進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

AKB48×SMAP

2011-06-10 23:44:24 | AKB48
これいいじゃん。

『AKB48×SMAP』は今エンターテインできる最強コラボだよなぁ。

この映像がいいというだけではなくて、新しいことができそうな可能性を感じるところなんだよね。
単純に流行りものを組み合わせてもだめで、結合させて新たな価値を生み出すことができるかどうかという観点が重要。
たった4日で50万アクセスだもんな。
他のAKBのコンテンツよりもアクセス数増加の加速度が違う。

にしても、やっぱSMAPはうまいね。
もっと違和感があると思いきや予想を超えて結合できてるもんね。
この安定感というか安心感が違う。

いろんな柵はあるだろうけれど、考えてほしいな。


AKB48 『SMAP×SMAP』 Everyday、カチューシャ (2011/06/06)


AKB48総選挙 これは祭りです。

2011-06-10 19:54:35 | AKB48
前回と前々回のエントリが大人気なかったので、少し落ち着いて説明します。

テレビで秋元康氏が総選挙について「ようやく祭りとして認識されてきた」という認識を示しているのを見た。
(前からそう言っていたのかもしれないが)

私も先日のエントリで主催者側は総選挙に祭り的要素を込めたと書いたわけだが、「祭り」というワードで総選挙を解いてみると、非常にわかりやすい答えが導き出せる。
AKBオタに「現実に戻れ」などといって批判をする前に、「祭り」について考えて欲しいのだ。

当Blogでは過去にも説明したことがある話題なのだが、日本社会には古来より地域的なコミュニティに「祭り」というイベントがビルトインされていた。
細かいことは面倒なので説明しないが、祭り元は五穀豊穣を祈る神事で、特別な意味合いを持っていた。
祭りの日は日常とは異なり特別なのである。
人々は日常から離れ、人が変わった様に祭りにのめり込むのだ。

それが戦後の近代化の中で、職業の工業化と、何よりも都市化により人の移動が促進されると、祭りはその姿を変えていった。
若者が労働力として都市部に移動することによって「故郷=祭り」を持たない世代が生まれたが、高度成長期の会社社会では「飲み会」という祭りが生まれた。
(今も少し残っている)

故郷から移動してきた人たちによって構築された町には祭りが存在しなかった。
これを憂う人々によって町内会や自治体によっては急ごしらえながら祭りがつくられたが、神事を元にする伝統を持たないがために形骸化することが多く、世代間で受け継がれる祭りはそう多くはない。

現代社会の若者世代は、祭りを知らない世代といえる。
そんな若者たちがどこへ向かったか。

それが「サッカーワールドカップ」や「ワールドベースボールクラシックス」、「オリンピック」、「ロックフェスタ」や「クラブ」むかしは「ディスコ」だった。
ワールドカップになると人が変わったように熱中する若者は、高齢者の目には異様に映ったかもしれない。
その時だけ妙にナショナリズムに煽られる若者の姿は。
しかし、それは若者にとっての「祭り」だからである。
彼ら「伝統的な祭り」を知らない世代が、「新しい祭り」を見出したのだ。

ここで一つの提案がある。
次の問いについて考察して欲しい。

「祭りとは現実か?」

祭りの場において「お前、大人なんだから現実に戻れ!」という言葉を言い放つことが、どれだけ無意味か、よくわかるだろう。

「大人だから祭る」のである。
子供よりも大人だから祭りの必要性は増すのである。

「祭り」の時に「現実」か「仮想」かなどどうでもよいことである。
重要なことは、それが日常とは違う「祭り」であるということだ。


さて、話をAKB48総選挙に戻そう。

AKBオタと呼ばれる人たちも、生きているのだから当然、実生活があるわけだ。
CDを買い込んで投票するにも、握手をしに行くにもコストがかかる。
このコストを稼ぐ必要があり、働きに出ている。
中には服装に気をつけるようになったりニートから働きに出るようになった人たちもいるようだ。
彼らもまた「現実」と「仮想」の間を生きている。
批判するあなた方と同じように。

