行雲流水

阿島征夫、一生活者として、自由に現代の世相を評す。時には旅の記録や郷土東京の郊外昭島を紹介する。

消費税増税再考を

2015-10-12 17:41:09 | Weblog
本日の日経第一面「景気の足踏み状況が長引く恐れが出ている。中国経済の減速が日本企業の生産や輸出に影を落とす。賃上げの追い風が期待された個人消費は食料品などの値上がりが足を引っ張る。企業収益や雇用は好調を保ち、設備投資や個人消費にどこまでつながるかがポイントになる。日本経済は回復を持続できるかの分岐点にある」と報じている。安倍内閣のやろうとしている消費税増税、企業法人所得税減税は、円安で消費者物価アップ、消費不振、企業収益増だが設備投資は国内では増えないという図式の中で政策としてはおかしい。むしろ消費税増税は止めて、法人税減税は設備投資減税ぐらいにすべきだろう。
 
スーパーに行く度に食料品の値上がりに驚くが、あのユニクロまでが値上げすると聞くと、この上消費税を10%にしたら日本経済はまた長期停滞に入るのではないだろうか。以前このブログで書いたが食料品は欧州並みに5%に戻すぐらいの景気刺激策が必要だ。ごく普通の大企業の役員報酬が1億円を超える時代、高所得者の所得税率を元に戻し5兆円の財源を確保すべきだろう。
 
2月18日のブログで8%消費税アップが専門家の予想以上のマイナス効果で消費税という大衆課税は日本にあわず、ピケティ教授が指摘するように所得税の累進課税を強化すべきと書いた。現在の景気足踏み局面ではなおさらそう思う。
この18日のブログに次のようなコメントがなりさんから寄せられている。
 
日本の消費税は欠陥税
 
2015-10-12 03:13:50
 
>どうも消費税という大衆課税は日本人に合わないのではないかと考えざるを得ない。
 
その通りだと思います。
3%の導入時は物品税の廃止や所得税減税など工夫があったので一時的なもので済みましたが
5%の時はなにも考えないでただの増税
結果は散々たるもの・
消費税を導入したきちがい政治家は「税率を上げれば税金が湧きでる打ち出の小づちだ」と言ったそうだ。
その結果デフレが15年以上続きました。
そして、デフレ脱却できない中
8%へ増税
きちがい沙汰です。
たまたま原油安でこの程度の影響で済んでいますが
原油安が無かったら・・・・
そしてデフレ脱却できないまま10%へ
 
消費税はお金を使えなくさせる制度です。
全ての国民がお金が使えなくなったら
景気が悪くなって当たり前。
 
外国はうまくやってる????
消費税の国、経済いいですか?
唯一理にかなってるのが観光国
納税者→観光客
受益者→国民
 
日本は観光国ではありません
観光客が増えてますけど免税店でバク買いする中国人が増えても日本は潤いませんw
世界一高い相続税は外国の真似をしないで
都合のよいとこだけマネをするニッポン
 
終わりの始まりな気がするorz
コメント
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