ちょっと本エントリとブログの立ち位置の関係について指摘を受けたので内容を少しだけ修正しました。
河野太郎は彼自身のブログでもよく主張しているように行政チェックに余念がない。
彼には官僚の嘘説明を暴くための「行動力」がある。
いや、より正確にいえば「空気読まない性格」か。
その「空気読まない正確」こそ私が彼を評価する最大の要因だ。
(国際感覚にも優れているし、割切って考える論理的思考能力があるなど他にいいところはあるが)
こういう人は新しい何かを始めるのに強い。
新しいことをはじめるためには、既得権益者を犠牲にすることが度々ある。
そういうことに気を使う人は何もできない。
ある意味で情を無視するような性格が、そして決めたことを責められてもめげない性格が必要なのであるが、彼はそれを持っていると思う。
こういう人って既得権益を守る側にしてみれば絶対上司にしたくないタイプなのである。
菅直人以上に鳩山政権にうってつけの人材である。
オバマじゃないけど、鳩山首相は野党側から大臣指名したらいいんじゃないかなと思う。
河野太郎が引き受けないと思うけれど、ここは超党派でやってほしい。
副大臣がやり残したこと(河野太郎)
http://www.taro.org/2010/01/post-698.php
僕が法務省の副大臣をしていたときにホリエモン事件があった。
そのときにすごく気になったのが、XXXという供述をしているというニュースが毎日のように新聞やテレビで流れたことだ。
なぜ取り調べの供述が外に漏れるのか、取り調べをした検事の責任はどうなっているのかということを秘書官に調べさせた。
秘書官は検察庁にいくわけにはいかないから、法務省の幹部に副大臣がこう言っていると聞きに行ったのだろう。
戻ってきた答えは『接見した弁護士が漏らしているのではないか』
僕はぶち切れた。
[中略]
検察のリークがあったと思われる場合には、法務大臣が検事総長なりに記者会見を開かせ、そうした事実があったかどうかを確認させるべきだ。もしそうした供述はなかったというならば、その後、裁判でそれに反する供述は使えなくなるし、そうした供述があったというならば、取り調べた検事が処罰されなければならない。
[中略]
法務副大臣時代に、裁判所から法務省に来た裁判官が、民事局長などの職に就き、入札ルールをねじ曲げて民事法務協会に業務を発注しているのを見て唖然とした。官製談合をやっている人間が裁判官として裁判所に戻るのだ。
しかも、ほとんどそうした問題を法務省の記者クラブは追及してこなかった。
裁判員制度が始まったことでもあるし、日本の司法制度をもう一度きちんとあるべき姿にしていく必要がある。
河野太郎は彼自身のブログでもよく主張しているように行政チェックに余念がない。
彼には官僚の嘘説明を暴くための「行動力」がある。
いや、より正確にいえば「空気読まない性格」か。
その「空気読まない正確」こそ私が彼を評価する最大の要因だ。
(国際感覚にも優れているし、割切って考える論理的思考能力があるなど他にいいところはあるが)
こういう人は新しい何かを始めるのに強い。
新しいことをはじめるためには、既得権益者を犠牲にすることが度々ある。
そういうことに気を使う人は何もできない。
ある意味で情を無視するような性格が、そして決めたことを責められてもめげない性格が必要なのであるが、彼はそれを持っていると思う。
こういう人って既得権益を守る側にしてみれば絶対上司にしたくないタイプなのである。
菅直人以上に鳩山政権にうってつけの人材である。
オバマじゃないけど、鳩山首相は野党側から大臣指名したらいいんじゃないかなと思う。
河野太郎が引き受けないと思うけれど、ここは超党派でやってほしい。
副大臣がやり残したこと(河野太郎)
http://www.taro.org/2010/01/post-698.php
僕が法務省の副大臣をしていたときにホリエモン事件があった。
そのときにすごく気になったのが、XXXという供述をしているというニュースが毎日のように新聞やテレビで流れたことだ。
なぜ取り調べの供述が外に漏れるのか、取り調べをした検事の責任はどうなっているのかということを秘書官に調べさせた。
秘書官は検察庁にいくわけにはいかないから、法務省の幹部に副大臣がこう言っていると聞きに行ったのだろう。
戻ってきた答えは『接見した弁護士が漏らしているのではないか』
僕はぶち切れた。
[中略]
検察のリークがあったと思われる場合には、法務大臣が検事総長なりに記者会見を開かせ、そうした事実があったかどうかを確認させるべきだ。もしそうした供述はなかったというならば、その後、裁判でそれに反する供述は使えなくなるし、そうした供述があったというならば、取り調べた検事が処罰されなければならない。
[中略]
法務副大臣時代に、裁判所から法務省に来た裁判官が、民事局長などの職に就き、入札ルールをねじ曲げて民事法務協会に業務を発注しているのを見て唖然とした。官製談合をやっている人間が裁判官として裁判所に戻るのだ。
しかも、ほとんどそうした問題を法務省の記者クラブは追及してこなかった。
裁判員制度が始まったことでもあるし、日本の司法制度をもう一度きちんとあるべき姿にしていく必要がある。