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進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
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河野太郎か小泉進次郎をニューリーダーに

2009-09-19 00:50:53 | 政治
【正論】民主党政権発足に寄せて 永世棋聖・米長邦雄(産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090918/stt0909180303004-n1.htm

実は、私と全く同意見なのです。
以前、当Blogでも述べましたが、私は自民党が解党的出直しをするためには河野太郎小泉進次郎しかいないと思っております。
自民党の政治家一人ひとりに直接会って話を聞いたわけではないので、本当にいないのかわかりませんが、感覚的にそう思います。

昔の成功体験を引きずっている自民党のベテラン議員を見ていると、昔の自民党に戻れば昔と同じように国民から支持を受けることができると勘違いしている節がある気がします。
少なくても彼らが「保守本流」という時の「保守本流」の定義が何なのか、国民はその言葉の意味を問い直さなければならないと思います。

自民党が解党的出直しを本当に目指すのであれば、これまでとは違った形でリーダーを選ぶべきなのだが、残念ながら今回の衆院選で生き残ったベテラン議員達だけでは無理のようです。
いつもと同じことを繰り返しているようです。

ある閣僚経験者の恐るべき証言(山本一太)
http://ichita.blog.so-net.ne.jp/


さて、永世棋聖の言葉に戻りましょう。
彼は、次のように述べた上で持論を展開する。

私は政治に関しては全くの素人だが、勝ち負けの世界にあって先を読むことだけが取り柄の人間である。勝負と近未来の予測を語ってみたい

彼が述べているのは、緻密な分析に基づいた予測ではない。
勝負師としての勘である。
根拠があるわけではないが、なぜかそう確信するということだ。
私が私に対して答えを指し示す、そういった感覚なのだ。


これから先をどう読めばよいのだろうか。私は、国民の大多数が少なくとも過半数は、次は自民党に勝ってもらいたいと願っているのではないかと思う。ただし、条件が二つそろわないと実現しない。一つは民主党が失政することと、もうひとつは自民が立ち直ることである。

 私は民主党の失政など願いたくもないので、自民が勝つための方策のみ書きたい。16日の首相指名はなんとか一致して第一関門を突破したが、次は誰を党首(総裁)に選ぶかにある。粛々と手順を踏んで、組織として間違いないアプローチで選んでもらいたい。最も大事なのは誰を選ぶかである。


私は政治家が勘違いをする原因は「選挙に勝ったこと」にあると思う。
「選挙に勝つ=自分が肯定された」と勘違いしてしまうのだ。
だから、選挙に勝つベテラン議員は自分が偉いのだと勘違いし、強い姿勢を持ってしまう。
だが、選挙結果というものが政治家本人に対する信任かどうかは明確ではない。
(この件に関しては後日まとめたいと思う。)

とにかく、リーダーを選ぶ際は、自民党もしくは国家にとって何がよいことかを基準にして考えるべきで、選挙に勝った偉い自分が判断基準であってはいけないのだ。
しかし、政治家というのは本当に自分は正しいと思う人の集まりで、困ったものなのだ。
「無知の知」から最も遠い職業なのである。


こんなことを書いてよいものかどうか、私は1人しか思い浮かばない。小泉進次郎氏(28)である。あっと驚く名前であろう。自民議員の中で、麻生太郎氏か小泉純一郎氏(進次郎氏の父親)か、どちらの方がより嫌われているのかは知らぬ。然れども今回、小泉進次郎氏さえ選出しておけば、次回は必ず自民は勝てると断言する。

 なぜか。まず古い体質、しがらみを抜け出せない体質を一挙に払拭(ふっしょく)できる。次に、政治家として全くの新人である点だ。明治維新の立役者はほとんどが20代であり、その情熱が新しい国を作った。シンボリックな選択ではないか。3つ目は、小選挙区で民主候補に勝利した新人であることだ。これは重要であり、おろそかにしてはならない。4つ目は、その顔、ルックスである。コワモテ幹部の多い民主党から女性層を奪い返そう。

 5点目も重要だが、小泉氏の複数の番記者情報によれば、今回の選挙中に日に日に成長して、今や父親と比肩するほどになってきた感があるという。まだまだ伸びしろがあることだろう。純一郎氏が本当に壊してしまった自民党を息子が再生するというドラマ性も楽しいではないか。イチかバチか、進次郎氏に賭けませんか。

