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細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

ブログの意味

2008-09-07 04:32:49 | 教育のこと
同門の後輩である群馬大学の半井さんがブログを始めたようで、これまでの記事をすべて読みました。面白かったです。

ブログにはいろいろと考え方があるでしょうが、私は有効なツールであると認識しています。特に、我々のように組織のリーダーの立場にある人間にとっては、自分の考え方を周囲に理解してもらうために、これ以上ないツールです。

何万人もの読者がいるようなブログもあれば、私のようにせいぜい100人単位の人が毎日読むようなこじんまりしたブログもあるでしょう。それぞれが、自分の社会活動を円滑に、面白く、効率的に進めていくためにブログを活用すればよいのだと思います。

人間とは、他人が何を考えているかなど、よっぽど密にコミュニケーションをとらないとわかるはずがありません。そして、何を考えているかわからない相手に、指示されたくないし、教育されたくはありません。仕事を進めていく上での信頼関係を築くための基礎情報として、ブログは有効です。

また、私は半井さんを元から信頼していますが、半井さんが自らの考え方を公表し、記録に残すことで、さらに私の信頼が深まることにつながります。自分を信頼してくれる仲間が少しでも増えることは、人生の財産になります。

ですが、やはり継続は力なり。私も、ホームページで日記を公開してからすでに12年が経過。途中途切れたこともありますが、基本的には今後もずっと継続するものと思います。当然のことながら私の社会的立場は今後どんどんと大きくなるものと思いますが、あまり気にせずに発信すべきと自らが思う情報の発信を続けようと思います。

久々に試験を受けて感じたこと

2008-09-07 04:11:14 | 人生論
この年になると、試験をすることはあっても、試験を受ける機会は減ります。生徒や学生のころは試験に強かったのですが、今日は試験を受けていて感じたことがありました。

試験というものはなかなか良いものです。限られた時間で全力を尽くす。私の場合は、これ以上ないくらい集中します。しかも、今日の試験は筆記試験であり、特に専門分野についての試験は、自分の経験してきたことについて書くのですから、構成をざっと組み立てて、あとは集中して一気に書きます。

集中するので、かなり早く終わります。大体、制限時間の3分の2までには終わってました。

感じたことは、仕事のやり方についてです。制限時間を明確にすること。その制限の中で精一杯集中して仕事すること。これがなかなかできないのです。これができれば、短時間で大きな成果を上げることができます。

今日の試験について言えば、実働6時間(執筆している時間は4時間ちょっと)で私はクタクタです。もう頭を使う仕事はできないです。本当に集中すれば、そんなに長い時間、仕事をすることはできないはず。

日常においてもぜひこういうやり方を習慣づけたいものです。本当に集中してやるべき仕事は、短時間で時間制限を設けて全力で行う。それ以外の時間は、集中力がなくてもできることに当てる。そうやって、家庭のための時間も作り出し、教養を身につけるための時間も作り出すべきかと思います。

理想形にはほど遠いですが、私の日常は日が暮れてくると集中力が続かなくなってくるので、日中もそれなりには集中して仕事しているのかと思います。が、まだまだ無駄な部分が多いし、そもそも成果の量も質も不足です。

年表?

2008-09-06 19:10:48 | 人生論
今日の資格試験では、3つの筆記試験を受けましたが、それぞれ時間が余るわけです。

最初の試験やその次の試験の余った時間は考え事などして過ごしましたが、最後の3時間の試験の余った時間は疲労困憊。ボケーっとしながら、自らの年表を作って遊んでました。

記憶がはっきりしている5才くらいから、一年ずつ最も記憶に残っている出来事や、キーワードを並べてみました。並べてから全体を眺めてみるとなかなか面白かったです。

まず、5才ごろ以降は、記憶が鮮明で、それぞろの場面を昨日のことのように思い浮かべることができます。もちろん断片的な場面ですが。

自分にとってエポック的な出来事が、自らの人生においてかなり前の出来事である。岡村ゼミを受講したのはもう14年も前の話で、私の人生においてはかなり昔のできごとであった。

自らの思う充実期は、つい最近の数年間に過ぎないこと。それ以前は、準備期間といった方がふさわしく、ようやく充実期に差し掛かった程度に過ぎない。もしかすると現在もなお、準備期間に過ぎないのかも?

これまでの人生は自分なりには納得できる努力をしてきたこと。大学1年と2年の2年間は、もう少し充実できた気がしますが、その頃に経験したことも今の自分には生かされているので、まあよしとします。

一行年表でも書いてみると、それなりに楽しめました。

土木学会資格試験

2008-09-06 18:40:46 | 教育のこと
今日は埼玉大学で上級技術者の資格試験を受験してきました。

事前に経験問題を約2000字解答して持参。今日は、技術者倫理に関する問題、専門の副分野に関する問題、主分野に関する問題、合計6時間の筆記試験で、総計で約7000字以上書きました。

学んだことが一つ。シャープペンシルは、腕との相性あり。相性の悪いものを使うと、腕が痛くなり、多量の執筆困難。何本か用意し、腕に負荷のかかりにくいものを見つけて使用しないとダメ。

専門に関する試験は楽しかった。しかし、実務経験がないと、鋼コンクリートを主分野とするならば、35才で合格するのは至難のわざだと思いました。一応ベストは尽くしましたが、無事合格なるか?どっちでもいいですが、充実感はあります。

3時間

2008-09-05 09:19:16 | 人生論
今週は、静かに?生活しています。土曜日に土木学会の上級技術者資格試験、日曜日に委員会があるので、意識的に抑え目にしているのもあるかもしれませんが、のんびりやってます。

のんびりやろうが、情熱で燃えたぎろうが、一日は淡々と過ぎて、前に進んでいきます。

一日を一秒に置き換えると、これからの三十年はわずか3時間。一秒はまさにあっという間に過ぎますが、3時間もあっと言う間かと思います。

健康に恵まれていること、家族に恵まれていることに真摯に感謝し、税金の手厚い補助も頂きながら自分達の好きな研究、教育をやらせていただける環境にあることにも常に感謝しながら、前に前に進んで行きたいです。

たまに、エネルギー不足になるときもありますが、自らを振り返る充電期なのかと思います。小さなことを気にせず、前へと進む大きなモチベーションを大切に悠然としていたいと思います。