愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

『ヒロシマのある国で』 by 初音ミク

2014年08月07日 06時39分40秒 | 戦争のない世界をめざす

 第2次世界大戦が終わってもう69年の年月が経過しています。日本は、実戦で核兵器を投下された唯一の国です。ヒロシマとナガサキで被爆した人々は、その場では命を落とさなくても放射能障害で苦しんだ挙句に亡くなったり、症状が表向き出ていなくても何時健康状態が悪化していくのかなどの不安を抱えて生きてきているのです。その被爆者もすでに高齢です。人間の寿命を考えれば、被爆した人々の証言を直接聞くことができる時間が少なくなっています。現在を生きる私達は、ヒロシマとナガサキで被爆した人々の証言を直接聞くことのできる最後の世代です。それだけに、核兵器廃絶へ向けて語り継ぐべきことを引き継ぐ責任が私達の世代にあります。

 歌でもあるように、2度の原子爆弾投下を経験して憲法第9条を持つ私達日本国民は、軍国主義が引き起こした侵略戦争に対する反省をふまえて戦争の火種を世界から消していくために世界へ貢献する責務を有しています。現在の日本の政治の表舞台でヒロシマとナガサキにおける経験から教訓を汲み出そうとしないで核武装を企む輩がはびこっています。極右・安倍政権は、秘密保護法を制定し、集団的自衛権行使を容認するための閣議決定までしました。軍事同盟をテコにして極右・安倍政権は米国とともに海外で戦争をする国づくりへの野望を達成しようと日々策動しています。

 日本がヒロシマ及びナガサキのある国として核兵器廃絶へむけて世界へ貢献する国への抜本的転換を図っていくのか、過去の教訓を汲み取らずに再び海外で戦争をして核兵器まで保有して戦争の火種を拡大させる国になってしまうのか、今が正念場です。極右・安倍政権は、今までで最悪の政権です。暮らしの問題でも消費税増税を実行し、平和の問題でも恣意的な憲法解釈で憲法を変えたのと同じ状態を生じさせています。軍事によらないクーデターを極右・安倍政権は行っているのです。そのために、思想信条を超えて極右・安倍政権打倒への国民世論が高まりつつあります。

 私達日本国民が日本社会の民主的変革を勝ち取るのか、ファシズムへの転落を許してしまうのかの重大な岐路に直面しています。

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