 そのくらいの覚悟を決めなければ自民党は立て直せないだろう。若さと謙虚さのあとに「笑い」はついてくるはずだ。


ほんとにね。
選挙前の彼と、選挙後の彼は別人です。
オヤジを超える逸材というオーラを出してますよ。
過去には違ったかもしれないけれど、人は成長する生き物です。
今は違うのです。

実は、特に自民党にこだわる必要はなくて、有志はの方々で自民党を離党して新党を立ち上げるくらいで丁度いいのかもしれないけれど・・。

レビュー能力の低さを露呈した民主党

2009-09-19 00:07:27 | 政治
昨日当Blogでも取上げた民主党の記者会見のオープン化後退について、既得権益者の記者クラブ会員である既存大手マスコミはほぼこの問題について無視だが、やはりネット上では大きな議論を呼んでいるようだ。

「第四権力」の政権交代 (池田信夫)
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/a6467b5a671c912aa9821365a9f3d125

記者会見クローズの主犯と鳩山さんとリバイアサンの関係(神保哲生)
http://www.jimbo.tv/commentary/000585.php

新聞が書かない民主党の「公約破り」(山口一臣)
http://www.the-journal.jp/contents/yamaguchi/2009/09/post_90.html

鳩山内閣早くも公約違反? 隠れた官僚支配の温床壊せず(日経ビジネスオンライン)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090916/204933/

首相官邸に入った直後に官邸についての感想を聞かれた鳩山首相は、官邸を外部から遮断された息のつまる場所とした上で、「情報過疎になる。現場に出て直接に国民の想いを聞きたい。できるだけ外に出るようにしたい。」と言っていた。
あの言葉は、大手マスコミに対して、そしてそのマスコミの情報しか知らない一部の国民に対してだったのか。
既に現場感覚を失ってしまったらしい。

この問題の原因については情報が錯綜しているようだ。
今のところ最も有力なシナリオは、民主党側は記者会見オープンのつもりでいたのだが、官邸側が拒んだというものだ。
官邸側の主犯格は、鳩山首相の女房役である平野官房長官だといわれている。

この話だけを聞くと、鳩山首相はこの問題を知らず、官邸側が独自判断に基づいて行動したという推測ができる。
鳩山首相のスキャンダルを封じるために、平野官房長官が汚れ役を買って出たのだとした説だ。
そして、鳩山首相本人はこの問題を知らなかったと。

しかし、私は、この説について懐疑的だ。
なぜなら、仮に鳩山氏が知らなかったとしても、(浮かれていたとはいえ)記者会見に参加している面子を見て、何かおかしいと思うことができたはずだ
自分が記者会見を行うにあたってその形式について注文をつけることは為政者として当然として、その後どうであったのか官房長官に聞いたり内閣広報室に確認をすることだって可能なはずだ。
にも関わらず何ら動きが聞こえてこないということは、鳩山首相が容認したか、黙殺したかのどちらかだ

鳩山首相擁護者達に言おう。
もし仮に、鳩山首相が今もその事実を知らないとしたら、もはや鳩山首相に期待することはできないことを理解した方がよい。

今まで自民党政権下で嫌というほど知ったと思うが、レビューのない命令などというものは存在しないに等しい
言ったっきりの発言に実行性などまるでない。
命令される側は、レビューされないのがわかれば、隙をついては好き勝手やるだろう。
これはガバナンスの前段にあるレビュー能力の問題だ。

民主党は行政をレビューできない無能な自民党を批判してきたのではなかったのか?!

この程度の問題をレビューできずに、どうして霞ヶ関官僚機構をレビューできようか。
今後民主党が闘わなければならないのは、もっと高度で難しい問題ばかりだ。

この問題は小さく見えても、実に大きな火種を内包している核爆弾級の問題である。
なぜなら、民主党という政党の本質を写しているからである。

しっかりしろ!鳩山!!
ここでガツンと真相を明らかにし処分を発表すれば、君の前に多くの人々が平伏すだろう
この人の前では好き勝手にはできないと。
これはチャンスなのだ!

と、記事を書いていたら、岡田外相が率先して記者会見を開放する宣言を行ったという情報が入った。

岡田外相 全メディアに記者会見を原則開放(スポニチ)
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090918119.html

やるな~と思うと同時に、内閣内で足並みが揃っていないことに危惧を感じる。
岡田外相がこの問題の重要性に気づいてセンシティブに反応する一方、政府官邸が動いていないところが微妙な関係性をあぶりだしている。
これは岡田外相からのメッセージだろう。
鳩山首相はこのボールをどう投げ返すか。
より一層、鳩山首相の動きに注目が集まる形になってきた。