんとも小気味よい話ではないですか。
結局、貴志康一氏は28歳の若さで、1937年に急逝。
湯川秀樹博士のノーベル賞授賞式では彼の作曲の竹取物語が演奏されたというのも有名なエピソード。
そう今年は彼の生誕100年。19日にはゆかりの地、芦屋で演奏会が開かれるとのこと、行きたかったなあ。残念。

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