↓新車から20年、まだまだ元気なスパーダです。
一年ぐらい前に、スパーダ(1990年製のホンダの250ccのバイクね)で仕事から帰る際、前輪がパンクしていました。ツーリングなどにはパンク修理セットを持参するようにしていますが、通勤時には持っていなかったので、途方にくれました。
12月下旬の5時半ごろといえば真っ暗です。
ホームセンターで修理材を買おうにも遠いし、穴は塞いでも空気が無いとダメなのでどうしようかと考えていたら、バイク仲間のY君が通りかかって「ガソリンスタンドに行けば」という適切なアドバイス。なるほどと、なんとかパンクした前輪を気にしながら200メートルぐらい離れたスタンドに行きました。
早速パンク修理を依頼したところ、「ウチはセルフのためパンク修理はできません」とのこと。これは法律で決まっているのかどうかわかりませんが、とにかくできないときっぱり言われました。
さらに「1km行ったところにあるスタンドはフルサービスなので、そこで直したら」との話で、とりあえず空気を補給させてもらってそのスタンドに行きました。
空気の抜け具合を気にしながら、やっとたどり着いて早速依頼したら、「うちはバイクのパンク修理はやっていない」とすげない返事。
がっくりきましたが、ここで「はいそうですか」と引き下がるわけにはいかないので、「自分で直すので材料だけ売ってほしい」と店員に頼んだら、奥にいた店長に相談してくれました。
うまく了解が得られたので、自分で修理しました。店員も気の毒に思ったのか、石鹸水をかけてパンク個所の発見を手伝ってくれ、もともと慣れていた作業なので、すぐ終わりました。空気を入れて漏れの有無を確認。
材料代として500円請求されたので、喜んで払って礼を言って帰宅しました。
長かったように思いましたが、結局いつもより30分程度の遅れだけで帰宅出来ました。
もちろんその後はパンク修理セットを常時携帯するようになったことは言うまでもありません。
空気は応急用の炭酸ガスボンベで、前から手持ちの2本にインターネットで6本を追加購入。100均のポーチに入れてバイクに入れています。ボンベは大きな自転車店でも手に入ると思います。ただ、炭酸ガスボンベは口金のネジに種類があるようなので、バルブとの接続金具に適合するものかどうか確認する必要があります。私はインターネットで、安い熱帯魚などの水草用のものを探して購入しました。
注意として、炭酸ガスはゴムの透過率が大きいので、帰ったら空気と入れ替えることが必要です。
教訓1:セルフサービスのガソリンスタンドはパンク修理できない?
教訓2:セルフでなくても「バイクのパンク修理」はしてくれないところもある。
教訓3:パンクは忘れたころに起こるので、いつも備えは万全に。
特にバイクは自分で直せるようにしておくことです。(といっても最近はオフロード車以外は大抵チューブレス仕様なので、誰でも簡単に出来ます)
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