細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

5月最終週

2013-05-30 08:43:47 | 研究のこと

5月自体がかなりハードスケジュールではあったのですが,最終週は分かってはおりましたがラストスパートで息切れしかかっております。

今日,30日(木)は,何とか明日締切りのセメント・コンクリート論文集にクリンカ細骨材の自己治癒モルタルの研究を投稿できそうです。まだ完成していませんが,細部を今日の日中のなるべく早めに整えて,原稿の郵送は秘書さんにお願いし,私は日中の講義3発を終えてから,夜には東北へ出発します。

明日31日(金)からは,いよいよ復興道路の橋脚の品質調査。多くの研究者,実務者が集結して本格的な調査を行いますが,その調査隊長を務めます。皆様にサポートしていただいて,何とか充実した調査ができそうな段取りが仕上がってきました。もちろん事前にパーフェクトの準備をすることはできませんが,現場での臨機応変な対応でカバーしたいと思います。

先週末,25日(土)と26日(日)は鞆の浦におりました。念願の,さくらホームでの家具固定を2つ,渡辺君が実践しました。とにかく実践することの意義は大きく,5月の段階で第一歩を大きく踏み出せたことは良かったと思います。家具固定の状況を,鞆小学校,鞆中学校の校長先生にも見ていただけました。このように,鞆ではアクションを起こすと,その波及効果が大きいことが特長です。これが鞆で研究を行っている大きな理由の一つでもあります。

25日(土)の鞆の浦の花火大会では,多くの方々とお話しできました。福山市長ともたくさん話したし,自民党の若手衆議院議員の小林さんとも懇意になりました。鞆の町内会長さんともたくさんお話しをできました。

26日(日)の午前は,鳴門教育大学の村川教授(小学校の総合的な授業の権威のようです)と福山市立大学の大庭先生の鞆の地域教材を開発するワークショップに,鞆の子供や大人たちと一緒に参加。小学校の総合的な授業のやり方についてかなり知見を吸収することができました。広島県の鞆の浦でのそんなワークショップに,私が日曜日に参加していること自体,かなり不思議な光景ですが,私の社会での役割もすでに変化してしまいましたので,自然体です。

そうこうしているうちに,今週には,私の長女が通う小学校での防災授業が実現することが決まりました。7/8(月)に,総合的な授業の枠で,小学校3年生に対して防災授業を行います。私の長女も私の授業を聴くことになります。あまり特別な気はしませんが,冷静に考えるとなかなかすごいことのように思います。長女はすでにとても楽しみにしています。

先週,今週,来週と3連続で週末が無い状況ですが,体調もやや上向いてきたので頑張ります。

さあ,明日からの東北の復興道路の調査は大一番です。これから,大一番がしばらく続きますが,重ねているうちに大一番ではなく,当たり前になっていくことでしょう。復興道路の品質確保には,私の真の全力を投入します。 


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