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進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

社会主義への道

2009-09-09 23:32:21 | 政治
民主党の子ども手当はトロイの木馬?(大和総研ホールディングス)
http://www.dir.co.jp/publicity/column/090909.html

民主党の「子供手当て」についてこの視点は持っていなかった。
たしかに「子供手当て」=「公的資金」として捉えると、国には投入した税金の使用についてチェックする義務と権利が生じる。
が、それと同時に国民にも納めた税金の使用についてチェックする権利があるので、これらは互いにどういう関係になるのか。

自分達の自由に介入する権利を国に与えるために税金を納める人はいないだろうが、懲らしめたい人へ国が介入する権利を与えるために税金を納める人はいるだろう。
しかし、その場合、自分が懲らしめたい人になってしまうリスクも背負うことになるのだが。
(子供手当てを根拠にした介入だと、対象は15歳までの子供を持つ家庭のみになるのだが、それで懲らしめたい人達全員が範囲に入るかというと、そんなことはないだろう)

個人の生活に対して国家の介入をどの程度許容するのか、というのは日本ではあまり議論されていない気がする。
そもそも日本人は「自由」に対する姿勢を決めていない人が多いように思う。
一部の時代を除いては「自由」について考えなくてもよかったからなのだろうけれど。
(実はほとんどの人が隠れマゾかもしれないのだが・・)

この際、子供手当てを機会に「自由」についての議論が起きると面白いのだが、日本のマスコミに期待するだけ無駄かもしれない。