【正論】民主党政権発足に寄せて 永世棋聖・米長邦雄(産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090918/stt0909180303004-n1.htm
実は、私と全く同意見なのです。
以前、当Blogでも述べましたが、私は自民党が解党的出直しをするためには河野太郎か小泉進次郎しかいないと思っております。
自民党の政治家一人ひとりに直接会って話を聞いたわけではないので、本当にいないのかわかりませんが、感覚的にそう思います。
昔の成功体験を引きずっている自民党のベテラン議員を見ていると、昔の自民党に戻れば昔と同じように国民から支持を受けることができると勘違いしている節がある気がします。
少なくても彼らが「保守本流」という時の「保守本流」の定義が何なのか、国民はその言葉の意味を問い直さなければならないと思います。
自民党が解党的出直しを本当に目指すのであれば、これまでとは違った形でリーダーを選ぶべきなのだが、残念ながら今回の衆院選で生き残ったベテラン議員達だけでは無理のようです。
いつもと同じことを繰り返しているようです。
ある閣僚経験者の恐るべき証言(山本一太)
http://ichita.blog.so-net.ne.jp/
さて、永世棋聖の言葉に戻りましょう。
彼は、次のように述べた上で持論を展開する。
私は政治に関しては全くの素人だが、勝ち負けの世界にあって先を読むことだけが取り柄の人間である。勝負と近未来の予測を語ってみたい
彼が述べているのは、緻密な分析に基づいた予測ではない。
勝負師としての勘である。
根拠があるわけではないが、なぜかそう確信するということだ。
私が私に対して答えを指し示す、そういった感覚なのだ。
これから先をどう読めばよいのだろうか。私は、国民の大多数が少なくとも過半数は、次は自民党に勝ってもらいたいと願っているのではないかと思う。ただし、条件が二つそろわないと実現しない。一つは民主党が失政することと、もうひとつは自民が立ち直ることである。
私は民主党の失政など願いたくもないので、自民が勝つための方策のみ書きたい。16日の首相指名はなんとか一致して第一関門を突破したが、次は誰を党首(総裁)に選ぶかにある。粛々と手順を踏んで、組織として間違いないアプローチで選んでもらいたい。最も大事なのは誰を選ぶかである。
私は政治家が勘違いをする原因は「選挙に勝ったこと」にあると思う。
「選挙に勝つ=自分が肯定された」と勘違いしてしまうのだ。
だから、選挙に勝つベテラン議員は自分が偉いのだと勘違いし、強い姿勢を持ってしまう。
だが、選挙結果というものが政治家本人に対する信任かどうかは明確ではない。
(この件に関しては後日まとめたいと思う。)
とにかく、リーダーを選ぶ際は、自民党もしくは国家にとって何がよいことかを基準にして考えるべきで、選挙に勝った偉い自分が判断基準であってはいけないのだ。
しかし、政治家というのは本当に自分は正しいと思う人の集まりで、困ったものなのだ。
「無知の知」から最も遠い職業なのである。
こんなことを書いてよいものかどうか、私は1人しか思い浮かばない。小泉進次郎氏(28)である。あっと驚く名前であろう。自民議員の中で、麻生太郎氏か小泉純一郎氏(進次郎氏の父親)か、どちらの方がより嫌われているのかは知らぬ。然れども今回、小泉進次郎氏さえ選出しておけば、次回は必ず自民は勝てると断言する。
なぜか。まず古い体質、しがらみを抜け出せない体質を一挙に払拭(ふっしょく)できる。次に、政治家として全くの新人である点だ。明治維新の立役者はほとんどが20代であり、その情熱が新しい国を作った。シンボリックな選択ではないか。3つ目は、小選挙区で民主候補に勝利した新人であることだ。これは重要であり、おろそかにしてはならない。4つ目は、その顔、ルックスである。コワモテ幹部の多い民主党から女性層を奪い返そう。
5点目も重要だが、小泉氏の複数の番記者情報によれば、今回の選挙中に日に日に成長して、今や父親と比肩するほどになってきた感があるという。まだまだ伸びしろがあることだろう。純一郎氏が本当に壊してしまった自民党を息子が再生するというドラマ性も楽しいではないか。イチかバチか、進次郎氏に賭けませんか。
そのくらいの覚悟を決めなければ自民党は立て直せないだろう。若さと謙虚さのあとに「笑い」はついてくるはずだ。
ほんとにね。
選挙前の彼と、選挙後の彼は別人です。
オヤジを超える逸材というオーラを出してますよ。
過去には違ったかもしれないけれど、人は成長する生き物です。
今は違うのです。
実は、特に自民党にこだわる必要はなくて、有志はの方々で自民党を離党して新党を立ち上げるくらいで丁度いいのかもしれないけれど・・。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090918/stt0909180303004-n1.htm
