進化する魂

フリートーク
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日本政治の最大の問題は「衆参のねじれ」ではない

2011-06-06 20:09:27 | 政治
参議院のねじれ問題について。

制度的に参議院が強すぎるというのは確かに言える。

解散がないからホールドアップ問題が起きる。

けれども、根本的な問題はそこではない。

衆議院が機能していないから「ねじれ」が顕在化するのだと私は考える。

小泉郵政解散の結果に参議院は屈服したではないか。

同じ自民党だからではない。

根本的に政治家は「民意」には抗えないからである。

「衆議院が民意を代表している」という現実感がないから、参議院は独自の判断ができる。

しかし、それは参議院議員が民意を代表しているという自負があればこそである。

確かに制度的な問題はあろう。

しかし、仮に制度的な問題を解決しても、日本の政治の問題を解決することはできない。

問題は参議院のねじれではなく、衆議院が民意を体現していない点にあるのだ。

いつも繰り返すように、憲法を改正して衆議院の形を変えよう。
下記は最近、池田信夫Blogにしたコメントです。

新しい政党政治の形にチャレンジするのはどうでしょう。
衆議院を百人にして選挙区を撤廃。得票数の多い順で上位百人が当選。比例はなし。首相は衆議院から選ぶ。事実上の首相公選制になると同時に、投票結果から民意が明確にわかるようになる。民意が政治家の頭数ではなく得票数で示されるので、多数派工作の質も変わるし、国民にダイレクトに政治に対する責任意識を芽生えさせる機会になる。何よりも国会議員の位置付けが地域の代表から国民の代表に近くなるので、国家レベルの人材が政治家を目指すようになるため、人の問題を解決する仕組みになる可能性がある。意識的な問題から国と地方の役割分担も進むと考える。
この場合、独裁をどう抑止するかという点において参議院の価値を見出だしたい。