「AKB48総選挙は祭りである。」

AKB批判派の方は、この言葉をどう乗り越えますか。
反論に期待しています。

よろしくお願いします。

AKBオタに対して無意味な批判をするのをやめて、自省することをおススメする。

2011-06-10 16:30:18 | AKB48
総選挙が終われば誹謗中傷レベルの批判が出てくるのは想定していましたが、これはもはや恒例行事のようなものと思うようになりました。
誹謗中傷は当たり前、むしろ誹謗中傷されなくなったら総選挙の価値がなくなったということで終わりだと思います。
批判されないということは注目する価値もなしということですから。

これは恒例行事です。
そして、当Blogでこれらをいちいち取り上げて何が問題なのかを議論することを恒例行事にしたいと思います。
大人気ないと言われようがBlogの価値を貶めると言われようが毎年やっていきます。

踊る阿呆に踊らぬ阿呆、どうせ阿呆なら踊らにゃそんそん

第二弾は↓これ。

前田号泣!1位奪還!AKB17億円総選挙 (3/3ページ)(サンスポ)
http://www.sanspo.com/geino/news/110610/gnj1106100509022-n3.htm

漫画家、やくみつる(52)の話

 「投票している方々をテレビで拝見して、早く現実に戻れよと思った。現実のしがらみの中で生きている大人から見ると、疑似の世界だね。投票したアイドルには会えるかもしれないけど、リアルに付き合える人はいない。メンバーの1人ひとりはいい子ばかりだけど、前田敦子は振り向かないよ。もっとリアルな世界があることを知ってほしいな」


スポーツ新聞の記事に噛み付いてどうする?と言われるかもしれないが、この例はとても良い事例だ。

(スポーツ新聞の記事の信憑性がどれだけあるか知らないが)
突っ込みどころ満載な発言であり、成熟した大人とは思えない不見識なことを堂々と述べることができるなと感心するくらいの内容である。
スポーツ新聞的な煽りなのかもしれないが、特にAKB批判派の中には何気にこの意見に納得している人たちも多いのではなかろうか。

しかし、この意見、大人の意見というにはあまりに恥ずかしい、未成熟な大人の意見である。
こういう大人が日本に増えれば増えるほど、日本という国は硬直性を増し、収縮・破綻への道を歩むことになるだろう。

やくみつる氏のコメントは、大きく2点の誤解を含んでいる。
1つは、AKBオタは「現実」を理解できないのに、なぜか自分は「現実」を理解できると考えている点である。
もう1つは、AKBオタの目的を男女の「付き合う」ことに勝手にすり替えている点である。
順に説明する。

1つ目。

根本的に「現実」に関する認識が誤っている。
あなたは「現実」というものが、どういうものかご存知なのか。
あなたのいう「現実」とは何か。

あなたは「現実」と「仮想」の区別がつけれるのか。
あなたの脳は「現実」と「仮想」の区別がつけられないのに、あなたはどうやって「現実」と「仮想」の区別をつけるつもりでいるのか。

あなたの考えている「現実」は果たして現実だといえるのか。

そもそも「現実」かどうかがそれほど重要なのか問いたい。
あなたは、日々の暮らしの中で「現実」と「仮想」なんて意識していないのではないか。
なのにどうしてAKB48総選挙にだけ「現実」指向を求める。

あなたが認識しているのは「現実」ではなく「事実」である。
ただし「あなたの事実」である。
「事実」は腐るほどあり、人の頭数以上にある。

例えば、福島第一原発で起きている現実をあなたは理解できるか。
あなたが認識しているのはマスコミや人から伝え聞く情報を基にしたあなたの事実であって現実ではない。
しかし、現実を理解していないのに原発や放射線汚染などについてわかったつもりで論評するではないか。
あなたは現実ではなく事実を基にしてあらゆることを判断しているのだ。
その「事実」が、「現実」なのか「仮想」なのか、あなたに判断できるか。

人間にとって認識している「事実」が「現実」か「仮想」かなどということは、どうでもよいことである。
「現実」にこだわるのは、物理学者か哲学者で十分だ。

人間は見たいものを見、聞きたいものを聞き、考えたいものを考え、そして信じたいものを信じているだけだ。


2つ目。

自分のことは棚に上げて言うが、世の中には知りもしないのに、さもわかった振りをして人を見下してモノを語ろうとする輩が多い。
2つ目の論点は、1つ目の「現実」に関する話と深いかかわりがある。

やくみつる氏のコメントが致命的に説得力がないのは、自分の視点でしか物事を考えていないからである。
自分の考えを現実に近づけようとするのではなく、自分の側へ事実を持ってくる暴挙、まぁ人間なら程度の違いはあれど誰しもやってしまうことをやっている。