実は、私と全く同意見なのです。
以前、当Blogでも述べましたが、私は自民党が解党的出直しをするためには河野太郎か小泉進次郎しかいないと思っております。
自民党の政治家一人ひとりに直接会って話を聞いたわけではないので、本当にいないのかわかりませんが、感覚的にそう思います。
昔の成功体験を引きずっている自民党のベテラン議員を見ていると、昔の自民党に戻れば昔と同じように国民から支持を受けることができると勘違いしている節がある気がします。
少なくても彼らが「保守本流」という時の「保守本流」の定義が何なのか、国民はその言葉の意味を問い直さなければならないと思います。
自民党が解党的出直しを本当に目指すのであれば、これまでとは違った形でリーダーを選ぶべきなのだが、残念ながら今回の衆院選で生き残ったベテラン議員達だけでは無理のようです。
いつもと同じことを繰り返しているようです。
ある閣僚経験者の恐るべき証言(山本一太)
http://ichita.blog.so-net.ne.jp/
さて、永世棋聖の言葉に戻りましょう。
彼は、次のように述べた上で持論を展開する。
私は政治に関しては全くの素人だが、勝ち負けの世界にあって先を読むことだけが取り柄の人間である。勝負と近未来の予測を語ってみたい
彼が述べているのは、緻密な分析に基づいた予測ではない。
勝負師としての勘である。
根拠があるわけではないが、なぜかそう確信するということだ。
私が私に対して答えを指し示す、そういった感覚なのだ。
これから先をどう読めばよいのだろうか。私は、国民の大多数が少なくとも過半数は、次は自民党に勝ってもらいたいと願っているのではないかと思う。ただし、条件が二つそろわないと実現しない。一つは民主党が失政することと、もうひとつは自民が立ち直ることである。
私は民主党の失政など願いたくもないので、自民が勝つための方策のみ書きたい。16日の首相指名はなんとか一致して第一関門を突破したが、次は誰を党首(総裁)に選ぶかにある。粛々と手順を踏んで、組織として間違いないアプローチで選んでもらいたい。最も大事なのは誰を選ぶかである。
私は政治家が勘違いをする原因は「選挙に勝ったこと」にあると思う。
「選挙に勝つ=自分が肯定された」と勘違いしてしまうのだ。
だから、選挙に勝つベテラン議員は自分が偉いのだと勘違いし、強い姿勢を持ってしまう。
だが、選挙結果というものが政治家本人に対する信任かどうかは明確ではない。
(この件に関しては後日まとめたいと思う。)
とにかく、リーダーを選ぶ際は、自民党もしくは国家にとって何がよいことかを基準にして考えるべきで、選挙に勝った偉い自分が判断基準であってはいけないのだ。
しかし、政治家というのは本当に自分は正しいと思う人の集まりで、困ったものなのだ。
「無知の知」から最も遠い職業なのである。
こんなことを書いてよいものかどうか、私は1人しか思い浮かばない。小泉進次郎氏(28)である。あっと驚く名前であろう。自民議員の中で、麻生太郎氏か小泉純一郎氏(進次郎氏の父親)か、どちらの方がより嫌われているのかは知らぬ。然れども今回、小泉進次郎氏さえ選出しておけば、次回は必ず自民は勝てると断言する。
なぜか。まず古い体質、しがらみを抜け出せない体質を一挙に払拭(ふっしょく)できる。次に、政治家として全くの新人である点だ。明治維新の立役者はほとんどが20代であり、その情熱が新しい国を作った。シンボリックな選択ではないか。3つ目は、小選挙区で民主候補に勝利した新人であることだ。これは重要であり、おろそかにしてはならない。4つ目は、その顔、ルックスである。コワモテ幹部の多い民主党から女性層を奪い返そう。
5点目も重要だが、小泉氏の複数の番記者情報によれば、今回の選挙中に日に日に成長して、今や父親と比肩するほどになってきた感があるという。まだまだ伸びしろがあることだろう。純一郎氏が本当に壊してしまった自民党を息子が再生するというドラマ性も楽しいではないか。イチかバチか、進次郎氏に賭けませんか。
そのくらいの覚悟を決めなければ自民党は立て直せないだろう。若さと謙虚さのあとに「笑い」はついてくるはずだ。
ほんとにね。
選挙前の彼と、選挙後の彼は別人です。
オヤジを超える逸材というオーラを出してますよ。
過去には違ったかもしれないけれど、人は成長する生き物です。
今は違うのです。
実は、特に自民党にこだわる必要はなくて、有志はの方々で自民党を離党して新党を立ち上げるくらいで丁度いいのかもしれないけれど・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます