鳩山内閣は普天間基地問題で右往左往した挙句に辺野古への移設という、まさに自公政権路線に回帰し、全国どこでも海兵隊訓練できるという旧政権より悪い内容が盛り込まれる状況が生まれています。この過程で、社民党の福島瑞穂氏が辺野古への移設を明記した内閣処方針への署名を拒絶し、罷免されてさらには社民党が連立政権から離脱しました。これは、現行政権も対米自立への立場がなく普天間基地移設に固執し無条件撤去という考えすら持ち得なかったという立場の破綻を示すものです。
国会の政党状況を見ると、普天間基地の無条件撤去を明確に打ち出していたのは終始一貫して日本共産党だけでした。他の政党は、日米安保体制での対米従属を当たり前だと思い込み、この枠内でしか問題を考えることが出来ていませんでした。だから、国会では日本共産党以外の他の政党は普天間基地の無条件撤去をうちだせなかったのです。
日本共産党は、綱領において日本政治の異常として二つの根本命題を示しています。一つは、大資本優遇で国民生活を守るためのルールの無い資本主義と言う問題、二つ目は、憲法第9条がありながら日米安保条約のもと日本はアメリカに外交、安全保障上の重要な部分を握られている事実上の従属国となっているということ、これらが日本の社会において国民を苦しめる二つの異常(学生の時なら二つの敵と言っていました)です。
日本共産党が発行している「しんぶん赤旗」は、日本共産党綱領を指針にしながら国民の立場で政治・社会をとらえ、日本の未来への展望、日本だけではなく世界における歴史の進歩を包括的に捉えるという特徴をもっています。これは、資本の論理を本質とする商業新聞にはない、「しんぶん赤旗」固有のことです。
ネット上でいろいろと能書き垂れましたが、私の文章を読んで思案するより、動画を参考にしながらも何よりも直接「しんぶん赤旗」を手にとって読む方が鮮やかに「しんぶん赤旗」の特色と魅力が分かります。
というわけで、みなさん一度日本共産党中央委員会の発行する「しんぶん赤旗」を読んでみてはいかがでしょうか。
一人でも、多くの方が平和と民主主義の共同新聞「しんぶん赤旗」をご購読していただくことを、私は心より願う次第です。
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