こんなコメントでは、AKBオタの心に全く響かないだろう。
現実から程遠く離れたところで発せられた言葉であり、何も言い得ていないからだ。

AKBオタの心に届かないのであれば、では誰の為に発せられたコメントなのか。
総選挙に関心を持っていない人に向けられたものか?
それだと、それこそ無意味なコメントになってしまう。
つまり、このコメントには顧客(相手)がいない。

ほとんど意味のないコメントである。
紙面を埋めるための存在価値のないコメントでありながら、AKB関係者を悲しませるという、損しか生まないコメントなのである。
実に面白い。

AKB商法を批判する前に己の行動を自省してみたらどうであろうか。

AKB48総選挙でTV局を批判する記者だが、実は自分自身へのブーメラン批判であった

2011-06-10 12:54:12 | AKB48
よし。AKB48総選挙が終わったところで、またAKB48ネタを開始します。
総選挙が終われば誹謗中傷レベルの批判が出てくるのを想定していたので、大人気ないですが、これらをいちいち取り上げて何が問題なのかを議論していきたいと思います。

まず、第一弾は↓これ。

AKB48総選挙に夢中になってアホかとバカかと / テレビ局は国民を馬鹿にしている(ロケットニュース24)
http://rocketnews24.com/?p=103292

なるほど。

まず、テレビ局が国民をバカにしているのは今に始まったことではない。
(いや、正確に言えばバカにしているのではなく視聴率が欲しいだけだ。)
しかし、それを批判するのにAKB48総選挙を持ち出す必要はない。
単に、この記事を書いた記者の趣向に合わなかったというだけの話に過ぎない。

そもそもこの記者の言わんとしていることは非常に謎である。
この記者が言っていることをまとめると「テレビ局は公共性を持っているのだからAKB48よりも取り上げるべきニュースがあるだろ?!」というものである。

テレビ局がAKB総選挙に注力する理由は、非常に単純だ。
他のニュースがそれ以下ってだけの話だ。

いや、より正確に言えば、テレビ局自身が取り扱うべきと思っているニュースの中で、AKB48総選挙が最も価値があると考えたというだけだ。

毎日民主党のゴタゴタを見せられる視聴者の気持ちになってみなさい。
AKB48総選挙よりも民主党の代表戦の方が価値があるって本気で思っているのかい?
あれこそ国民をバカにしていると思わないのか。
見るたびに暗い気持ちになるよりも、AKB48総選挙の方がいいだろう。
マスコミバイアスかけられた政治ニュースなんて見るだけ有害なのに。

また、この記者は「芸能」という部分にかなりの偏見を持っているのは文面からありありとわかるわけだが、ニュースがAKB48ではなくゴルフの石川遼や、サッカーの長友だったら別に文句つけないわけでしょ。
スポーツだとよくて芸能だと駄目な理由とは何なのでしょう。
チャンピオンズリーグに出場したとか、アメリカ大リーグのオールスターに出場したはよくて、なんでAKB48総選挙は駄目なのでしょうか。
その理由を聞いてみたいところだ。

だいたいAKB48総選挙を「芸能ネタ」としてしか評価できないところに、この記者(何の記者から知らないが)の見る目の無さを感じる。
プロの記者なら、しっかりと取材してから評価すべきなのではないかと思うのである。
記者が取材なしにイメージだけで語るようでは、テレビ局と同じではないか。

なんだこの記者は自己否定を行っていただけなのか。

AKB48総選挙の結果を見て、これは国政選挙に取り入れるべきだと改めて感じ入った

2011-06-10 02:43:49 | AKB48
AKB48総選挙の結果出ましたね。


1位 139829票 A 前田敦子 (速報:2位 前回: 2位 前々回:1位)
2位 122843票 K 大島優子 (速報:1位 前回: 1位 前々回:2位)
3位 74252票 B 柏木由紀 (速報:3位 前回: 8位 前々回:9位)
4位 60539票 A 篠田麻里子 (速報:6位 前回: 3位 前々回:3位)
5位 59118票 B 渡辺麻友 (速報:5位 前回: 5位 前々回:4位)
6位 55920票 A 小嶋陽菜 (速報:10位 前回: 7位 前々回:6位)
7位 52790票 A 高橋みなみ (速報:4位 前回: 6位 前々回:5位)
8位 50403票 K 板野友美 (速報:8位 前回: 4位 前々回:7位)
9位 45227票 A 指原莉乃 (速報:7位 前回:19位 前々回:27位)
10位 36929票 S 松井玲奈 (速報:9位 前回:11位 前々回: -位)
11位 33500票 K 宮澤佐江 (速報:11位 前回: 9位 前々回:14位)
12位 31009票 A 高城亜樹 (速報:12位 前回:13位 前々回:23位)

