思いつくままに書いています

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初夏の花の文化園を楽しんできました

2013年06月05日 | 日記

出かけたのは6月1日(土)。土・日のいずれにするかちょっと考えましたが、まだ土曜日の方が晴れはしないものの雨の心配はなさそうとの予報で出発。
順調にクルマを走らせて、開園10分前に障害者駐車場に到着。
ところがいつもは開いている駐車場の入り口が閉まったままでした。「どうしたのだろうかな」とか言いながら開くのを待っていましたが、開園時間を過ぎても閉まったまま。
待っていても仕方がないので、車から降りてチケット売り場の方に向かったら、向こうから慌てた様子で係員が走ってきました。
どうやらすっかり忘れていたようです。やれやれでした。
↓ 入り口前のスモークツリーです。


入場者はいつもより少なかったのですが、重装備のカメラ+三脚の老人グループが何組か来ていました。また三脚公害の心配がちらっと心をよぎりましたが(笑)、なるようになれと、まずはいつも通り、ゲート正面の装飾花壇でパチリ。

前回はビオラなどが植えられていましたが、今回はシソの仲間のコリウスに変えられていました。スタッフの皆さん、お疲れ様です。

緩い傾斜の道を車椅子を押して「バラ園」に向かいました。

もう時期的には盛りを過ぎているだろうと、あまり期待せずに行きましたが、パッと目に飛び込んできたのが爛熟・爛漫・豊麗・豪華絢爛のバラの饗宴。まだまだ見事に咲いていました。うれしい誤算です。
おまけに曇天なので色温度が高く、花の色も鮮やかで、いろんなバラが競い合っていました。園内にはバラのいい香りが風に乗って漂っていました。








これまで何度も来ていたのに気付かなかったこんなバラも。ツルバラの仲間です。

名前が


色違いで↓

名前がローズマリー ヴィオーとのこと↓


今回は通路に三脚のバリケード(笑)もなく、せいぜいお仲間とのカメラ談義に夢中の三脚ユーザーが居られた程度で幸いでした。

バラ園の奥の「クレマチスガーデン」もまだまだ見頃。とくにレンガブロックの壁一面のクレマチスが見事。


変わった種類のものも↓


ここにはクレマチスだけでなく、紫のネギ坊主・アリウム ギガンティウムをはじめ色とりどりの花もありました。


「バラ園」に戻ってさらに坂道を「大温室」の方へ。今回は外より温室の中の方がひんやりとしていました。
トケイソウの仲間パッシフロラ アラタが咲いていました。実は熟したら食べられるそうです。食べてみたい!


うまい具合に月下美人が咲いていてくれました。タイミングが合わないと見られないとかでラッキーでした。


温室を出て、「花の工房」への途中にあるヒメタイザンボクの香りを試してから(でも花の大きなタイザンボクの方がいい香りがしますね)、「ボタン園」(さすがに終わっていました)の方へ。
ヒメタイザンボクです。↓




「ヒョウタン池」周辺で咲き始めた蓮や菖蒲などを見てから最後は「香りの丘」へ。
植えられたバイカウツギやニオイバンマツリの香りを二人で嗅いでいたら、下の「秋の七草通り」あたりにヤマボウシの花がチラッと見えました。

ヤマボウシといえば何といっても「万葉文化館」のそれが稀に見る大樹で花の数も多く見事ですが、残念ながら今年はタイミングが悪く見られず。
でもこの「花の文化園」のヤマボウシもなかなかのものです。それで最後にそのヤマボウシを見に行くことにしました。
結構大きな木で、それが何本も植えられていて見ごたえがあります。


それと、ヤマボウシの近くにいろいろな種類のバイカウツギが植えられていたのもうれしかったですね。
本来の「バイカウツギ」だけでなく、ヨーロッパで改良されたものも何種類か植えられていて、香りの違いが楽しめました。
でも香りが一番よかったのはやはり本家・バイカウツギでした。二人で何度も匂いを嗅いでみました。本当にいい香りでした。


↓これはシベルレーゲンという種類です。でも香りは強すぎて好みではありません。バンマツリ系の香りです。


バイカウツギ、私の「いい香りの木」ランキング(笑)では、タイザンボクと並ぶ芳香でしたね。帰宅後、早速バイカウツギを持っている知り合いに、挿木用の枝の提供をお願いしました。

規模が小さいものの多様な花が楽しめる花の文化園、機会があればぜひ訪れてみてください。おすすめです。

PS 一時、当時の橋下知事がここの廃園を言い出したりしたこともあって、障害者トイレは公共施設で府下最低レベルの設備でしたが、最近温水洗浄便座に更新されました。文字通りの温かな配慮に感謝です。

コメント
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