行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

見えてきた「首相マター」

2018-04-16 23:21:06 | 政治

天網恢々疎にして漏らさず、愛媛県と農水省から出てきた文書で愛媛県と今治市の幹部が加計学園の獣医学部設置で官邸を訪れていたことが明確になった。しかもその文書によると柳瀬首相秘書官が「本件は首相案件となっており、内閣府藤原次長の公式ヒアリングを受けるという形で進めていただきたい」と語り、新学部に消極的な内閣府に陳情した際、藤原地方創生推進室次長は「要請の内容は総理官邸から聞いており、国家戦略特区の手法を使って突破口を開きたい、かなりチャンスがあると思っていただいて良い」と2重丸の言質を得た。

昨年の7月国会での前川前次官の証言「決定のプロセスに不公平で不透明な部分があると考えている」と指摘。「初めから加計学園に決まるようプロセスを進めてきたようにみえる」と語ったことの裏付けが取れた形だ。

安倍首相と加計学園の理事長加計学園孝太郎氏はゴルフをやる親友だ。私の古くなった脳みそでもこの獣医学部設置は完全な出来レースで有ることはクリスタルクリアだ。
欺されてきた国会が藤原、柳を証人喚問できるか注視したい。

下表は週刊朝日より

 

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