花の名前

職場にひと抱え花を持って来る人が居る。
みんなおばさんの職場だからみんな花好き。
職場に生けた残りはお持ち帰りで
挿し木にしようアレンジメントの材料にと大人気。

仕事始動前、朝はしばらく花談義で盛り上がる。
紫陽花も実にいろんな種類があるのを見せてもらった。
とりわけ可愛いこの花↓

　　

持ってきた人が
自分がなんとか子さんと言う人と高校時代に仲良くって…中略…
かくかくしかじかの経緯があって
どう言う訳か隅田川に花火を観に行くことになったと延々と話出した。

スカッと話を要約すれば、
この花はスミダノハナビって言うんだって。
隅田川の花火にちなんで付いた名前だって。

目が花からずずずずずっ～と仕事の予定ノートに落ちた。

いつも話が微細なところから入って本筋までに時間のかかる人ではあるけれど、
朝からドッと疲れた


この人の話にうっかり乗ると、毎度仕事が中断する。隣の席なんだよね
良い人なんだけどね。話に息継ぎもない…

＊写真は楽天市場の千草園芸http://item.rakuten.co.jp/chigusa/820913/からです。
　

家で死ぬと言う希望

最近、多い要求に
『入院しない』『どうしても家に帰る』
医療も介護も自己決定権を尊重する。
「お家の帰られたらケアマネさんお願いね。」
いとも簡単に病院の医療ソーシャルワーカーさんから釘をさされたりする。
医療と介護サービスをコラボさせてゆくのか？
その後のことも気にかけてくれる病院もあるし、ハイ、さようならの病院もある。

末期がんの方も介護保険適応になったら、この手も増えた。
比較的年齢も若くなる。進行も早い。
ここは在宅ホスピス医がいない地域。

土日祝、夜間も急変はまってくれない。
スポットの訪問ヘルパーさんでは隙間時間が怖い。
深夜対応のところはコムスンがなくなって私の担当区域にない。
訪問看護さんは土日祝お休みのとこも多い。
応診のドクターを頼んも２週間に１度訪問。
ご家族があれば、仕事生活との折り合いをつけて看る覚悟がいる。
周りに迷惑をかけたくないと独居を貫く人も居る。

　　　それでもお家がいいんですよね？

不自由の覚悟はいいかと意志の念押しをする。
最期は病院搬送になるのでは？と内心思う。



認知症とはっきり診断がつかなくても危うい人、
あるいは、
老化により総合的な判断力がかけていつつある本人もしくは家族を相手にしている。
長く生きてこられた知恵で、タテマエと本音が真逆の人も結構ある。
本心はどこにあるのか？本当にそれで大丈夫か？

こんなことも数経験した。
心身状態悪化で施設入所を家族あるいは本人に頼まれ、
どこも空きがないところ、あっちこっち当って、
やっと見つけた先に、いよいよ入所の土壇場で

　　　やっぱり止めた

あげくの果てに、
　　『ケアマネが入所を迫った』
事実無根の逆恨み。
私の経験不足が招いたことだと反省。

　　　　自己決定権を尊重する

このものすごくシンプルで簡単なことが、なかなかむつかしい。ややこしい。

場数を踏むうちに擦り切れそうな気がする今日この頃。

今日は木曜日。明日までで休日だ。
今朝は体が重い。
週末は整体予約しとこうかな？
仕事、行ってこよっと～