…………メディア選抜ライン…………

13位 27957票 B 北原里英 (速報:14位 前回:16位 前々回:13位)
14位 27804票 S 松井珠理奈 (速報:16位 前回:10位 前々回: -位)
15位 26070票 K 峯岸みなみ (速報:14位 前回:13位 前々回:16位)
16位 22857票 B 河西智美 (速報:15位 前回:12位 前々回:10位)
17位 17154票 K 秋元才加 (速報:23位 前回:17位 前々回:12位)
18位 16574票 B 佐藤亜美菜 (速報:18位 前回:18位 前々回:8位)
19位 16455票 K 横山由依 (速報:17位 前回: -位 前々回: -位)
20位 14137票 B 増田有華 (速報:19位 前回:25位 前々回:25位)
21位 12387票 A 倉持明日香 (速報:20位 前回:23位 前々回:21位)

…………選抜ライン…………


まず、得票数が予想を超えていた。

前日時点でつぶやいた予想の内容が、売り上げ枚数が133万枚くらいなら1,2位が10万票前後で、上位20%(20位)で80万票くらいであろうと予想したわけですが、1位が約14万票で2位が約12万票、上位12位が約76万票で上位21位で約94万票ですか。
予想よりも、売り上げ枚数が多かったか、もしくは無効票数が少なかったのでしょう。
でもまぁ予想としては結構いい線いってましたね。

いや、私の予想が正しいとか正しくないとかいう話をするつもりはありません。
このAKB48総選挙の結果が、ある重大なことを示していると言いたいのです。

どういうことかというと、AKB48総選挙の結果が実に自然状態に近い分散を見せたということです。
事前には、一部のファンのまとめ買いにより選挙が荒れるという推測もありましたが、蓋を開けてみればなんのことはない。
市場原理に任せた結果、得票数が綺麗にべき乗分布と呼ばれる傾向に基づいて分散することが確認できたのです。
驚くべき宇宙の法則としか言いようがない。

同じ現象はインターネットのアクセス傾向や、ネットショッピングの購買、株式の売買などにも見て取れます。
いわゆる一極集中とか、逆の観点から見ればロングテールといわれるものです。
1/fゆらぎというやつも同様だといわれています。
なじみの深いところで言えば、格差問題という文脈で富の分散がこの傾向をかもし出しています。

つまり、どういうことかというと、自然のものは全員が横一線に並ぶようなことにはならない。
少数の極端に数値の高いものと、多くの数値の低いものという形で分散する。

この総選挙の仕組みのすごいところは、Topを生み出すところである。
上位者を生み出す仕組みが内在されているから、単に選ばれるということではなく、相互作用によって選ばれる人物が育つのだ。
それは単なる競争によってということではなく、選ぶ側と選ばれる側の相互関係が創発する意味がステークホルダー全体に影響を及ぼすということで、運動会の横並びの順位では実現できない。
客と板前の関係と同じように、相互に関係し合い、育て合うという関係性だ。

この意味を理解している人は稀だろう。
ほとんどの人が総選挙を単なるイベントだとかファンを引き込む戦略だとか、広告戦略だと思っているに違いないが、そんな小さなものではない。
以前のエントリで説明したように、今後の飛躍は総選挙の健全性と拡張性をどう構築できるかにかかっているというくらい大きなものである。
非常にインスパイアされるものがある。

いや~、この結果を見て、改めて衆議院も全国1選挙区で実施すべきだと気持ちを強くしました。
選挙結果には必ず同様の傾向が現れるはずだ。
この仕組みが国家レベルのスケールの大きな政治家を生み出すはずである。
国民と政治との関係性に革命を起こすであろう。
AKB48に出来て国政選挙で出来ない理由はないはずだ。
彼女らを見習おう。