貧困根絶・貧しさからの解放―これこそが日本と世界における共産主義思想・運動の出発であり、結論でもあります。日本共産党は1922年7月26日の創立以来、貧しさからの解放をめざして現在にいたってなお活動しております。
日本では、長年にわたって貧困というのが黙殺されているような状況が続いてきました(今では死語でしょうけれども「1億総中流」論はその最たるものだったのではないでしょうか)。しかし、今では日本に貧困が存在していて拡大していることが少なくない方の共通認識になっています。
NPO法人もやい事務局長・元派遣村村長である湯浅誠さんと小池晃参議院議員との対談記事が「しんぶん赤旗」(2010年5月9日号)に掲載されています。
市民運動のなかで湯浅誠さんが貧困問題に取り組んでいることは、よく知られているところです。政党では、日本共産党が貧困問題に関して1922年の党創立いらい取り組んでいます。
政党の活動と市民運動の活動とではそれぞれ固有の役割があり、一致できるところでは協力・共同を進めていくことが大切です。
日本共産党は、議会の中での他党派との論争だけに終止するのではなく、国民の声を直接聴いて、要求を汲みとり、議会に届けて政治にいかしていくことを重視しています。「しんぶん赤旗」日曜版の対談記事はそういう日本共産党の活動のあり方の一端を示しております。
率直に申し上げて、現行政権・鳩山内閣は貧困解決へのことでもまるであてになりそうにありません。2010年が日本における貧困根絶の始まりの年にするためには、参議院選挙における日本共産党の躍進が欠かせません。議席増がどうしても必要です。多ければ多い程良いです。現状の議席では、あまりに足りないからです。
日本共産党が貧困問題をどう捉えているのか、どう解決するのかなど、2010年5月9日号のしんぶん赤旗をご覧いただきたいと思います。
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