Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

Nile Rodgers and CHIC 4/18 2nd - 4/21 2nd 2012

2012-04-23 14:14:55 | NILE RODGERS & the CHIC organization
ナイル・ロジャース・ウィークが終わった。
爛漫に花を咲かせたかと思うと、一気に散っていった今年の桜のように、
今回は短い滞在、4日間で去って行った。
それでも年越しのライヴ、12/28~1/2に掛けての来日があるという
嬉しいニュースを残して。

ナイルロジャースに関してはコアなファンがたくさんいらっしゃるので、
詳しい内容はその方達に委ね、私の個人的な感想のみとします。

18日のセカンド、ナイルはバンドのメンバーよりも先に一人で、
ステージへと向かう。
ちょうどナイルの通る位置にいたので、夫と共に挨拶&ハグ。
壇上ではナイルが今日が自分にとって特別な日、
パートナーだったバーナード・エドワーズの命日であること、
だからバンドの皆よりも先にこうやってステージ上で、
そのことを話したかったんだよと。
シックのライヴに初めての人はどれくらいいるかと挙手させる。
手を上げなかった、上げるのをためらった人がいたとしても、
相当なと言うか、ほとんどがリピーターに間違いない。

昨年のようにメンバー達が"Hanging"で登場。
そこからはCHICのヒットメドレーがテンポよく続く。
今年は今までにはなかった"Notorious"もセットリストに加わった。

途中でヴォーカルのキンバリーとフォラミが退場した後、
なかなか戻ってこない。
後で聞いたことによるとキンバリーの衣装が壊れてきてしまい、
修復できそうになかったために1stで着た衣装に二人で着替えて、
戻って来たそうだ。

その間、残ったメンバー達はアース ウィンド&ファイアーの"Sun Goddess"
を演奏し始める。
続いて、なんと同じくEarth Wind & Fire"Fantasy"が始まる。
しかし誰もフィリップ・ベイリーのファルセットのパートが歌いこなせずにいると、
いつの間にか戻ってきたキンバリーとフォラミが二人で最後の部分で加わり、
歌い切った。

その後、サイン会、サイン会終了後、一人づつの記念撮影ありとのことだったが、
時間も遅かったので諦めようかと思い、階上へ上がると、
既にサイン会は始まっていた。
ナイルの著書"Le Freak"にサインを貰いつつ、読んだ感動を話すと、
「良くわかってくれたね、ありがとう。キスしてもいい?」
頬にキスしてくれました。
写真撮影は残念だけど諦めて帰宅。

3日後の土曜、最終日のセカンド。

日本に来てから毎日2時間しか寝ていない、
というナイルのツイートを読み、体調が心配だった。

整理券を取るためにブルーノートの前に行くと、
既に1stが始まっているようで周囲に人はいない。

ブルーノートのスタッフが入り口付近の歩道、隣の店の前に至るまで、
黙々と箒と塵取りで掃除をしている。
この辺りは喫煙場所、煙草の灰が散る。
周りに人がいない時に、こうやってきれいにしてくれていることを知った。

この日は最終日ということもあり、たいへんな混雑。
Mr.Yが作ってくれたお揃いのTシャツを着る仲間たちがたくさん。
今年は昨年にも増して、Tシャツの色、ロゴの色、
いろいろなヴァリエーションに富んでいる。
席はキャッシャー前のカウンターとなる。

この席、終了間際には飲み物も片付けられ、
椅子も撤去せれてしまうものの視界、音響共に中々良かった。

観客や店内の様子もよく見えるが、ブルーノートのスタッフ達が、
飲み物など混雑した店内でぶつからないように注意深く持ち運ぶ様子、
会場の状況に問題ないか巡回してくれていることがよくわかった。

Nile Rodgers、初めて見た赤いスーツを着ている。
思わず「ナイル、赤もとっても素敵!」と言わずにはいられない。
メンバーは白がテーマカラーだが、フォラミとキンバリーは、豹柄+赤。
アーティストの通り道なので全員に挨拶ができた。

さてこの日のメインイベントはギターコンテスト。
以前は毎回だったのが、昨年から映像による予選後、
決勝が一度だけ行われる。

候補者たちは5人。
最後に拍手で優勝者が決まる。
ナイルは気が向くと演奏に加わったり、加勢したり。
ナイルが演奏に入ると空気感がガラッと変わる。
あのキレ味のある独特のカッティング、澄んだ音色がさすがだ。
3番目の男性がテクニック的には勝っていたようだが、
2番目の札幌から来た男性がキャラクター的に人気大で優勝。
ステージに上がった時もアーティスト皆に頭を下げてから、
謙虚に演奏を始め、ナイルと一緒にギターを弾く時もとっても嬉しそう。
優勝が決まると泣き崩れているのをナイルが優しく祝福している。

最後はバンドのメンバーが"Hangin'"で退場した後、
一人残ったナイルのギターソロが炸裂した。
こういう終わり方もいい。
退場する時も前を通ってくれたので「ハグしてもいいですか?」
と聞くとにっこり"Yes"と答えてくれた。
疲れているはずなのに、どこまでも優しい。

最後のサイン会はたいへんな行列だ。
この日は時間に余裕があったのでさばけるまでしばらく待った。
ベースのジェリーが、私の友人のフランス人家族が来ていて、
前夜会ったよ、と話しかけて来てくれた。
彼女たちは最終日2ndに来るつもりでいて満席で諦めたと伝える。
ジェリーは今回の来日では洋服や靴、気に入ったのを見つけて、
ショッピングも楽しんだと早速買った靴を今日履いていると見せてくれる。
フォラミもステージ衣装とはガラッと違えた私服姿が可愛い。
いつもお洒落で素敵だ。

列が少なくなってきたので同じTシャツの仲間たちでナイルと一緒に撮影となる。
翌日、アメリカへと旅立ったナイル、この写真を早速自身のページへと載せてくれた。

昨年は日本も非常時、ナイルロジャースも術後で体調が心配された。
今年、ナイルが少しふっくらとした姿で戻ってきてくれたのは、
ほんとうに嬉しかった。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
年末が待ち遠しいですね♪ (syu)
2012-04-26 16:17:42
楽しいライブでしたね。
21日の1st 行ってきました。

去年のNileより、元気イッパイでとても嬉しかったです。
とても2時間しか寝てないなんて感じませんでした。
“Walking On Planet C”
私も惑星Cを歩いて この夏で5年になります。

彼は、私にとって生きる師です。尊敬してます。

追伸
友人のBirthdayのお祝いを兼ねていたのでケーキをオーダーしていたのですが、
ライブ前に、HAPPY Birthdayのメロディ♪が会場からながれると、会場のお客さん 全員で「おめでとうございます」って拍手してくださり 嬉しかったです。

当然 友人もたいへんよろこんでました。

すれ違いだったんですね。来年は、ギターコンテストのある 2nd に 行きます。







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いつも感動が! (AK)
2012-04-26 18:25:06
ナイル・ロジャース、音楽も素晴らしいですが、人間的にも尊敬しています。
“Walking On Planet C”syuさん、そうだったのですか。
それならきっと私の何倍もナイルに共感できることがおありかと思います。

ギターコンテストは楽しいのですが、ない回の方がショウとしてまとまるという意見もあります。
でもぜひ、次回はギタコンも観てみて下さいね!
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