進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

河野太郎が出る?!

2009-09-13 22:47:16 | 政治
初めに書いておきますが、この記事はいつにも増してかなり適当です。

河野太郎が自民党総裁選挙に意欲とな?!

そういうことであれば是非応援したい。
自民党で大きな可能性を感じる政治家は彼と小泉進次郎ぐらいだ。
今回の衆院選で小泉進次郎が意外にまともなのにビックリした
ってかみんなそう思ったんでないの?
私は彼について何も知らないが、でも見たらわかる。
やるやつは見たらわかるんだよ。
個別的能力において優秀かどうかの問題じゃないんだ。
資質の問題だよ。
企業の人事面接官だって長年やってると部屋に入ってきた瞬間で90%わかるっていうでしょ。
(多分、経験したことある人なら理解していただけるだろう)
問題は常にオヤジの影を見てしまう有権者からのプレッシャーに彼自身が勝てるかどうかだ。
選挙演説だって聴いたらすぐわかるでしょ。
この政治家には何か可能性を感じるだとか。
オバマがその代表例だよ。
(彼は今苦しい立場みたいだけど)

ベテランでまともなのは石破氏だけ。
私は常々政治に必要なのは「弱点と不知を認める勇気」だと思っているから、自分が賢いと思っているような政治家は嫌いなんだね。
無知の知」って2500年前の言葉なんだが、未だに理解されていないようだ。
自民党若手とかいってさも自分達が正しいこと主張しているかのような動きとか醜いしね。
残念だけど。

谷垣氏がいの一番で声を上げたが・・彼が総裁なら自民はあと数年這い上がれないだろうね。
彼には問題しか見えていない。
いや、本音をいえば「つまらない」の一言。
消費税の話すれば誠実だと思ってもらえるとでも思っている節もある。
政治の責任って、おいおいそんなことで責任をとれると思ったら勘違いだぜ。
散々無責任なことしておいて、そこだけ非連続的な解説は許されない。
今日というのは昨日から続いているんだ。
諸先輩方の所業を総括せずに先に進もうたってそうは問屋が下ろさんぜよ。
それに彼に改革ができるとは思えない。
無茶できなさそうだし国民に対して思考停止を促せるカリスマ性を感じない。
私が鳩山だったら谷垣が野党第一党の党首だったら嬉しいもの。
小さな政府になったら任せてもいいんじゃないか。

根拠もなく自民党と彼を批判するのはよくないことだが、床屋談義程度の愚痴とでも思ってもらいたい。
ちょっと程度が低い記事になってしまったかな。

「あるべき論」と「するべき論」を分けて考えてみる重要性

2009-09-13 15:20:50 | 政治
少し前に池田信夫氏が発起人のアゴラにて↓のような記事があったのでコメントをしてみた。
(livedoor IDはadvanced_futureです)

あとだしジャンケンでも良いと思います ―中川信博―

政治や経済ネタなんかについてはネット上の議論が最も(好き勝手言えるという意味でも)先鋭的なのだが、どうしても原理的なものになる傾向があると思う。
同じくアゴラ管理人である池田信夫氏は元NHKディレクターというだけあって、政策実現の裏にある政治的障害をよくご存知のようで政治的実現の難しさを前提にして(かつそれでも先進的な)提案をしている。
一部には彼の都合のよい解釈・引用について批判もあるが、私は彼の少し強引でもそういう切れ味の良さを高く評価している。(私が評価するかどうかは彼にとって関係ないだろうが・・)

いきなり話が少しずれたので元に戻そう。
そうだ。今回のテーマはついつい原理的になりがちな「あるべき論」とリアル指向の「するべき論」だ。

結論から述べれば、ネット上の議論はついつい「あるべき論」になりがちだ。
初めに勘違いされないように注釈しておくが、「あるべき論」が駄目だというつもりはない。
全ての始まりに「あるべき論」はあるべきだ。
問題は、「あるべき論」に終始してしまうことだ。

とにかく、そういうことは、特に自分は頭がいいと勘違いしているインテリ層に多い。
このことに右も左も関係なく、どの分野の人間にでもあてはまる。
だが、それではTVでお馴染みの評論家と同じことだということを良く知った方がいいだろう。
なぜなら、「あるべき論」は具体化されないからこそ「あるべき論」なのである。
無自覚的に責任の所在を曖昧にする論法だということを理解した方がよい。
換言すれば、「あるべき論」しか語らないやつは具体的解決方法をなんら持っていないと白状しているに等しい。
「あるべき」姿を具現化するために必死な人は「するべき論」をするはずなのだ。
そういう意味でオバマは今後窮地に立たされるであろうし、Doctor.鳩山は友愛の意味を問い直されることになるだろう。
(だが、私はオバマを応援している。)
(愛が宇宙で一番曖昧な言葉なのは前にも述べた)

国家戦略局の担当相に菅直人氏をアサインする人事について批判が多いが、それ以外の選択肢があったのなら教えて欲しい。
大きな政治的変換機にあって予想される最も大きな波は「既得権益者との闘い」である。
小泉政権下で改革を推進した竹中平蔵氏は改革が中途半端に終わった原因を、利権団体や圧力団体の抵抗と説明する。
そして、既得権益者と政治的に戦える唯一の職業は「国民の代表という印籠」を持つ政治家だけである。(竹中氏も途中で参議院議員になった。)
民主党にあって最も戦える政治家といえば、菅氏以外に思い当たらない。

もう一つ、民主党の程度の低そうに見える政策に対して修正を求める意見を表明するのはよくわかるが、そのリスクがあまりにも過小評価されている。
私も民主党にはブレて欲しい、だが、それは誰にとっても同じだ。
政策に介入の余地があることを認めることは、ある特定の利権団体に隙を与えるリスクをはらんでいる。
「マニフェストをより最善のものにするが、介入リスクを大きくする」ことと「マニフェストを愚直に遂行して、介入リスクを小さくする」こととの間にはトレードオフがある。
例えば、↓こんな動きが山ほどある。

政策実現のチャンス=民主党政権で-全トヨタ労連

我々はどうしても全人格的で完璧な政治を求めてしまいがちだが、そんなものは人間が政治を行う以上存在しえない。
人間が完璧では在り得ないからだ。
どれだけ洗練された人間も過ちを犯す。(しかも過ちは過去にしか存在しない)
魑魅魍魎渦巻く中にあって、我々が民主党に望むべきものは何か。
よく考えてみる事だ。

最後に一つ。
民主党が向かう先についての不満を述べる気持ちはよくわかる。
政権を奪取するためとはいえ、国民をバカにしたような政策も多い。
(選挙期間中、鳩山氏の演説を聴いたがバカバカしくてよく一生懸命聴いていられるなと聴衆に感嘆としてしまった)
しかし、民主党は民主党以上でもなければ以下でもなく、民主党でしかない。
100% Theoryではないが、民主党の枠内でしか政策を行えないのは当然だ。

遠くない将来、今回の政権交代で最も多くを学んだのは国民だったということになるだろう。
政治も国民もお洗練される必要があることを学ぶからである。

コロンビア大のジェラルド・カーチス教授がしっかりとした政党基盤のない日本には小選挙区は似合わず、中選挙区がよいと世迷言を繰り返しているようだが、そういう発想が日本を駄目にすることにきづくべきだ。
村上龍がNYTに寄稿したとされる文章が正しい。
日本人は今回の選挙で一歩を踏み出す覚悟を決めたのである。

時間がなく話しにまとまりがないが、リンク先のコメント等を読んでもらえば少しは理解してもらえるのではないかと思う。

※ちなみに記事自体の内容に不満があるわけではありません。