インドでなくしたカメラが、戻って来た！（驚！）

ご存知の通り・・・
娘が年末年始に二週間インドを旅行した際、
なんとカメラをなくしました・・・（チーン）

しかも、この度、無事に手元に戻りました！！！
（パチパチパチ・・・）

インドでモノをなくして戻ってきたナンテ話、
聞いたことなーい！！、、、と、、、
誰もが思う奇跡でしょ。
（わが娘ながら「持ってる」・・・笑）


インドで、、、ふと気づくとカメラがないっ！
盗られた、とかじゃなくて多分置き忘れ。
彼女の友人ネットワークを駆使して方々に連絡すると
仲良くなったタクシー運ちゃんのインド人のおじさんが
手を尽くして運転手仲間に片っ端から当たってくれ、
「バスの中にあったってよ」と連絡が。

早速取り置きしてもらい、
さて、受け取りに行かないと。
でもそこまで行くのにはスケジュールが・・・
と、思った時。
その近所に、これまた旅行で仲良くなった
インド人のおじさんがいる、ことを思いつき、連絡。
「いーよ～、取りに行ったるでー」

さて、ここからどうする？
日本に荷物で送る、という選択肢はないらしいことが発覚。
「とりあえず、預かっておいて～」
「OK」

娘、帰国。
その話を聞いた家族の誰もが思った。
「やっちまったな」

最悪、夫の会社のインド駐在の人に頼むか、
最近インド人の奥さんをもらったっていう夫の同僚の友人に頼むか。
娘なんか「私がまたインドに取りに行くわ」ナンテ
恐ろしいコトを言い出す始末。
（一生に一度の覚悟で送り出してやっと帰って来たのに）

そういえば・・・
長男がまさに、娘が帰る一ヶ月遅れのタイミングで
会社の研修で１０日間インドに行くことになってたぞ。
ホテルを聞くと、そう遠くない。
「兄、何とかして取ってきて！」（笑）

仕事がらみだし、自由はそんなにないし
そんなうまく行くもんかーと、内心では思いつつ
彼に託すしかない（笑）

結局、いろいろ手を尽くしてはくれたものの、
受け取るまでには至らず、兄帰国。
・・・・あーあ。絶体絶命。

ところがですよ、まさかの急展開。
兄の研修担当だったガイドの、友人のガイドが、用事で
「カメラを持ってるインド人」のいるあたりに行くので
取ってきてくれる、と。
兄が、担当ガイドに頼む。担当ガイドが、友人のガイドに頼む。
と同時に、娘がインド人に連絡する。

さあ、二人が会いました～、までこぎつけた時！
「信用できないから渡せない」と言い出すインド人（笑）。
なんでソコ？！いいから、大丈夫だから、渡してよーーー！！！と
兄妹の写真をそれぞれのルートで送りあい、
ほらね、同じ写真でしょ、的に照合するも
「信用できないから渡せない。
コイツにカメラを渡したら、一体どういうルートでN（娘）のところに
届くのか、俺に説明してくれ」みたいな。
（なんで今さらそんなに慎重？！）
英語のLINEが飛び交うこと一時間。
その時、偶然にも私は娘と東京駅で飲んでたんだけどね（笑）
ついに・・・その瞬間が・・・

「OK、渡すよ」

あれ？待てよ、その先はどうやって
娘のところにカメラが戻るのか？と思うでしょ。
実は長男の同僚が入れ替わりでインドへ研修に行くので
ガイドからガイドへ、長男の同僚へ、そして長男から娘へ。
二か月半の時を経て、カメラは無事に娘の元へ
たくさんの旅の思い出と共に返って来たのだった。

感動～～～（泣）


それにしても

娘のネットワーク、すごい。
誰とでも仲良くなれちゃう彼女ならではのエピソード。
そして何より、インドの人たち、みんな親切！！
「あいつらテキトーだから」と、親しみを込めて
娘がいつもインドの人たちをそう言っていたのが、わかる。
キッチリしすぎてる日本だったら、どうだったろうね。
少なくとも私は今後、インドの人が困っていたら
出来るだけ助けてあげたい、って思う。

ありがとう、インド！
娘の大好きな国。
旅行が悲しい思い出にならないでよかった、ほんとに。

（それにしても・・・カメラなくすなよ！って話）